こんにちは、さるあみです。
みなさん、秋田のご当地キャラクターといえば超人ネイガーが有名ですよね。
ツイッターのフォロワーが9万人を超す、秋田の誇りです。
けど、ちょっと待ってください。
ネイガーは、いわばご当地“特撮”キャラ。
世の子どもたちの目に輝きを与えてくれるヒーローです。
『おらがだのヒーローアカデミア』があれば、間違いなく主人公。
それならヒロインは?
「秋田のご当地キャラクターに“萌え”キャラっていないの?」
って思いますよね。
います。
いるんです。
とびきりかわいい萌えキャラが。
黄桜すい。
(※画像は諸事情により用意できませんでした……代わりにリンクを貼っておきます)
いまをときめく由利本荘市。東由利地区。
水と大地の里の良さを知ってもらうために。また、地域おこしのために黄桜すいは生まれました。
いろいろと「良くない方向』での話題が尽きない秋田県です。
なんとかして故郷を盛り上げたい。
その地元愛が輪となり、やがてプロのイラストレーターに届き、実現に至ったのです。
YouTubeチャンネルも存在し、秋田出身のラッパー「羅漢」氏ともコラボしており、活躍は多岐にわたります。
ですが、ここは酒ブログ。
なぜ『黄桜すい』に触れたのか。
その理由はもちろん、お酒に関連しております。
『ボツメキビール 黄桜すいラベル』
秋田の地ビールといえば田沢湖ビール、あくらビールのどちらか。
次点で、羽後麦酒でしょうか。
いずれにせよ、挙がるのはこの3つなのではないかと思います。
ですが、秋田の地ビールはそれだけではないんです。
ご当地で買ってこそ価値がある。
道の駅『東由利』。別名『黄桜の里』。
この、水と大地の美しき里にある『黄桜温泉 湯楽里』にて、ボツメキビールは買えます。
ボツメキ。
「そもそもボツメキビールのボツメキってなに?」
と思いますよね。
県民ですらあまり馴染みのない言葉です。
実はボツメキとは、この地ビールに使用された湧き水。
“ボツメキ湧き水”からとったものなんです。
東由利地区にある八塩山にこんこんと湧き出る水の名が“ボツメキ湧き水”。
その名の由来には、秋田弁が関わっているようです。
ぼつぼつと水が湧く様を秋田弁では『ぼつぼつめぐ』といいます。
それが短くなって、『ボツメキ』。
もともとの表現の『ぼつぼつ』という言葉になじみがないので、なんだか不思議な感じがしますね。
さて、そんなボツメキビールなのですが、実は全国酒類コンクールにおいて全国3位の実績があるんです。
ビールの種類としては、日本人になじみ深いピルスナータイプ。
他にはない『一升瓶』での販売もしており、大人数でも楽しめる仕様です。
さらにおもしろいのが、湧き水の成分の影響をもろに受けるため、つくられた年によって味に違いが生まれます。
ビール好きなら、その小さな違いに気づいて楽しめるかもしれませんよ。
黄桜すいのラベルを目で楽しんで、ビールを舌で楽しむ。
飲んだあとのボトルは飾るも良し。
楽しみ方は人それぞれですから。
いま、由利本荘市が熱い。
秋田の酒業界においてはいま、由利本荘市が熱いです。
NHKプロフェッショナル仕事の流儀にて取り上げられた雪の茅舎。
そして、同蔵元が開業した『カフェ・ショップ 発酵小路 田屋』の影響もあり、足を運ぶ方が増えました。
さらに昨年7月にオープンした『木のおもちゃ美術館』は、来館者10万人を達成。
さらにさらに、矢島町の花立牧場のカフェでは、「枝豆味噌」を使用したソフトクリームが販売開始。
新しい試みの数々がメディアに取り上げられ、いま由利本荘市が盛り上がっています。
観光地としての側面がもっと知れ渡ってくれれば、秋田に『住む人』も増えてくれるのではないでしょうか。
そして、『離れる人』も減ってくれるのではないかと思います。
おわりに
今回の記事はいかがだったでしょうか?
- ご当地萌キャラ『黄桜すい』
- ご当地ビール『ボツメキビール』
この2点を中心にご紹介してみました。
秋田にはまだまだ地元消費のお酒が眠っています。
そういったものを“お酒に限らず”紹介して、地域おこしの一助となれれば幸いです。
それでは今回はこのへんで。
みなさん、ここまで読んでいただきありがとうございます。
よい秋田での思い出を!