あきたさけ!

秋田と日本酒をこよなく愛する男の地域活性化ブログです

『プロフェッショナル 仕事の流儀』でも取り上げられた雪の茅舎。その名前の由来は?をまとめました。

こんにちは、さるあみです。

 

もともと人気で、秋田といえば雪の茅舎。

いつの時代も県民に愛されてきた1本ですが、テレビで取り上げられてからの勢いたるや破竹!!

入荷しても、気がつけば売場が空っぽ。

『常にある』という状態が維持できないお酒になりつつあります。

 

さて、そんな雪の茅舎。

名前に気品がありますよね。

どうしてこの名前になったのか。

少しだけ調べてみました。

 

f:id:saruami33:20190305010439j:plain

名付け親は、東京からきた『ある作家』

『ある作家』が、帰りの車中で雪に埋もれた茅葺屋根の家が点在している景色をみて提案したことが由来なのだそうです。

さすが作家。

目に映る景色を言葉にする力。表現力。

仮に我々であれば、さみしげに映った。あるいは美しく映っただけで、それを酒名に提案しようとまで思えません。たどり着けません。

作家という生き方には、点と点をつなぐ力があるのでしょうね。

 

さて。

その『ある作家』が何者か。

調べどもかからずで……誰なのかわからずじまいでした……。

 

ちょっと待って!

そもそも、『茅舎(ぼうしゃ)』ってなに??

当たり前に受け止めてるけど、話はそれからじゃない??

 

いえす! ごもっともです。

『茅舎』とはズバリ、かやぶきの家のことです。

茅屋(ぼうおく)ともいうようですが、私は『茅舎』のほうが気品を感じられる気がします。

いずれにしても、秋田の冬景色をイメージした素敵な名前ですね。

 

他の銘柄も書き出してみる

齋彌酒造=雪の茅舎のイメージになりつつあるので、他の銘柄も書き出してみますね。

  • 聴雪
  • 花朝月夕

どちらもわびさびを感じるものとなっています。

 

『聴雪』とは……雪の音を聴くこと。

雪の気配を感じ取れるほど心静かな心境を表す言葉なのだそうです。

この単語だけで、風も黙る静けさと、降る雪がイメージできますね。

 

『花朝月夕』とは……春秋のさかりの気候のよい時のこと。

春だけでも秋だけでもなく、その両方のさかりを指すんですね。

花の咲く春の朝と、名月照らす秋の夕べ。

そのどちらも楽しむことを言うらしいです。

 

先人の季節を楽しむ言葉選びは美しいなぁ。

私からはぜったいに出てこない言葉だ……。

 

まとめ

先人たちの、景色を言葉に残す技術。季節を詠むという心。

それらが、酒の質を表す言葉として使われたんですね。

現代にはない趣。

失われつつあるわびさびを、若年層にどう継承していくのか。

それは伝統を仕事にする方々全員の、大きな課題となっていきそうです。

 

それでは今回はこの辺で。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

みなさん、よい休日と、よい今を。