こんばんは、さるあみです。
いよいよ迫りくるお中元本番。
贈るものはもう決まりましたか?
まだの方はご注目!
47CLUBで見つけましょう、あなたにとって最良の逸品を。
ということで今回は、生貯セットのご紹介です。
酒どころ秋田県の夏は、生貯蔵酒と共にあるといっても過言ではありません。
なんだかややこしい表現になってしまいましたが、そうなんです。
よく冷えた生貯で、夜を冷やす。
これが秋田の夏の夜。
夏の夜の夢をみる前に、『キンキンに冷やして寝酒に一杯』なんて呑み方も素敵じゃないですか。
夏は夏らしい贈り物を。
お中元には、お中元でしか贈れないものを贈りたいですよね。
その点でいえば、今回紹介する『【秋田の地酒】生貯のみくらべ5選』は今年の新発売セット。
生貯蔵酒のセットを、“お歳暮の寒い時期に贈ろう”と思う方はいないと思います。
ですので、こちらは『夏らしくて』『お中元でしか贈れない』。
この両方を満たしていると言えますよね。
そんな生貯のみくらべセットに選ばれた5本ってどんな日本酒なんでしょうか。
1本ずつ見ていってみましょう。
37ある蔵の中から選ばれたのは実力派ばかり。
- 那波商店『銀鱗』
- 飛良泉本舗『飛良泉』
- 奥田酒造『千代緑』
- 秋田清酒『刈穂』
- 福乃友酒造『福乃友』
という上記のラインナップ。
県民の目から見てもわかります、いいチョイスだなぁって。
1、那波商店『銀鱗』
秋田市は土崎に蔵をかまえる那波商店の歴史は古く、200年を超える伝統があります。
土崎の地は、県民には『崎まつり』の愛称で親しまれる『土崎港曳山まつり』が有名です。
これが、たいへん賑わいを見せるんです。
そして何より、土崎住民の熱がすごい。
祭りにかける情熱が、ほかの秋田県民とは一線を画するほどです。
そんな土崎の地で愛され続ける『銀鱗』。
情熱的な地元民が愛した日本酒が、贈り物になるんです。
地酒って、こういうのを言うんですよね。
2、飛良泉本舗『飛良泉』
もはや言うまでもなしの古豪。500年を超える歴史ある蔵元、『飛良泉』です。
山廃という仕込み方にこだわり抜いた一本。
研鑽に次ぐ研鑽。
受け継がれる伝統。
その粋を集めたものが『飛良泉』というブランドです。
古い味ではありません。
古いものを削ぎ落としてきた味。
古くからうまくて、現代でもうまいのが飛良泉です。
ぜひ、贈り物にどうぞ。
3、奥田酒造『千代緑』
奥田酒造の生貯といえば贅沢品です。
なぜなら、大吟醸だから。
山田錦を40%まで磨いた逸品は、もはや作品。
日本酒度4.0のやや辛口な味わいと軽やかな口当たりが特徴で、夏の夜を涼しくしてくれること間違いなしです。
もらえる方が羨ましくなります。
4、秋田清酒『刈穂』
刈穂といえば、感性の掛け算。
熟練の杜氏と若き蔵人、そして繊細な感性をもった女性蔵人の3人4脚の酒づくりが特徴です。
新しい力を素直に吸収する心こそが、衰えることのない刈穂を支えているのですね。
そして、もうひとつの特徴が仕込み水です。
奥羽山脈由来のミネラル豊富な中硬水をつかうことで、刈穂らしいキレのある味わいを生んでいます。
「飲みやすいお酒は?」
「辛口でおすすめは?」
この2つの問いには刈穂で答えるがおすすめですよ。
5、福乃友酒造『福乃友』
福乃友といえば秋田犬のラベルが有名です。
その見た目の愛くるしさに手をとる女性も多いのではないでしょうか?
ですが、肝心な味も侮るなかれなのが『福乃友』です。
地下から汲み上げた軟水を、仕込みだけでなくすべての行程に使用するこだわり。
あえて食用米でつくることで米の旨みをたっぷりと引き出した『冬樹』。
ズシリと重い『蔵内原酒』。
などなど、挑戦的な姿勢が目立つ蔵元でもあります。
ラベルも含めて季節ごとに楽しませてくれるので、買い手も貰い手も目を離してはいけない蔵元ですよ。
まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか?
5つの蔵すべてに歴史があり、また特色があり、楽しめるラインナップになっていますよね。
日本酒の楽しみ方はさまざまですが、気になった蔵元を調べながら飲むのもまたひとつの楽しみ方です。
どんな背景があるんだろう?
他にどんな日本酒があるんだろう?
そういった興味が、一見すると重く見える日本酒の扉が『実は軽い』と気づかせてくれます。
贈り物として選びながら自分も楽しんでいることに気づいたら、扉はすぐそこです。
ようこそ、扉はもう開いていますよ。
それでは今回はこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
みなさん、よい出会いを。