あきたさけ!

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『羽後麦酒 サキホコレ セッションIPA』の感想・レビュー:個性が香る!

羽後麦酒 サキホコレ セッションIPAの感想・レビュー

こんばんは、さるあみです。

 

正直に言います。

 

この記事を書く意味があるのか、相当迷いました。

なぜなら、もう売っているところが数えるほどしかないからです。

 

サキホコレを使用したクラフトビールを販売したのは、

 

  • 田沢湖ビール
  • あくらビール
  • 湖畔の杜ビール
  • 羽後麦酒

 

の4社。

 

上から3社は3000本ずつの販売でしたが、羽後麦酒は1000本のみの限定販売です。

そのため、入手困難なクラフトビールたちのなかでも、さらに入手の難しい1本となっていました。

 

「どこに行けばまだあるのか」

 

ではなく、

 

「そもそもどこなら取り扱ってるのか」

 

そういうレベルの話になってしまい、レビューしたところで響く相手がいるのか不安でなりません。

 

「へぇ~、おいしそう! で、どこに売ってるの?」

 

という問いに対して、「もうどこにも売っていません」という答えではあまりにも無意味です。

 

ただ、もしも。

もしも、『サキホコレを使用したクラフトビール』という試みが、“今年だけではなかったとしたら”。

この記事にも意味があるのではないかと考えます。

 

なので、来年また発売されると信じて、

 

“羽後麦酒 サキホコレ セッションIPA

 

をレビューしていきます。

それでは、いってみましょう。

 

 

羽後麦酒とサキホコレがコラボしたらこうなった!

羽後麦酒のいちばんの大きな特徴は、蔵の小ささにあります。

そのため、1000本限定というのは意地悪でもなんでもありません。

一度につくれる限界量。

それが、1000本限定のからくりでした。

 

小さくしか仕込めないというのは、一見するとデメリットにしか感じませんよね。

ですが、それだけではないんです。

小さく仕込めるということは、

 

“挑戦できる”

 

ということに他なりません。

そのため羽後麦酒は、今回のサキホコレ企画でも他3社にはない個性を提供しています。

その個性とは、

 

 

セッションIPAとはビールのスタイルのことで、IPAは『インディアペールエール』を略したものです。

 

インディアペールエールといえば、強烈な苦み。

日本ではヤッホーブルーイングの『インドの青鬼』が有名です。

よなよなエール』や『水曜日のネコ』をつくっている醸造所なので、そちらで覚えている方も多いかもしれません。

 

とはいえ、強烈な苦みとは、インディアペールエールのお話です。

羽後麦酒のビールはセッションIPA

インディアペールエールのなかでも苦みを抑えた、ライトなスタイルとなります。

 

さらに、忘れてはいけないのがコリアンダーシードです。

コリアンダーといえば、カレーにも使われるスパイスのひとつ。

フルーティーというよりはスパイシーなイメージがありますよね。

 

苦みを抑えて、スパイシーさを加える。

 

いったいどんな味わいに仕上がっているのでしょうか。

実際に飲んでみました。

 

『羽後麦酒 サキホコレ セッションIPA』の味はどうだった?

香りにクセッッ!

花のような香りはなく、やや臭みをともなったフルーティーな香りがあります。

これは好みが分かれるかもしれません。

正直、香りの段階ではまだ『うまい』とは思いませんでした。

 

ですが、味!

味でグンと惹きつけるものがあったんです。

 

味わいはたしかに苦みが強いです。

これは他3社にも共通していたもので、奥から甘みが出てきたのは湖畔の杜ビールだけでした。

 

ただ、羽後麦酒の苦みは、スパイシーさとフルーティーさで飲ませます。

スパイシーというと大げさに聴こえてしまいますよね。

“甘みではない華やかさ”と置き換えていいかもしれません。

甘みではない華やかさが、苦みを鮮やかに飲ませてくれるんです。

 

そして、その苦みもまた、サザエの肝のようなものではありません。

あくまでも柑橘類。

明るい苦みです。

それをスッキリと飲ませてくれるのだから、もうたまりません。

 

甘くないけど華やかで、苦みが明るく、あと味爽やか。

 

めっちゃうまいです。

香りこそ好みではありませんでしたが、味で心をグッとつかまれました。

 

 

田沢湖、あくら、湖畔の杜のサキホコレをつかったクラフトビールはこちら

それぞれが、サキホコレのデザインに寄せつつも、瓶の形やラベルで個性を生んでいます。

 

たとえば、田沢湖ビールのラベル。

サキホコレのデザインはもともと白地に独特な字体ですが、その白地を泡に見立てています。

 

www.saruami-sake.work

 

あくらビールは至ってシンプル。

サキホコレのデザインはそのままに、ラベル両サイドの商品説明に重点をおいています。

 

www.saruami-sake.work

 

湖畔の杜ビールは、蔵独自の技術を前面に。

赤い枠に白抜きで『酵母』や『ホップ』、『技術』を印刷することで、個性となる部分を目立たせています。

 

www.saruami-sake.work

 

『羽後麦酒 サキホコレ セッションIPA』の感想・レビュー:まとめ

今回、1000本限定ということで、本当に運がよかったというしかありません。

たまたま買えて、たまたま飲めた。

偶然に感謝します。

 

ですが願うのは、これが『偶然』ではなくなること。

『当たり前』になってほしいんです。

 

私ではなく、誰もが。

誰もが当たり前に買えて、おいしかったと言いあえるように。

また来年、再来年と、サキホコレのビールが生まれ出ることを祈ります。

 

それでは、今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

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