あきたさけ!

秋田に生まれて35年。秋田市のカフェ、地酒、お得な情報をお届けします。

【高清水 春の純米】の評価・レビュー:このコスパでこのメロン感。おいしい!

高清水 春の純米の評価・レビュー:まとめ

 

こんばんは、さるあみです。

 

『高清水 春の純米』がラベルデザインを新たにして発売されましたね。

以前は、緑色のボトルにピンクのラベル。

文字のみを銀色で抜いた、ちょっとこってりしたデザインでした。

 

対照的に、2022年は穏やかな色使い。

そして、やさしい配置。

これまで手に取らなかったであろう世代にも届く、かわいらしいデザインです。

 

となると、あとはどんな味なのか。

気になりますよね。

安くてどこでも見かける。

だからこそ、不安はあるものですから。

 

というわけで今回は、ラベルデザインに魅かれてまんまと買ってしまった筆者が、『高清水 春の純米』を紹介していきます。

どんな日本酒で、どんな味わいに感じたのか。

最後まで楽しんでいってくださいね。

それでは、いってみましょう。

 

 

『高清水 春の純米』ってどんな日本酒?

『高清水 春の純米』は、秋田市にある『秋田酒類製造』がつくる『春限定酒』です。

 

発売は、毎年2月上旬。

立春のころに発売されます。

 

そのため、順序でいえば“新年最初の純米酒”。

この数年はコロナウイルスの影響で中止になっていますが、例年であれば、蔵開放のときに振舞われるお酒としても知られています。

 

そんな『高清水 春の純米』ですが、目立つ部分といえばやっぱり『価格』ですよね。

720mlだと、税込みでも1,029円!

あえて税抜きで書けば1,000円を切ります。

 

正直、季節限定という単語は“放っておいても買い手が現れるワード”です。

なのに、そんなに安くていいのかと。

安いのはうれしいけど、やっぱり不安と心配が勝りますよね。

 

でも、ちょっと待ってください。

 

では、『高清水 春の純米』は、コストのために品質を犠牲にした日本酒なのでしょうか。

いいえ、そんなことは一切ありません。

むしろ逆。

『高清水 春の純米』は、

 

“1年でもっとも水と空気が冷たい時期だからこそできた、秋田流寒仕込みの理想形を目指した1本”

 

なんです。

 

『理想形』ではなく『目指した』なのは謙虚さか。

はたまた、『藤岡弘、』氏とおなじく『いまだ我、ならず』を意味しているのかはわかりません。

ですが、いずれにしても志高く造られた1本には他なりません。

 

そんな厳寒の冬に仕込まれた新年最初の純米酒は、いったいどんな味わいだったのか。

実際に飲んでみました。

 

『高清水 春の純米』の感想は?

『高清水 春の純米』の味わいをひとことで表すのならこうなります。

 

“ちょっと待って!おいしい!”

 

実をいうと筆者は以前、蔵開放のときにこのお酒を飲んでいます。

そのときの感想は、甘みが強く、伸びやか。

あまり好みの味ではありませんでした。

 

ですが今回、その感想は180度回転します。

 

香りは穏やかながら、芯に鮮やかさをたたえます。

 

味わいからは、月並みですがフルーティーさが“ぐわんっ!”

ただ、このフルーティーさは、奥までいかないフルーティーさ。

奥深くではなくあくまでも表面で、メロンのような青さを感じます。

 

私はメロンを思い浮かべましたが、人によってはジューシーさのないマスカットをイメージするかもしれません。

若くて青い果実感。

それも沁みないタイプのうまみなので、さらさらっと入ってきます。

 

正直、かつての経験と日本酒度から甘口を想像していました。

+1となればほぼ中口。

辛口に慣れている人なら甘口と捉えてもおかしくはありません。

 

ですが、この飲みやすさ!

 

スッキリと喉をとおる感覚に、ひたすら驚かされます。

やや高めの酸が甘みを包んで絶妙なバランス。

『辛くない』味わいが、とにかくグラスを進ませるんです。

 

ここで改めてコスパにふれましょう。

720mlで1,029円。

この罪悪感のなさよ。

飲みすぎてもいいんです。

だって、とってもお買い得だから。

 

なので、改めて『高清水 春の純米』の感想をひとことに落とし込むとこうなります。

 

“大きな感動こそないけど、小さな不満もない”

 

若い純米酒としてのどかにおいしいお酒です。

あえて不満を挙げるとすれば、季節限定であることでしょうか。

できることなら通年で、普段づかいとして楽しみたい1本でした。

 

『高清水 春の純米』の商品情報

  • 精米歩合:麹米60%・掛米65%
  • 酵母:協会601号
  • アルコール度:15.5度
  • 日本酒度:+1
  • 酸度:1.8
  • アミノ酸度:1.6
  • おすすめの飲み方:冷やして

 

『高清水 春の純米』のインスタグラムでの口コミは?

Instagramへの投稿にはこのような感想がありました。

 

  • ふんわり柔らかな香りとしっかりとしたコクが魅力
  • ラベルも春らしくてとっても可愛い
  • 飲みやすいだけでなく、コスパも良い
  • カキと日本酒の相性は最高
  • ホタルイカといっしょに

 

カキ、ホタルイカ……こういう単語を見ちゃうと合わせたくなりますよね。

口に含んだときの香りが高いので、ぶつ切りにしたタコを頬張りながら飲むのもいいかもしれません。

揚げ物……ではないかな(笑)

 

『高清水 春の純米』の評価・レビュー:まとめ

せっかくの『春の純米』です。

「ぜひお花見の席で!」と言いたいのですが、それは関東よりも西のおはなし。

秋田の桜は4月下旬に見ごろを迎えます。

そのため、桜を見るころにはスーパーでも見かけなくなっているかもしれません。

 

なので、今がチャンスです。

 

開花を待っていては機会を逃します。

秋田の長い長い冬に、ひと足はやく春を運ぶ1本。

なくなる前に、一度飲んでみては?

 

ちなみに、これは私のひとりごとなのですが、

『春の純米』に似た味わいの日本酒があります。

すでに市場から消えてしまった場合は、「逃したッッ!!」と落ちこまずに、ぜひそちらを飲んでみてください。

なにせ、私にとっても盲点の日本酒でした。

 

www.saruami-sake.work

 

www.saruami-sake.work

 

それでは、今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。