こんにちは、さるあみです。
このコラボ、いろんな意味で驚かれた方も多いのではないでしょうか。
たとえば価格。
日本酒1本とアヒージョがついたセットで、価格はなんと6,000円です。
「!?」
いくらなんでも高すぎですし、なかなかポンと出せる金額ではありません。
まして、ゆきの美人の購入層とマッチしているようにも思えません。
いったい、なぜこれほどまでに高いのか。
実は、そこにはこんな秘密がありました。
レメデニカホってどんなお店?
レメデニカホは、にかほ市で2018年4月にオープンした『自然派フレンチとワインペアリング』のお店です。
食べログによると、
- ランチの予算は6,000円~
- ディナーの予算は15,000円~
潟上市生まれのシェフが、秋田の食材と発酵食文化をもちいることで“にかほ産フレンチ”を実現しています。
また、ソムリエも常駐しているため、食材にマッチしたワインが楽しめるのも大きな特徴です。
ちなみに、NEXT5のこれまでを綴った『美酒復権』によると、ゆきの美人の小林社長はワインにも精通されています。
今回のコラボは、小林社長がレメデニカホの渡邊シェフと親交があったことにより実現したそうです。
一見、日本酒とは縁の遠い世界に思えますが、意外なカタチでつながってたのですね。
秋田醸造ってどんな酒造?
マンションの1階部分がまるまる酒造となっており、全国的にみても特殊な構造となっています。
酒造りの大きな特徴は2つ。
- 全量純米
- 火入れはすべて瓶燗火入れ
いまでは珍しくなくなった全量純米蔵ですが、早期にとりかかったのがこの秋田醸造です。
純米酒だけでも2種類あり、『純米酒』は甘めに、『完全発酵』は辛めにと差別化もされています。
また、手間のかかる瓶燗火入れにこだわっているのも大きな特徴です。
瓶燗火入れとは、瓶を温めることでなかのお酒に火を入れていく手法をいいます。
機械での火入れとは掛かる手間と時間がちがうので、蔵によってはラベルに記載するところもあるほど。
『瓶燗一度火入れ』
という表記がまさにそれです。
特別なお酒に行われることが多いので、いろんなラベルをチェックしてみるとおもしろいですよ。
さて、そんな秋田醸造ですが、代表銘柄は2つあります。
ひとつは、ゆきの美人。
もうひとつが、竿灯です。
ただ、むかしを知る方からすれば『竿灯』のイメージが強いかもしれませんが、現在はほぼ『ゆきの美人』の一強となります。
酒質でよく言われているのは、酸の強さ。
これは小林社長のモットーにある『和食には日本酒で』という言葉に起因します。
無明舎出版『美酒王国秋田』のなかにはこのようにありました。
和食、特に魚介料理などに合う酒は日本酒において他にないと考えております。いかに和食の良さを引き出すかが、今後の日本酒の鍵になると信じて、きれいな甘みと酸味を特徴とした日本酒を今後も造っていきます。
出展:美酒王国秋田
今回のコラボでレメデニカホが提供するのは、“秋田の魚介をふんだんに使用したアヒージョ”。
まさに、ゆきの美人だからこそのコラボだと言えそうですね。
まとめ:秋田醸造とレメデニカホがコラボ。新鮮魚介とゆきの美人の相性に期待!
まとめるとこうなります。
出会うべくして出会ったコラボ、という印象になりましたね。
また、最初に驚きを隠せなかった『6,000円』という価格にも納得がいったのではないでしょうか。
秋田醸造がつくる珠玉の純米大吟醸×レメデニカホの魚介アヒージョ。
『安い!』とはまったく思いませんが、価格分の価値はあると感じます。
それに、アヒージョとの時間で飲みきれなかったとしても、もともと和食に合う日本酒です。
日々の晩酌にも寄り添ってくれるのではないでしょうか。
ご予約は、2021年11月末まで。
県内外のゆきの美人取り扱い店で受け付けています。
1200セットがなくなり次第終了となりますので、お早めにご予約ください。
それでは、今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
PS.
足を運んだことがないお店のため、レメデニカホについての情報がほとんど発信できませんでした。
調べただけのことを知ったように語ることもできず、情報不足になってしまい申し訳ありません。
※ゆきの美人のおすすめ銘柄はこちら