あきたさけ!

秋田に生まれて36年。秋田市のカフェ、地酒、お得な情報をお届けします。

高清水限定!本当におすすめしたい銘柄3選【秋田酒類製造】

こんばんは、さるあみです。

 

高清水って、どこでも見かけますよね。

酒屋さんはもちろん、スーパーやコンビニにだって置いてあるほどです。

さらに種類も豊富で、普通酒からギフト用まで幅広いラインナップときています。

 

「いったいどれを買ったらいいのか」

 

多すぎるともう選べないですよね。

 

というわけで今回は、高清水のなかから本当におすすめしたい銘柄を3つ紹介していきます。

「知らない」「気になってた」

さまざまな感想をもっていただけると思います。

それでは、いってみましょう。

 

 

高清水限定。本当におすすめしたい銘柄3選

実をいうと私は、高清水のすべての銘柄を飲んできたわけではありません。

飲んだのは14銘柄。

通年のものだけでなく、県内限定、季節限定のものもあります。

なので、

 

「おすすめされても時期が……」

 

ということもあるかもしれません。

ですが、読むことで損はさせないはずです。

数ある高清水のなかで「とりあえずこれにするか!」と言っていただけると思うので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

高清水『純米大吟醸

まずは定番のなかの定番。これを外すことなどできません。

高清水への興味はここから始まると言っても過言ではない1本。

純米大吟醸

いちばんのおすすめポイントはここにあります。

 

“圧倒的なコストパフォーマンス”

 

県の奨励品種である『秋田酒こまち』を45%まで磨いた純米大吟醸ながら、価格は720mlで1,571円。

しかも、税込みです。

原材料の高騰により純米吟醸が1,800円台な世の中において、ちょっと異常な安さを誇ります。

 

とはいえ、安いだけなら高清水である必要はないはずです。

安価なお酒など探せばいくらでも見つかってしまいますから。

ならば、なぜ『高清水』なのか。

答えはかんたん。

 

“どこでも買えておいしいから”です。

 

探す必要すらありません。

酒屋さんにいく必要すらないんです。

最寄りのスーパーでも買えますし、運がよければコンビニでも買えます。

市場の網羅性がすんごい。

 

どこでも買えるお酒がおいしいなんて、最強だと思いませんか?

 

これは私個人の感想ですが、味わいは辛さがなくて伸びやか。

甘みがスッキリと喉をとおります。

正直、辛口好きには甘いかもしれません。

ですが、こだわりがなければ“秋田酒こまちをつかった日本酒として最上級”の1本です。

まさに教科書。

いい意味で遊びはなく、面白みもありません。

 

「秋田酒こまちを45%まで磨いて秋田流寒仕込みで仕込むとこうなります」

 

という設計図どおりの味わい。

そんな印象を受ける1本です。

 

PS.

この『純米大吟醸』を飲んだら、ぜひ同社の『丑三つ迄 生酛純吟』を飲んでみてください。

そちらも同じく、秋田酒こまちの45%精米。

ただし、味わいはまったくちがいます。

『高清水』だからできる、『冷や』と『燗』で活きる真逆の味わい。

季節にあわせて選ぶのがおすすめですよ。

 

www.saruami-sake.work

 

高清水『春の純米』

2本目からは季節限定品。

毎年、立春のころに発売される“春告げ”の1本です。

おすすめポイントは2つあります。

 

  • 圧倒的なコストパフォーマンス
  • 沁みないフルーティー

 

「それ、さっきも言ってなかった?」と言われそうですが、まずは圧倒的なコストパフォーマンス。

これは、高清水全般に感じるポイントです。

とにかく安い!

720mlで1,200円を切ります。

 

さらに、買えるお店を選びません。

ふらっと立ち寄ったスーパーで買えてしまいます。

 

価値で売る酒造からすれば、日本酒の敷居を低くしすぎているように感じるかもしれません。

ですが、買い手にとって「どこでも買える」はメリットでしかありません。

それが安定した酒質を誇っているのなら尚更ですよね。

 

肝心な味わいはというと、

 

“フルーティーさが、ぐわんっ”

 

奥深さはありませんが、舌の表面でメロンのような味わいが楽しめます。

舌に沁みないので、喉に至るまでがするする。

さらっと飲めるので飲み飽きません。

先ほど紹介した『純米大吟醸』に比べればやわらかさは劣りますが、疲れない口当たりは日常によく合います。

 

“衝撃”の度合いでいけば、純米大吟醸以上の驚きです。

ノーマークの1本が、私にとってのダークホースでした。

 

www.saruami-sake.work

 

 

PS.

「まだ発売時期じゃないよ!」という方に、おすすめな1本があります。

 

その名も、

 

『秀麗無比 しぼりたて純米』

 

『秀麗無比』シリーズのはじまりにして、最高のフレッシュさ。

味わいは『春の純米』に近いものがあります。

こちらは12月の発売なので、立春まで待てない方におすすめですよ。

 

秀麗無比『無濾過純米原酒』

3本目は、秋田県内限定販売の『秀麗無比』シリーズから。

『無濾過純米原酒』をご紹介します。

この1本、おすすめポイントはこちらです。

 

  • 濾過なし、加水なし
  • アルコール度が18.5度
  • 飲み方自由

 

この濾過、加水なしが何を意味するのか。

 

……強いんです。

 

パンチがあります。

重みがあります。

凄みがあります。

 

低アルコールの時代が来ているなかで、あえての18.5度です。

味わいは、+2度のやや中口。

辛さは感じづらく、甘さも酸味によって抑えられています。

そしてこの1本、何がすごいって『やわらかい』んです。

 

重い、けど、やわらかい。

 

高清水らしく、遊びのない質の良さが感じられます。

ガツンとくるだけではありません。

そのままでも飲める飲みやすさも兼ね備えているんです。

 

とはいえ。

とはいえです。

 

やっぱりさすがは18.5度。

強いものは強いです。

「飲める、飲めるぞ」とルンルンで飲んで、頭がガンガンするのは私だけで十分。

 

“ここはロックでいきましょう”

 

実はこの『無濾過純米原酒』、公式がオンザロックをおすすめしています。

個人的には、「日本酒としてはちょっと薄いかな」くらいがドンピシャ。

ちょっと崩れてしまったくらいの味わいが、私には深く刺さりました。

 

いまや日本酒の飲み方は自由です。

「こうでなきゃいけない」なんて先入観、価値観は時代遅れ。

そんなものは取っ払って、ぜひ、あなたの好きな飲み方で楽しんじゃってください。

 

www.saruami-sake.work

 

 

PS.

『秀麗無比』の『無濾過純米原酒』は、2月の発売。

「そこまで待てないよ!」というあなたにおすすめな1本があります。

 

それは、『秀麗無比』シリーズではなく、『高清水』の『無濾過純米原酒』。

瓶が紙で包装されているのが特徴の1本です。

本当に内緒でお願いしたいのですが、私はこれらの2本についてこう思っています。

 

「同じお酒じゃない?」

 

それくらい、片方が消えても片方を推せる2本です。

『秀麗無比』の発売にともなって『高清水』のほうが終売になっていても、まったく驚きません。

それほどに、“どちらを飲んでもいい”と思っています。

ぜひ、見かけたほうを飲んでみてくださいね。

 

まとめ:設計図どおりの味わいに仕上げる凄さがある酒造『高清水』

というわけで今回は、数ある高清水のなかから3本をセレクトしてみました。

季節限定品が中心となってしまいましたが、いかがだったでしょうか?

 

高清水といえば、どこでも買えるブランド力があります。

それは軽視されがちなもので、特に『価値で選ぶ方』には顕著かもしれません。

 

私もなるべくは『どこでも買えるもの』を中心に飲んできたつもりです。

ですが、『買えないもの』として高清水を選んだことはありません。

『ワクワク』をもって選んだこともほぼありません。

なので、どこかで後回しにしていた部分すらあるんです。

 

ただ、飲むたびに思います。

 

“高清水には設計図どおりの味わいに仕上げる凄さがある”と。

 

「こうなった」ではなく、「作りたいものを作った」という味わいがあるんです。

発酵を扱う業界において簡単ではないことを、当たり前に行っている。

ラベルに書いてある情報が、そのまま味になる。

 

すごいです、ほんと。

 

と、ここであなたに最後の一押しができれば良いのですが、うまくまとまりません。

終わり良ければなんとやら~なのに、ここに来て失速です。

悩んでも正解に辿りつけそうにないので、諦めましょう!

 

今回はこのへんで。

今回もここまで読んでいただきありがとうございます。

他の酒造のおすすめも書き始めているので、そちらもぜひ読んでみてくださいね。

 

※出羽の冨士のおすすめ銘柄はこちら

 

www.saruami-sake.work