こんばんは、さるあみです。
今回は、田沢湖ビールのなかでも定番商品でありながら異彩を放つ、『ブナの森』を紹介していきます。
ビールの種類といえば、ピルスナーやアルト、ペールエールなどが有名ですよね。
銘柄でいえば、スーパードライや一番搾り、黒ラベルなんかも日本では良く知られています。
でも、『ブナの森』って初耳じゃありませんか?
少なくとも私は、田沢湖ビールに出会うまでは聞いたことがありませんでした。
というわけで今回は、
「ブナの森ってどうなの?」
と興味をもってくれたあなたと私のために、調べたことをお伝えしていきます。
この記事を読むことで、クラフトビールの素敵さに気づきます。
「ああ、田沢湖ビールっていいなあ」
と、他の田沢湖ビールにも興味をもってくれるに違いありません。
ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね。
それでは、いってみましょう。
- 『田沢湖ビール ブナの森』ってどんなビール?
- 『田沢湖ビール ブナの森』の苦み、味はどうだった?
- 『田沢湖ビール ブナの森』のインスタグラムでの口コミは?
- 『田沢湖ビール ブナの森』の商品情報
- 『田沢湖ビール ブナの森』の感想・口コミ:まとめ
『田沢湖ビール ブナの森』ってどんなビール?
『田沢湖ビール ブナの森』とは、日本で唯一、ブナの天然酵母をつかったクラフトビールです。
生まれたきっかけは、『輸入原料ではなく、秋田の材料だけでビールをつくろう』という試みから。
サンプルとして集められた樹液や土壌からは、200株以上の酵母が分離されました。
門は狭き1/200。
勝ち抜いたのが、ブナの天然酵母だったというわけです。
ちなみに、このブナの天然酵母にはちゃんとした『名前』があるのを知っていましたか?
『796酵母』
いまや1000種類を超えるとされる酵母のなかで、796番目に見つけられたことからその名が付けられました。
となると、777番目の酵母がなんだか羨ましくなりますよね。
逆に、666番目だとなんだか重たい話が生まれそうです。
さて、そんな『796番目』の酵母は、田沢湖ビールの技術でどのような味わいに仕上がったのか。
味わいの感想に移っていきましょう。
『田沢湖ビール ブナの森』の苦み、味はどうだった?
グラスにそそぐと、ビールはにごりある黄金色。
泡にも黄金色を映し、目でも美しさを感じる1本です。
グラスに顔を近づけると、香りの豊かさに驚きます。
ただ、アロマではないですし、ブナの香りも『わからない』というのが正直なところです。
それもそのはず。
私は杉の香りは嗅いだことがあっても、ブナの香りを嗅いだことはありません。
なので、ブナの香りがしていたとしても、感じ取れないのだと思います。
香りが逃げないようにグラスに手をかぶせて嗅いだ後は、いよいよ味です。
口に流すとやさしい味わい。
どこか独特な、鼻を抜ける爽快感があります。
この爽快感は、前面に出るようなものではありません。
本来ならば隠れてしまうほどの爽やかさが、苦みを抑えているからこそ感じられます。
この清々しさを『キレ』だと思わなかったのは、味わいがやさしいからです。
あくまでも、『のど』ではなく『口のなか』で起きるものなので、キレには当たりませんでした。
もうね、330mlなんてあっという間。
驚くほど飲みやすいので、あれよあれよという間になくなってしまいますよ。
公式で『女性にも人気』とありましたが、この飲み口なら頷けます。
苦みが少ないので、とりあえず誰にオススメしても問題ないビール、といった印象でした。
『田沢湖ビール ブナの森』のインスタグラムでの口コミは?
インスタグラムには田沢湖ビールを含んだ投稿が5000件以上あり、スタイルは見事にバラけています。
ですが、満遍なく見えても、やはり目立つのは定番のスタイルです。
指をスライドさせていくと、『ピルスナー』『アルト』『ケルシュ』『バイツェン』あたりが目立ちます。
では、『ブナの森』はどうなのか。
こんな口コミがありました。
- 爽やかな甘みがありながら、後に残らずスッキリと飲みやすい
- 麦芽の香りがかなり強い
- 少し独特?
- やさしい味わいでまろやかさが際立つ
- 苦みは抑えられているが酵母由来のスパイシーさ
- 余韻まで心地よい天然酵母のアロマとやさしい味わいは唯一無二
- ビールのおいしい部分を集めたような一杯
特に、最後の口コミ。
「ビールのおいしい部分を集めたような一杯」には、正直、感動すら覚えました。
私がつくったわけでもないのに、うれしくてたまりません。
この口コミは、ぜひ田沢湖ビールさんにも届いてほしい。
これほど造り手冥利に尽きる口コミは、他にないのではないでしょうか。
『田沢湖ビール ブナの森』の商品情報
- スタイル:スペシャル
- アルコール分:5%
- IBU:17
- 発酵方法:上面発酵
- 賞味期限:180日
苦みをあらわすIBUは17と、『桜こまち』『バイツェン』とおなじ数値です。
それぞれ特徴のあるおもしろい1本なので、苦み以外の違いを飲み比べるのもおもしろいですよ。
ちなみに、『ケルシュ』のIBUは20。
『ピルスナー』が28、『アルト』が32となります。
数値が高いほど苦いとされているので、好みの指標にしてみてはいかがでしょうか。
『田沢湖ビール ブナの森』の感想・口コミ:まとめ
最後に、箇条書きでまとめていきましょう。
『田沢湖ビール ブナの森』は、
- 日本で唯一、ブナの天然酵母をつかったビール
- 796番目に見つけられた酵母だから『796酵母』
- にごりある黄金色
- 泡まで美しい
- 香りは豊かで、味わいはやさしい
- ほんのり独特な爽快感
- ビールのおいしい部分を集めたような一杯
- 苦みをあらわすIBUは17
- 数値でみれば『桜こまち』『バイツェン』といっしょ
- 女性に人気
となります。
いかがでしたか?
「田沢湖ビールっていいなぁ」と思っていただけましたか?
『ブナの森』は、苦みの少ないスタイルが多い田沢湖ビールでも、群を抜いて少ないスタイルです。
贈りたい相手の好みがわからない。
相手の奥様も飲めるビールがほしい。
自分の好みがまだわからない。
そんな悩みを消し去るためのビールとして、選んでみてはいかがでしょうか。
本音をいうと、贈り物としてではなく、あなたに飲んでほしいんですけどね。
それでは、今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。