こんにちは、さるあみです。
おお、高橋藤一杜氏よ……。
あまりの暑さから逃げるように筆をとる私をお許しください。
なにせ暑い。
エアコンをつけるかつけないか。
いったい何と戦っているのか。
つけないという選択。
過ち。
というわけで、気分だけでも涼むために。いってみましょう、荒走!
毎年、ボジョレーの時期に雪の茅舎がお届けする“荒々しい味わいの新酒生酒”
スーパーの酒担当者をやっていたころは、夏はもちろんお中元でした。
売上がもっとも出るとされるお盆です。
そこを超え、一息ついたのも束の間。
すぐに訪れるのが、この企画。
ボジョレー解禁。
ワインが苦手な私は担当者としてしか付き合わないイベントですが、その同時期にこの日本酒は発売されるんです。
『日本酒ヌーボー』として。
今回はかなりフライングして、価格、味わい、入手のしやすさの観点から紐解いていこうと思います。
どぞ、お付き合いを。
価格は、毎年破格の1100円(税抜き)前後!
扱いとしては『新酒』であり『本醸造』であり『生原酒』。
精米歩合は65%で、アルコール分は18度となっています。
去年の私が飲んで曰く――
まず香りが若いです! まだ青いリンゴを思わせます。
心地よくて小気味いいなぁ。
そして、新鮮でありながらも18度の重みが確かに感じられます。
口にふくむと顕著になり、フレッシュさの奥には常に強さが……。
この強さが暴れる暴れる。
口内のどこかに“ちょん”と触れればそこが辛さを覚え、慌てて転がして逃がすと逃亡先でも辛い思いをするんです!
さながら、触るものみな傷つけそうな若さッッ!
ハートがギザギザしてそうです。
というものですね(笑)
入手難易度は間違いなく『易しい』。スーパー、酒販店、どこでもござれ。
手にいれやすさでいけば間違いなくトップクラスです。
県内のスーパーならどこでも買えます。
雪の茅舎を扱う酒販店も、必ずといっていいほど置く商品です。
そして、入荷数も多く、販売期間も長い。
飲みたいと思ったら買える、ありがたい1本となっています。
時期がきたら改めて今年のものの感想を書きますが、それだといよいよボジョレーみたいだなぁ。
『100年に一度の出来栄え』
『今世紀最高の』
『4年に一度の開催』
なんだか日本酒にはあまり使いたくないですね!(笑)
日本酒好きなら抑えておきたいこの1本。
発売までアンテナを張って待ちましょう!
『今年も最高の出来栄え』で出てくるはずですよ。
それでは今回はこの辺で。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
みなさん、よい晩酌を!!