こんばんは、さるあみです。
『鳥海山 純米大吟醸』といえば、2000円以下でカートン入りというお得さでも人気な銘柄です。
そのため、贈り物として遣いやすい日本酒というイメージがあります。
実際、スーパーでの酒担当者時代は、お盆や正月によく売れていました。
購入者の用途まではわかりません。
ですが、ギフト用にせよ、手みやげ用にせよ、親族で楽しむ用にせよ、秋田の地酒として選ばれている1本です。
今回はそんな『鳥海山 純米大吟醸』を実際に飲んでみたので、私個人の感想とインスタグラムの口コミをあわせてまとめていきます。
あなたの日本酒選びの参考になってくれるとうれしいです。
それでは、いってみましょう。
- 『鳥海山 純米大吟醸』ってどんなお酒?
- 『鳥海山 純米大吟醸』の感想は?
- 『鳥海山 純米大吟醸』の商品情報
- 『鳥海山 純米大吟醸』のインスタグラムでの口コミは?
- 『鳥海山 純米大吟醸』の感想・口コミ:まとめ
『鳥海山 純米大吟醸』ってどんなお酒?
醸造元である天寿酒造には『天寿』と『鳥海山』、2枚の看板ブランドがあります。
なかでも『鳥海山』は300ml瓶も扱っているため、これから日本酒を飲まれる方にも取っつきやすいブランドです。
定番品には3種類ありますので、飲み比べて好みを探るのもおもしろいかもしれませんね。
さて、今回は3種のなかでもハイエンド。
『純米大吟醸』をレビューしていくのですが、受賞歴にも華々しいものがあります。
直近のものだと、
- ワイングラスでおいしい日本酒アワード2020:金賞
- インターナショナル・サケ・チャレンジ2020:銅賞
特に、ワイングラスでおいしい日本酒アワードは賞レースの常連です。
私が酒担当者だったころも、毎年のように賞獲得のPOPが届いていました。
スーパーマーケットにおいては今までもこれからも、香り高い地酒として棚に並び続けていくであろう1本です。
『鳥海山 純米大吟醸』の感想は?
実際に飲んでみて感じたのは、シンプルで昔を感じる純米大吟醸だということ。
「昔を感じる」といえば褒めていないように聴こえてしまうかもしれませんが、これはポジティブな意味でとらえてください。
香りは豊かで、甘みがあります。
これはワイングラスに注ぐとさらに立ち上るのではないでしょうか。
ワイングラスがなくても、口の方がすぼまったグラスであれば同様の効果が期待できるはずです。
味わいは、しっかりとしたコクのある甘み。
これは飲みごたえがあります。
さらに、舌が慣れてくると苦みや渋みも感じられます。
とはいえ、けっして複雑な味わいではありません。
あくまでもシンプルに、古きを思う甘みある1本という印象でした。
ちなみに、後述する口コミを先取りしてしまいますが、こんな口コミがありました。
「三温糖のようなコクのあるやさしい甘さ」
この口コミをみた瞬間、私はおもわず膝をうちました。
「それだ!」と。
ちょっと重みはあるのに、やさしくて苦しくない甘さ。
すごい表現をされる方がいらっしゃったと、ただただ感嘆してしまった次第です。
『鳥海山 純米大吟醸』の商品情報
ほんのちょっとの注意点として、ラベルが水に弱いです。
特に夏場。
温度差が大きいため、ボトルがかなり汗をかきます。
写真をとられたり贈り物にしたい場合は、温度差があまりない環境でお遣いください。
『鳥海山 純米大吟醸』のインスタグラムでの口コミは?
先ほど少しだけ触れてしまいましたが、インスタグラムでの口コミをいくつか紹介させていただきます。
- 花の蜜のような、三温糖のような、コクのあるやさしい甘さがおいしい
- きれい、華やか、メロンのような香り
- 美山錦らしいスンッと消えるすっきりとした味わい
- 常温帯でもキレがよかった
- 甘くて香りもしっかりしてる
- 女性にもおすすめ
- ワイングラスで香りがもっと華やかに
- 間違いない美味しさ
他にもたくさんの口コミがあったのですが、なかにはあの世界的アルピニストである野口健さんの姿もありました。
しかも投稿を拝見させていただくと、秋田の地酒がひんぱんに登場するではありませんか。
なかでも、天寿のお酒は大絶賛!
拝見していて、私までうれしくなってしまいました。
地元のお酒を褒めていただけるのって、うれしいことですよね。
本当に、感謝しかありません。
『鳥海山 純米大吟醸』の感想・口コミ:まとめ
『鳥海山 純米大吟醸』の日本酒度は+1と、数値でみれば限りなく中口になります。
感じ方はさまざまで、「キレがよかった」という方もいれば、「消えるすっきりとした味わい」という方もいらっしゃいました。
私もキレというよりは「消える」ほうに賛成で、どちらかというと甘みが目立ったように思います。
なので、辛口好きの方にはあまりオススメはできません。
ですが、それ以外の方。
そして女性の方には、一度は飲んでいただきたい1本です。
やっぱり、名前をみるだけで地元のお酒だとわかるのは、それだけでも素敵なことですよね。
特に、贈り物や帰省の時期。
秋田の日本酒で乾杯したいときに、一見しただけでわからないのは困ります。
「これ、どこのお酒?」
とは聞かれたくありません。
そんなときは、ぜひ鳥海山。
秋田の地酒で乾杯してくださいね。
それでは今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。