「いろんな飲み方のできる日本酒がほしい」
「1500円以内でおもしろい秋田の地酒があれば教えてほしい」
今回の記事は、そんなあなたに向けて書いています。
こんにちは、さるあみです。
〇〇というコンテストで賞をとった、という日本酒を見かけると、つい手にとってしまいますよね。
ワイングラスでおいしい日本酒アワードであれば、「香りがいいのかな」と想像できます。
また、全国燗酒コンテストであれば、「燗でうまい」とわかります。
けど、これらの賞って、“飲み方を指定しているようなもの”なんですよね。
「このお酒は冷やして飲まなきゃいけないんだ」
「このお酒は熱燗で飲まなきゃ」
だから、ちょっとだけ窮屈に感じてしまいます。
いっそのこと、『冷や』のコンテストでも『燗酒』のコンテストでも賞をとった日本酒があればいいのに……。
どんな飲み方をしてもうまいとわかっていれば、1本を飽きることなく飲めますよね。
今回ご紹介するのは、そんな飽きることのない1本。
【美酒爛漫 特別純米酒】
ワイングラスでおいしい日本酒アワードと全国燗酒コンテストの両方で『最高金賞』を獲得した日本酒です。
冷やしてもおいしい。
温めてもおいしい。
飲み方自由なお酒となっていますので、「いつも四合瓶を買っても途中で飽きてしまう」という方でも味変して楽しめます。
味、価格、商品情報にふれていきますので、最後まで楽しんでいってくださいね。
それではいってみましょう。
- 『美酒爛漫 特別純米酒』とは?
- 『美酒爛漫 特別純米酒』の味は?
- 『美酒爛漫 特別純米酒』の商品情報
- 『爛漫 特別純米酒』の他にワイングラスでおいしい日本酒は?
- 『美酒爛漫 特別純米酒』の評価:まとめ
『美酒爛漫 特別純米酒』とは?
『美酒爛漫 特別純米酒』とは、湯沢市の秋田銘醸がかもす日本酒です。
冒頭でもふれたように、
- ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018:最高金賞
- ワイングラスでおいしい日本酒アワード2020:金賞
- 全国燗酒コンテスト2017プレミアム燗酒部門:最高金賞
と、「冷や」でも「燗」でもおいしい日本酒として高い評価を得ています。
原料米の『ぎんさん』は、秋田銘醸と秋田県が共同開発したちょっとめずらしい酒米。
かつて、廉価な純米酒には『あきたこまち』が使われてきたのですが、さらに低コストで高品質をもとめようとして生まれたのが『ぎんさん』です。
低価格なイメージのある『爛漫』ですが、それを実現する強い味方がいたわけですね。
つづいて、味をみていきましょう。
『美酒爛漫 特別純米酒』の味は?
『美酒爛漫 特別純米酒』の味わいをひとことで表すのならこうなります。
“米の香りが華やかで、ジューシーなふくらみのある辛口”
冷やして飲むと、さすが雪国酵母。
香りに華やかさがあります。
フルーティーというよりは、あくまで米の香り。
舌でつぶすとジューシーで、やや重みを感じます。
辛くないけど消えるわけではなく、わずかな苦味が口に残ります。
精米歩合の割にはふくらみのあるお酒、という印象でした。
燗にすると、香りに酸味がのります。
ほんのりとあった甘みは鳴りをひそめて、増すのはどっしり感。
肉料理にも負けない力強さを感じました。
『美酒爛漫 特別純米酒』の商品情報
☆受賞歴
ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018:最高金賞
ワイングラスでおいしい日本酒アワード2020:金賞
全国燗酒コンテスト2017プレミアム燗酒部門:最高金賞
『爛漫 特別純米酒』の他にワイングラスでおいしい日本酒は?
せっかくなので、
- 1500円以内
- ワイングラスでおいしい日本酒アワード受賞
という条件でおすすめの日本酒を、いくつかご紹介していきます。
秋田酒造『秋田晴 大吟醸』
こちらはワイングラスでおいしい日本酒アワード2018で最高金賞を獲得した1本です。
すっきりとした甘さが心地よく、いくらでも飲めてしまう飲みやすさがあります。
北鹿『すずしな生貯蔵』
低価格といえば、爛漫をこえてくるのがこちらの1本。
ワイングラスでおいしい日本酒アワード2020において金賞を獲得しています。
毎年、2月の終わりから晩夏まで販売される季節限定酒です。
天寿酒造『スパークリング鳥海山 純米吟醸』
こちらはちょっと珍しいスパークリングの日本酒です。
天寿酒造といえば2019年。
世界酒蔵ランキングにおいて6位の成績をおさめたことが記憶に新しいです。
そんな天寿酒造のスパークリングなのですが、ワイングラスでおいしい日本酒アワードでの結果はこのようになっています。
ワイングラスでおいしい日本酒アワード2020:金賞
『美酒爛漫 特別純米酒』の評価:まとめ
最後にもう一度、『美酒爛漫 特別純米酒』の味わいをひとことでまとめておきます。
“米の香りが華やかで、ジューシーなふくらみのある辛口”
その日の気分によっていろんな飲み方ができる日本酒です。
楽しみ方が複数あるというのはうれしいですよね。
価格も720mlで1,375円と低価格。
入手のしやすさも合わせて、灯台もと暗しの日本酒でした。
ただ、ひとつだけ。
ひとつだけ言わせてください。
「ラベルのデザイン……」
それでは今回はこのへんで!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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