あきたさけ!

秋田に生まれて36年。秋田市のカフェ、地酒、お得な情報をお届けします。

いま、こんなことやってます【手書きPOP100枚チャレンジ】

手書きPOP100枚チャレンジ【1~6枚目】

『手書きPOP100枚チャレンジ』

 

それは、私が付けたネーミングそのままの企画。

期限を6月末とし、それまでにPOPを100枚書くだけというシンプルなものです。

 

今回は、ブログそっちのけで“なぜこんなことをはじめてしまったのか”について書いていきます。

インスタグラムをフォローしてくれている方にとっては投稿とおなじ内容になります。

ご注意ください。

ではでは、よーいスタート!

 

実は私、これまで手書きPOPにはいい思い出がありませんでした。
『トラウマがある』と言ってもいいかもしれません。

 

話は、私がまだスーパーでお酒担当者をやっていた頃まで遡ります。

 

一般的なチェーンのスーパーと言えば、決まったフォントに決まったフォーマット。
サイズも決まっていて、デジタルなPOPがよく見られますよね。
求められるのは、統一感。
整然とした美しい売場づくりがもっとも重要です。
なので当時、私のいたスーパーでは『手書きPOPはNG』という風潮がありました。

 

「POPの申請を怠った結果」

 

という考え方だったんです。

ですが、私の考え方はちがいました。

 

「絶対に手書きPOPの時代がくる」

 

チラシに載る『日替わり商品』や、『週間』『月間』の特売品。
あらゆる商品がなんらかの理由で安くなっている時代です。
それに、ドンキホーテと争っても価格では勝てません。
風車に突撃するくらい無謀な話です。
なのでもう、中途半端な価格で商品を目立たせるのは不可能だと感じていました。

 

ならば、どうするのか。
『価値で売る』しかありません。

 

私は飲料部門ももっていたので、意識させるべきは『健康』だと思いました。

「単価の高い野菜ジュースを、健康志向の方に向けて売ろう」

そこではじめて、手書きPOPを書いたんです。
書いたこともないのに。
見様見真似で。

 

出来映えはひどいものでした。


文字を目立たせることもなく、大胆にも一発書き。
新商品の売場を減らしてまでつくったコーナーは、なんとも『みすぼらしいもの』になりました。

その結果、バイヤーに言われた言葉がこちらです。

 

「なんか意味のわからないことやってるけど、ちゃんとPOP申請してな」

 

本当にショックでした。
今になって思えば、『納得してしまうほどのもの』を見せればよかっただけのことです。
それができなかった私に非があります。

 

ですが当時の私は、ただ、ショックだったんです。
売上を上げようと考えたことが、「意味のわからないこと」と一蹴されてしまった。
この経験は、いまでも思い出せるほど私に深く刻まれています。

 

なので、手書きPOPにはいい思い出がありませんでした。

 

と、ここからがようやく本題です。

 

そんな思い出があるのになぜPOPを書くのか。
もう辞めているのになぜ書き続けるのか。
そして、なぜこんな企画をはじめてしまったのか。
その理由は、

 

言葉の力を信じているから、です。

 

いいものと出会えば手に力が入ります。気持ちがこもります。
短い文章でどこまで伝えられるか、しこたま考えます。
それは、商品と向き合う時間です。
調べれば知識になり、振る舞えば共有できます。

 

私は日本酒が好きです。
だから、気持ちで伝えたい。
手で伝えたいんです。
そしてそれは、珍しい試みとして、人を楽しませることができるのではないかと思っています。

 

実はつい最近、この珍しい試みがひとつの実を結びました。
その『実』とは、POPの依頼。
由利本荘市大内地区にオープンした『酒のまるけん』さんより頂いたものです。
「お店のPOPを書いてほしい」というものでした。

 

  • お店のアピールポイント
  • 店主の気持ち
  • 先につながる広告効果

 

などをひたすら考え、「ついにオープン!」というコピーから書きあげました。

 

これは内緒にしてほしいのですが、正直、感謝しかありません。
人のために考える時間は、本当に充実していたんです。
なので、1周年の際にはまたPOPを贈りたい。
そう考えています。

 

が、しかし。
しかしですよ。

 

この『酒のまるけん』、只者ではありません。
唯一無二の酒屋をめざしており、日々の成長が著しいんです、ほんと。
オープン前におじゃました際は整然としていた売場も、1年後には趣味全開になっているのではないでしょうか。

 

はっきり言って、『萌酒』シリーズだけでも足をはこぶ価値のある酒屋さんです。

道の駅からも近いので、特産品である『長いも』を買えば最強の晩酌になります。

さらにさらに『酒のまるけん』、ウイスキーへの情熱も凄まじいんです。

『萌酒』を買いにきたはずがウイスキーを持っていた、なんてこともあり得ます。

 

立地の不利はあるかもしれませんが、そこにしかない価値がある。
『酒のまるけん』は、いつか本当にオンリーワンの酒屋さんになるのではないかと思っています。

 

だからこそ、私も『成長』しなければなりません。
1年前とおなじクオリティでなど渡せません。
頭ひとつ越えられたのならば、頭ひとつ越えかえす。
『まだ1年ある』ではありません。
『1年しかない』のです。
短い一生のなかの貴重な1年です。

 

『成長』するなら、ここしかない。

 

ということで、手書きPOP100枚チャレンジがはじまってしまいました。

 

ではでは、ここまで読んでいただきありがとうございます。
長文すぎて疲れていませんか?
ここからは目を休めて、ゆっくり過ごされてくださいね。

 

ではでは!