こんばんは、さるあみです。
「たまには変わった日本酒が飲みたいなぁ」
なんて思っても、意外と選択肢に出てこないのがスパークリングの日本酒です。
流行ってないようで流行っていて。
流行っているようで流行ってない。
今か?
今飲むべきなのか?
迷っているうちに乗る流行がなくなっていて、飲む機会を失ってしまうんですよね。
というわけで今回は、秋田の古豪からスパークリングの日本酒をご紹介していきます。
買えるところも見かけることも多いのに、いざ買うとなると迷いが生まれてしまうのがスパークリング清酒です。
「わからない」ことを知るのには勇気がいりますよね。
まして、そこに金銭が発生するならなおさらです。
本記事を読むことで迷いは断ち切れますので、どうぞ最後まで楽しんでいってくださいね。
それではいってみましょう。
『スパークリング鳥海山 純米吟醸』とは?
『鳥海山スパークリング 純米吟醸』とは、秋田は県南にある天寿酒造でつくられている日本酒です。
天寿酒造は2019年、世界酒蔵ランキングにおいて6位の成績をおさめました。
このランキングの基準になるのは、国内外でのコンテストでの受賞成績。
受賞成績をポイント化して順位を競います。
つまり、ひとつの賞では上位をおさめることが難しいランキングといえます。
天寿酒造は、ワイングラスでおいしい日本酒アワードで最高金賞を獲得しており、それが順位を大きく上げる要因になったとされています。
品質が評価されるということは、蔵全体が評価されたのと同義です。
特定の銘柄だけでなく、すべてが優れている証にほかなりません。
ただ。
ただ、どうなんでしょう。
今回ご紹介するのは、天寿酒造でも挑戦的な一本です。
『スパークリング』というのはどう評価されたのか。
気になる結果は、このようになりました。
“ワイングラスでおいしい日本酒アワード2020:金賞”
古豪の挑戦は、見事な評価をうけました。
ワイングラスで楽しめるということは、世界で戦うことにもつながります。
日本人だけでなく外国の方でも楽しめる一本といって良いのではないでしょうか。
つづいて、日本人の舌でどう感じたのか触れていきますね。
『スパークリング鳥海山 純米吟醸』の味は?
やっぱりスパークリングは香りが立ちます。
気泡と香りが涼をはこびます。
味わいは甘口でありながらも硬く、舌の上でほどけることなく爽快にすーーーーーっ!
硬いからいいです。すごくいい。
いくらでも飲めてしまう透明感があります。
でも。
しかしです。
注意してほしいのはアルコール分です。
アルコール分、なんと14度。
スパークリング=低アルコール。
そんな風に考えていた時期が俺にもありました。
飲みきったあとに気づいたんです。
そして、立ち上がったときにもっと気づかされました。
ついつい飲みすぎてしまう軽快さに、くれぐれも注意してくださいね。
『スパークリング鳥海山 純米吟醸』の商品情報
スパークリングから要冷蔵をイメージしますが、実は火入れ酒です。
保管のときは常温でも問題ありません。
ただ、飲むときはやっぱり冷やしたほうがおすすめ。
開栓時の吹き出しには注意してくださいね。
『スパークリング鳥海山 純米吟醸』の感想・評価:まとめ
『スパークリング鳥海山 純米吟醸』はこんな人におすすめです。
夏にはまだ早いですが、よく冷やして涼を感じたい日本酒です。
飲みやすい飲みやすいと言って飲みすぎる、飲兵衛にはもってこいのお酒となっております。
飲みきったあとに気づく酔いには恐ろしいものがありますね。
ぜひ、ひとりではなく誰かと飲んでいただきたく思います。
女性にがぶがぶ飲ませるのはNGですよ!
約束です。
それでは今回はこのへんで。