こんにちは、さるあみです。
私は、とにかく人に恵まれています。
今から会おうといえば会える友がいて、
「こいつには負けたくない」と思えるライバルがいて、
辞めてきた職場には仲間がいます。
たった数か月で辞めた職場にすら、事あるごとに連絡をくれる仲間がいるほどです。
なかには10歳以上離れた関係だってあります。
みずみずしい感性、豊かな感性。
特に、手書きPOPという部分で先をゆく方との出会いは、本当にうれしいものでした。
いまはさまざまな価値観に囲まれていて、退屈とは無縁の毎日。
かつての『忙しさからくる無縁』とはまったく別物なので、楽しい人生を送らせていただいております。
ただ、そんな幸せ者の私にも、人間関係でひとつだけ得られていないものがあります。
「贅沢いうなよ!」
と、石を投げられそうですが言わせてください。
私が得られていないもの。
それは、
“酒飲みの友”
です。
日本酒を飲む人がいないというのはもちろんなのですが、そもそも、周りにお酒を飲む習慣がありません。
気の知れた友人と会うときも、席にお酒はないのです。
かつての仲間は、メンバーによってきます。
飲まない相手が主役のときは私も飲みません。
いまもよく会う仲間のなかには飲まない子がいるので、食事だけの会が増えました。
なので、
「これ飲んでみようぜ!」
とか、
「おまえそっち飲む? じゃあ、俺こっちにするわ」
とか、
「それそんなにおいしいの? 俺も飲んでみるわ!」
なんていう会話が妄想でしかできないのです。
日本酒を買って飲んでも、会って感想を共有できる相手がいないのです。
ひとりで飲んで、
ひとりでメモして、
ひとりでPOPに起こして、
ブログに落とし込む。
酒が静かすぎますよね。
人間ひとり、付き合える相手の数などそう多くはありません。
一人ひとりに仕事があって、プライベートがあります。
使える時間も有限です。
広げすぎると、いまある大切な人たちとの時間が薄れてしまいます。
私は、いまある人たちを大切にしたいです。
なので、酒飲みの友を得るなど過ぎた願い。
飲まずとも友がいること。
それ以上は望むことではありません。
ただ、少しだけ寂しくなってしまいました。
こんなにも人に囲まれているのに、なぜそれだけが叶っていないのか、と。
ん?
いや、ちょっと。
ちょっと待ってください。
冷静に考えれば、叶っていないのはそれだけではありませんでした。
私、彼女もいません。
え、ちょっと待ってください。
冷静になりましょう。
深呼吸をしてから改めて考えてみます。
私、彼女もいません。
ああ。
たぶんこっちの方が深刻です。やめましょう。
深く考えると寂しさも深まりそうです。
あなたにはお酒を飲みかわせる相手はいますか?
その方は、当たり前ではなく貴重な存在です。
どうか、いまあるその大切な関係を、より大切にされてくださいね。
という感じで締めようと思って書き始めたのですが、最後にとんでもない問題にえぐられてしまいました。
ちなみに、これを書いているのは9月の上旬です。
秋田では、少しずつ秋の気配を感じはじめています。
ここから11月にかけて、どんどん深まっていくのですね。
傷口が。
あなたにはお酒を飲みかわせる相手はいますか?
その方は、当たり前ではなく貴重な存在です。
どうか、いまあるその大切な関係を、より大切にされてくださいね(完璧な軌道修正)
ということで、今回はこのへんで。
これからも『日記』や『思っていること』などを挟みながら更新していきます。
「書いているのはこんな人なんだな……」と、ちょっと憐れみながら読んでいただけると幸いです。
ではでは!
※申し訳程度に日本酒の記事も貼っておきますね