あきたさけ!

秋田に生まれて34年。秋田市のグルメやカフェ、そして地酒の魅力をお伝えします。

【天寿 かすみ純米 生酒】の感想・評価:おだやかな酸味とゆるやかな消え味。飲みやすさに驚くこと間違いなし!

『天寿 かすみ純米 生酒』の感想・評価

こんにちは、さるあみです。

 

ウイスキーや焼酎のように、もともとのアルコール度数が高いものだと1度や2度の差って気になりませんよね。

たとえば、40度と42度。

これだと誤差にしか感じません。

でも、缶チューハイだとどうでしょうか。

2度の差って意外と大きいですよね。

サントリーの『ほろよい』とキリンの『氷結』くらいの違いがあります。

 

実はこれって、日本酒にも大きく当てはまるんです。

 

今回ご紹介していくのはそんなお酒。

 

天寿酒造【かすみ純米 生酒】

 

アルコール度数14度の1本です。

 

 

『天寿 かすみ純米 生酒』ってどんなお酒?

『天寿 かすみ純米 生酒』(以下、かすみ純米)は、由利本荘市矢島町にある天寿酒造のお酒です。

天寿酒造は、『ワイングラスでおいしい日本酒アワード』や『全国燗酒コンテスト』、『インターナショナル・サケ・チャレンジ』といった大きな大会での賞常連。

酒造としては“世界6位”の称号をもつ、秋田を代表する酒蔵です。

 

そんな天寿酒造がつくる『かすみ純米』の大きな特徴は2つあります。

 

ひとつは、薄いにごり。

そしてもうひとつが、アルコール度数の低さです。

薄いにごりについては味の感想で触れるので、まずはアルコール度数をみていきましょう。

 

かすみ純米のアルコール度数は14度。

一般的な日本酒のアルコール度数は16~17度ほどです。

 

「いやいや、たかが2、3度の差でしょう?」

 

ぶっちゃけ私もそう思います。

ですが、冒頭でもお伝えしたように、缶チューハイに置きかえると2、3度って大きいんです。

『ほろよい』をジュースという人はいても、『氷結』や『本搾り』をジュースと呼ぶ人は少ないかと思います。

呼んだとしても「ジュース“みたい”」といったところではないでしょうか。

 

では、日本酒だとどうなんでしょうか。

 

それも含めて、味の感想についてお伝えしていきます。

 

『天寿 かすみ純米 生酒』の味は?

『かすみ純米』の味わいをひとことで表すならこうなります。

 

“やわらかくて軽快で、甘さ少なく酸味をもって消えるやや辛口”

 

こんなに詰め込むのなら黙って二言にすればいいのに

 

まず、低アルコールなので口当たりがめちゃめちゃ軽いです。

アルコール感が少ないため、舌への刺激も多くはありません。

わずかに感じる甘さはやわらかさ。

残る味わいは、穏やかな酸味とゆるやかな消え味です。

カーッとキレ上がることがない上に、うすにごりのまろやかさも手伝って、最後までスムーズに飲めてしまいます。

 

“おだやかな酸味を楽しみための日本酒”

 

飲み終わりに抱いたのはそんな印象でした。

 

『天寿 かすみ純米 生酒』の商品情報

  • アルコール分:14度
  • 酸度:1.6
  • 日本酒度:+3
  • 原材料名:米(国産)・米麹(国産米)
  • 精米歩合:65%
  • 酵母:KT901号
  • 使用米:美山錦100%

 

数値だけをみれば酸度は少しだけ高めで、日本酒度はやや辛口。

寒い地域でも育てやすい美山錦を65%まで磨いた1本です。

ふっくらとした厚みのある味わいを、低いアルコール度で軽快に飲ませる日本酒と読みとれそうです。

 

『天寿 かすみ純米 生酒』の感想・評価:まとめ

「『かすみ純米』は毎日の晩酌にはどう?」

 

そう問われれば、ちょっとオススメしづらい部分があります。

なぜなら、生酒だからです。

飲み方の自由がないところに、勧めきれない理由がありました。

とはいえ、生酒として、そして低アルコールの日本酒として楽しむのであれば素晴らしいお酒だと思います。

 

男女の集まる飲み会で。

また、女子会で。

ここから日本酒を始めて、徐々に度数を上げていくのもありなのではないでしょうか。

ぜひぜひ、あなたにも、おだやかな酸味と、その飲みやすさを堪能していただければうれしいです。

 

それでは今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

※合わせて読みたい

www.saruami-sake.work