こんにちは、さるあみです。
来たる令和4年11月30日。
由利本荘市岩谷町に酒屋さんがオープンしました。
名を、
『酒のまるけん』
いったいどんなお店で、どんなラインナップなのか。
そして、場所はどのあたりなのか。
オープン前に足を運ばせていただいたので、地図ではなく、体感や見えたものを中心にお伝えしていきます。
ぜひ、足を運ぶときの参考にしてください。
それでは、いってみましょう。
- 『酒のまるけん』ってこんなお店
- 『酒のまるけん』は萌酒がアツい!シリーズ第一弾は『芋川さつき』
- 『酒のまるけん』の場所、営業時間、定休日は?
- まとめ:由利本荘市岩谷町に『酒のまるけん』がオープン!萌酒をGETしよう!
『酒のまるけん』ってこんなお店
『酒のまるけん』は、『高橋健太(通称 たかけん)』氏が店主をつとめる個人経営の酒屋さんです。
主な商品ラインナップは、
などなど。
県南の日本酒とウイスキーが中心となっています。
そして、ここで注目していただきたいのがこちらの2つです。
『萌酒シリーズ』
『店主おすすめのウイスキー』
萌酒シリーズについては、このあと見出しを用意してお伝えしていきます。
なので、先にウイスキーに触れてしまいましょう。
『酒のまるけん』のウイスキーのラインナップは、ちょっと独特。
というのも、店主のたかけんさんがウイスキー好きなんです。
なので、ラインナップには“好き”が詰まっています。
その“好きっぷり”は素晴らしいもので、卸し以外の仕入れルートを持つほど。
知らないウイスキーはもちろん、知っているけど「え、置いてるんだ!」という1本にも巡り会えました。
とはいえ『酒のまるけん』……メインは『秋田の地酒』です。
なかでも捨て置けないのが『萌酒シリーズ』。
これを語らずして『酒のまるけん』を伝えきることはできません。
うるさいくらいに語らせていただきますので、次の見出しへいきましょう。
『酒のまるけん』は萌酒がアツい!シリーズ第一弾は『芋川さつき』
『萌酒』シリーズとは、『酒のまるけん』の象徴とも呼べる商品。
いわゆる“PB(プライベートブランド)”です。
醸造元は『出羽の冨士』、販売元が『酒のまるけん』となります。
今回、オープンにあわせて発売される『芋川さつき』は、地域が生んだキャラクター。
由利本荘市の8地域をイメージした、『ゆりほん萌え娘』が1人です。
『芋川さつき』の原案となったのは『大内地域』で、そのネーミングは、大内に流れる『芋川』と旧大内町の町花『さつき』に由来します。
『酒のまるけん』とスタートを共にするということで、納得の第一弾ですよね。
さて、そんな萌酒『芋川さつき』ですが、けっしてラベル特化の商品ではありません。
それだけならば筆者も見出しなど用意しませんでした。
なにせ、味がいいんです。
素晴らしいんです。
おいしいんです。
『芋川さつき』の分類は『純米酒』。
精米歩合60%、日本酒度は+2.5のやや辛口の1本となります。
コンセプトは、『クールでインテリ。ハキハキと指摘するしっかり者の学級委員長』というキャラ設定を日本酒の味わいに置き換え、
としたそう。
とはいえ、完成に至るまでに道のりは遠く、たかけんさんは試作の日々でこのように語っています。
「マリアージュは悪くはないけど、コレじゃない感」
「的を得ていない感じ」
「これでいいのだろうか?」
実際に行った『とろろ生活』のなかで、失敗は何度も襲いかかりました。
スランプにも陥りました。
いったいどうすれば合わせられるのか。
試行錯誤の日々は続きます。
そうして辿りついた結論は、以下のものだったのです。
- 華やかさはあえて抑える
- 香りには適度なふくらみをもたせる
- 食に寄り添うために適温は自由に
- キレは残す
とろろにはトッピングが付きものです。
食べ方は、醤油をかけるだけではありません。
梅干しといっしょに。
マグロにかけて。
とんぶりと混ぜて。
などなど、さまざまな楽しみ方があります。
しかし、それらは香りが強かったり、味わいが濃かったりと、少なからず個性を放っているのです。
だからこそ、食に寄り添う。
『食を喰らう主役』ではなく、『食と同調する道』を選んだ1本。
それが、『芋川さつき 純米酒』なんです。
この味わいは、とろろにだけではありません。
舞茸、しめじなどのきのこ。
ぜんまい、タラの芽、わらびなど、山菜との相性も抜群なのではないかと思います。
まさに、秋田の食に寄り添う1本と言えそうですね。
『酒のまるけん』の場所、営業時間、定休日は?
さて、ここからはザックリと場所などをお伝えしていきます。
- 住所:由利本荘市岩谷町字日渡27-1
- TEL:0184-74-3970
- 営業時間:9:00~18:00
- 定休日:火曜
道の駅おおうち、羽後岩谷駅から車で5分ほど。
駅からほど近いところにあるローソン、そして踏切も目印となります。
『バンバン』という看板がみえたらすぐなので、看板を目指して進んでください。
まとめ:由利本荘市岩谷町に『酒のまるけん』がオープン!萌酒をGETしよう!
実は、『たかけん』さんとはSNSで縁があり、拙いながらも店舗用のPOPを書かせていただきました。
最初は正直、
「店舗用のPOPってなに!?」
と思いました(笑)
いままで、「だれもやっていない投稿の仕方をしよう」と思い手書きPOPを書いてきたのですが、そのどれもが商品のPOP。
日本酒を紹介するPOPです。
なので、お店のPOPというものに悩みました。
伝えるべきことはなにか。
レイアウトはどうするのか。
どこまでが使ってもいい情報なのか。
考えるべきことは山ほどあり、こんなにも手書きPOPで悩んだのは初めてでした。
なにせ、そもそもが“ずぶの素人”です。
自信があってPOPを書いてきたわけではありません。
そんななかに舞い込んできた朗報。
「店舗のPOPを書いてほしい」
『依頼がくるほどになったか!』という感動と、『依頼がくるほどになったか?』という不安でぐるぐるでした。
ですが、やってみて思ったんです。
誰かの夢を後押しできるなんて最高だ、と。
この経験に感謝をこめて、今回はオープン記事を書かせていただきました。
少しでも多くの人に足を運んでいただけるように。
私のPOPが誰かにとってのキッカケになるように。
それぞれ祈りつつ、このへんで失礼します。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
『酒のまるけん』に足を運ばれる際は、ぜひ道の駅にも寄っていってくださいね。
良い長芋が売っていますので。