あきたさけ!

秋田に生まれて35年。秋田市のカフェ、地酒、お得な情報をお届けします。

【奥清水 純米酒】の評価・口コミ:やわらかな後味までの道のりに確かなうまみ!

こんにちは、さるあみです。

 

あなたもこんな経験をしたことはありませんか?

 

“お店で飲んだお酒が気にいったけど、どこにも売ってない”

 

日本酒のおいしいお店にいくとほぼ必ず見かけるのが、『聞いたことはあるけど飲んだことはないお酒』。

この機会に飲んでみるか……と思って頼んでみると、そういうお酒ってやっぱりおいしいんですよね。

 

今回ご紹介する『奥清水 純米酒』もそう。

私がとあるお店の店主さんにオススメされて、とんでもなく気にいってしまった1本です。

ところが、秋田市内のどこを探しても見つけられませんでした。

 

探して探して、ようやく手にいれた1本です。

ぜひ、最後まで楽しんでいってくださいね。

 

 

『奥清水 純米酒』ってどんなお酒?

奥清水 純米酒ってどんなお酒?

 

『奥清水 純米酒』をつくる高橋酒造店は、秋田県は美郷町。六郷に蔵をかまえます。

 

六郷はむかしから『清水の里』として知られていて、湧水の町として有名です。

その豊富な地下水はなんと、町内60ヶ所から湧き出るといいます。

そのため、六郷には上水道がなく、町の日常には六郷の湧水が常にありました。

 

『奥清水』もそうです。

仕込みにつかわれるのは『宝門清水』。

60ある六郷湧水群を代表する湧き水です。

 

水と米からできる日本酒において、水の質は酒の質を決めるものとなります。

ですので、いわば『奥清水』は、最高の環境で生まれた日本酒。

秋田の自然を人の手であわせた、まさしく『地酒』なんです。

 

さて、そんな『奥清水』なのですが、『純米酒』の情報はそれほど多くはありません。

ラベルをみても、書いてあるのは精米歩合とアルコール度くらいです。

がんばって調べても、追加でわかったのは『めんこいな』をつかっていることくらいでした。

つまり、『情報』を飲むことはできません。

 

「日本酒度○○だからこういう味だろう」

「酸度が高いから甘さは感じづらいかも」

 

という、ある程度の想像ができない日本酒です。

だからこそ、先入観なくフラットな状態で楽しめます。

調べればなんでもわかってしまう時代に、知らないというワクワクを届けてくれる1本。

いったいどんな味に感じたのか。

ここからは実際に飲んだ感想をお伝えしていきますね。

 

『奥清水 純米酒』の味はどうだった? 

奥清水 純米酒の味はどうだった?

※こちらを覗いているのは、美郷町の形を非公式マスコット『みさとちゃん』です。思いつきで描いてみました。

 

さて、『奥清水 純米酒』の味わいをひとことで表すのならこうなります。

 

“ほんのりとした甘みの奥から、酸辛苦がゆっくりと開いていく”

 

香りは穏やかで、口へ運ぶと水のようにするりと入ってきます。

舌の上には軽さ。

アルコール度が15度と、一般的な日本酒よりも低いせいか刺激があまりありません。

 

ですが、ここからがすごいんです。

刺激が少ないのに、それでいて旨味がしっかりと感じられるんです。

ふわっとした甘みから徐々に開いていく酸味、辛味、苦味。

これらがやわらか~く舌になじんでいきます。

 

そして、後味。

水のようにノドを通りすぎるので、余韻もまたやわらかいんです。

しかも、先述したように、ノドへ至るまでにしっかりとした旨味があるのでもう大変。

ひとくちをじっくりと味わいながらも、気がつけば量を飲んでいる。

そんな、驚くほど飲みすぎ注意な日本酒となっています。

 

静かにうまい。うまいなあ。

 

ちなみ、飲ませていただいたお店の方は、『奥清水 純米酒』をこう評されていました。

 

「感動するほどうまいわけじゃないけど、日本酒を飲んでると感じられるお酒」

 

まさに。

まさに。

まさに。

ほんとにそのとおりで、確かに感動するほどの味ではありません。

となりの人の肩をバンバン叩くほどの昂りもありません。

ですが、飲んだ人の肩のチカラを抜くチカラがあります。

仕事モードの緊張がフッと和らぐのを感じられます。

 

「今日もおつかれさまでした」

 

『奥清水 純米酒』は、そんな“労いの酒”なのかもしれません。

 

『奥清水 純米酒』のインスタグラムの口コミは?

『奥清水 純米酒』に対する口コミはこのようになっています。

 

  • 口当たりがやさしく、香りが鼻から抜け、最後は爽やかに終わるすっきりとした日本酒
  • 魚系と合います!
  • 柔らかい味わいで純米酒ならではのふくよかな甘み
  • 飲み口ものどごしもすっきりとした感じで、飲みやすくてうまい
  • ふんわり後にスッキリ感があるような
  • 甘口で女性向け
  • 燗酒も良し

 

『#奥清水』で検索して気づかされたのは、投稿数の少なさと種類の豊富さです。

特に、種類の豊富さ。これには本当に驚かされました。

秋田市に住む人間からすれば、『奥清水』はなかなかお目にかかれない1本です。

見かけたとしても『純米酒』、もしくは『吟醸酒』のみ。

なので、

 

「これも奥清水なのか!」

 

という発見に目が輝いてしまいました。

 

とはいえ、やはり投稿数の少なさは気になります。

『旬吟醸』の結果発表の場として使われてはいても、感想となるとなかなか……。

もっと知られてほしい1本が、人目に触れていないことを悲しく思います。

 

「もっと知られろ、このうまさ!!」

 

『奥清水 純米酒』の商品情報

  • 原料米:めんこいな
  • 精米歩合:60%
  • アルコール度数:15度
  • 仕込み水:宝門清水

 

まとめ:『奥清水 純米酒』は労いの日本酒。働くあなたに似合う1本です。

こちらを覗いているのは美郷町の形をした何か

さて、絶賛してきた『奥清水 純米酒』なのですが、いったいどこで買えるのでしょうか。

私は、主要な酒販店やスーパーをまわり、秋田市を離れて県南の『よねや』すらも見てまわりました。

 

ですが、ない。

なかったんです。

 

それもそのはず、高橋酒造店の商圏は8割が県外。

のこりの2割が県内だとすると、出会える確率はかなり低くなります。

でも、ちょっとまってください。

 

「じゃあ、あのお店の店主さんはどこで手に入れてるの?」

 

秋田市内のお店なので、なくなるたびに六郷まで車を走らせているとは思えません。

ぜったいに秋田市内にあるはず。

そう思って職場からの帰り道にある『酒の英雄』を覗いてみました。

すると、なんということでしょう。

 

あったの。

 

毎日のように立ち寄っている『酒の英雄』に、『奥清水 純米酒』があったんです。

なぜ気づかなかったのか。

なぜ、灯台下暗しを地でいったのか。

アホなのか。

答えは簡単でした。

 

1升を買うという選択肢がなかったから、そもそも見てなかったんです。

アホだったんです。

 

そして最後に、これだけは言わせてください。

 

“出会わなければ、一生飲むことはなかったかもしれない”

 

たまたま置いてあるお店があり、店主さんに勧められなければ飲むことはなかったことを白状しておきます。

だからこそ、この偶然をあなたと共有したかった。

この1本が家にある幸せを知っていただきたかったので、この記事を書きました。

 

ぜひ、この記事があなたの日本酒選びの参考になってくれるとうれしいです。

それでは今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

※日本酒選びに迷ったら

 

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