「なんか、小豆の甘さって苦手なんだよね」
「和菓子の甘さってベタベタしてて……」
「お年寄りが食べるイメージがあって食べようとは思わないかな」
どらやきに対してそんなイメージをもっていませんか?
実は、私はそう思っていました。
こんにちは、さるあみです。
少なくとも私は、ただのどら焼きを好んで食べることはありませんでした。
ですが、榮太楼の生どら焼きに出会ったことで、どら焼きに対する印象が大きく変わったんです。
この記事を読むことで、あなたのどら焼きに対する印象が変わります。
コンビニのどら焼きの2歩先に出会えます。
ドラえもんだけに食べさせておくなんてもったいないです。
どうぞ、お茶でも飲みながら最後までゆっくりしていってくださいね。
- そもそも榮太楼とは?
- 榮太楼の生どら焼きはバランスに優れた逸品
- 榮太楼の生どら焼きはあずきだけじゃない。苺、抹茶も捨てがたい。
- 秋田市で生どら焼きといえば榮太楼。今日食べてもまた明日食べたくなる:まとめ
そもそも榮太楼とは?
榮太楼の正式名称は『菓子舗榮太楼』。
創業は明治16年で、歴代の天皇陛下にも愛されてきた秋田の和菓子処です。
榮太楼のはじまりにはこんな逸話があります。
榮太楼がはじめて店舗をかまえたのは『川反二丁目の空き家』。
その空き家は、かつて別の経営者が『お菓子屋』や『うなぎ屋』をひらくも、どれも失敗に終わった場所です。
ゆえに、いわくつき。
周りからは「縁起がわるいからやめておけ」と反対された場所でした。
ですが、初代はそれを聞き入れませんでした。
「ことの否定は人しだい。良いも悪いも人の腕しだい」
そういって、空き家を買ってしまったのです。
これが120年以上ものあいだ続くことになる、榮太楼のはじまりとされています。
榮太楼の生どら焼きはバランスに優れた逸品
あなたは一般的にどら焼きというと、どんなものを想像しますか?
パッと浮かぶのは、ドラえもんが食べているやつ。
あんこだけが入ったシンプルなものを想像したのではないでしょうか。
ですが、今回ご紹介するのは『生』。
生どら焼きです。
賞味期限はなんと2日。
しかも、“要冷蔵で2日”です。
購入時のままなら冷凍状態なので約1ヶ月もちますが、解凍するとたった2日の命なんです。
なんだか儚さすら感じますよね。
そんな榮太楼の生どら焼きですが、どうしてもオススメしたい魅力が3つあります。
- 解凍・半解凍で味わい方を楽しめる
- 小豆と生クリームのバランスが抜群
- 生どら焼き用の皮があり、一枚一枚すべて手作業
1、解凍・半解凍で味わいの違いが楽しめる
まずは食感の違いです。
完全に解凍しきる前に食べれば、まるでアイスのよう。
クリームはけっして分離することなく混ざりあっていて、噛めばホロッとくずれます。
ちょっとサッパリとした味わいを楽しみたいときや、暑い時期なんかは半解凍で食べるのも楽しいです。
もちろん、解凍してから食べればクリームにしなやかさが出て、また違った味わいになります。
これがうまい。
この違いがうまいんです。
2、小豆と生クリームのバランスが抜群
あずきだけのどら焼きって、ちょっとべたっとして重さを感じますよね。
榮太楼の生どら焼きはまったく逆。
生クリームが入っているからベッタリ感はなく、むしろ軽さが見えます。
「いや、今はそういうどら焼きっていっぱいあるし」
たしかに、生どら焼きはコンビニでも見かけるようになりました。
ですが、『味』。
味に関していえば、バランスが違います。
榮太楼の生どら焼きは、小豆とクリームのどちらか一方が強調されることもなく、さらにどちらの個性も潰していないんです。
だから、味に違和感がない。
これならいくらでも食べられます。
3、生どら焼き用の皮があり、一枚一枚すべてが手作業
うまいうまいと食べていて気づかされるのが、“皮の存在感”です。
「あれ? なにげにこの生地おいしくない?」
そこに気づいてしまえば、もう完全に虜。
術中です。
もう、あなたは完全に榮太楼の生どら焼きにハマっています。
榮太楼の生どら焼きはあずきだけじゃない。苺、抹茶も捨てがたい。
どら焼きといえば、あんこ。あずきのイメージがありますが、実は榮太楼の生どら焼きには、苺と抹茶があるんです。
これが粋。
もっともポピュラーなあずきがすでに絶品なのに、苺と抹茶です。
「こんなのうまいに決まってる!」
そう思って食べるじゃないですか。
うんまいの。
苺はまろやかさよりも果実感に特化していて、甘酸っぱさが強く感じられます。
抹茶は、奥にしっかりと抹茶。
甘みのあとに、淹れたお茶のような深みがありました。
どれを選んでも目の覚める美味しさなので、あとは好みでお選びくださいませ。
秋田市で生どら焼きといえば榮太楼。今日食べてもまた明日食べたくなる:まとめ
どらやきって、和菓子のなかでは手に取りやすい商品だとは思います。
ですが、まだちょっと『和菓子』という言葉が敷居を高くしてしまっています。
いってしまえば、購買層の問題です。
若い人から『和菓子』という言葉を聞くことはなかなかありません。
どうしても年配層に向けた菓子。
あるいは、伝統となった菓子という側面が強いです。
ですが、榮太楼の生どら焼きなら。
榮太楼の生どら焼きなら、世代の垣根をこえて楽しむことができます。
絶妙な甘さは男性でもペロリといけますし、また食べたいと思わせるチカラがあります。
あらゆる世代を巻き込んで、もっと知られてほしい秋田銘菓です。
自分では食べなくても、ぜひ秋田のおみやげに。
県すらも越えて食べていただければうれしいです。
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