こんにちは、さるあみです。
一瞬、我が目を疑いました。
たけや製パン近くのデイリーヤマザキを訪れたときのことです。
手作りパンが買えることで有名な『工業団地店』。
そこでは『たけやのパン』も買うことができます。
私のお目当ては、ホットケーキ化された『アベックトースト』と『粒あんグッディ』でした。
棚ではなく平台に、新商品として置かれたホットケーキたち。
その背後に、奴はいたんです。
最初は、「眼鏡ではなく虫眼鏡をかけてきたか」と、私を疑いました。
ですが、よくよく考えてみたら、私は眼鏡ではありません。
コンタクトなんです。
なので、おかしいのは『ビスケットのサイズ』のほう。
比較してみると、中学生と高校生ほどの差がありました。
味わいは、もちろんどちらも同じ。
「大きいからどう」とか「小さいからこう」なんてことはありません。
“デニッシュ生地にビスケット風の生地を練りこんだ、やさしい甘さの菓子パン”なままです。
この、“やさしい甘さ”がたまらないんですよね。
素朴で、きっとどこかに同じような味のパンはあって、決して特別なものではない。
でも、私はビスケットを選ぶんです。
同じような味のパンがあっても、秋田県民ならビスケットを選ぶのだと思います。
だって、ソウルフードですから。
実は、アベックトースト、粒あんグッディの記事を書く際にも公式サイトを拝見したのですが、あまりの懐かしさに震えました。
スーパーやコンビニで何気なく見ていた数々のパン。
それらのほとんどが、たけや製パンだったんです。
3つの味が楽しめる『学生調理』も、
下にいくほど『ビッグカステラ』も、
手がベタベタになる『小倉フォー』も、
バナナ抜きに憧れる『バナナボート』も、
大人になるとより癖になる『コーヒー』も、
下の紙までうまい『北海道チーズケーキ』も、
真ん中の取り合いになる『カステラサンド』も、
明らかに油、明らかに糖分な『あんドーナツ』も、
一口目にクリームがいない『ホワイトスティック』も、
焦がして上面が真っ黒になりがちな『ホームロール』も、
レーズンのところだけ渋い顔して食べる『マーラーカオ』も、
かならず一旦剥がしてサンドしなおす『アベックトースト』も、
マーガリンが偏ってたときにしょんぼりする『粒あんグッディ』も、
パッケージが色違いでシンプルな『クリーム、あん、白あん、ジャム』も、
トーストして真ん中から割ったときのCM感がたまらない『グルメソフト』も、
“食べたことのないものがない”ほどに、知っているものばかりでした。
そして同時に、“変わらないものの変化”も感じたんです。
例えば、粒あんグッディはサイズを変え、シェアできる個数に。
コーヒーは、クリームだけでなく生地までコーヒーに。
バナナボートは大盛りに。
といった感じです。
ビスケットもまた、
- プチサイズ
- スティック
- チョコ
など、さまざまなニーズに応えています。
愛されてきた商品が、より愛されるように。
ロングセラーの要因は、味だけでなく“変化すること”にもあるのかもしれませんね。
この記事を読んで懐かしさを感じたあなた。
ぜひ、お近くのスーパー、コンビニなどに足を運んでみてくださいね。
秋田市川尻方面にいく予定のある方は、直売所やデイリーヤマザキを利用してみてはいかがでしょうか。
ではでは、今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
※アベックトーストと粒あんグッディがホットケーキに!?