この1本、耳を真っ赤にして帰宅した夜が似合います。
こんばんは、さるあみです。
漫画でもなく、風景画でもなく、美麗な文字でもない。
なのに美しいと思ったラベルがあります。
それこそが今回紹介していく秋田の地酒。
この記事では、いものこラベルの由来や実際に飲んでみた感想。そして、全国に向けて発信しようとした私への意外な落とし穴についてお伝えしていきます。
それでは、いってみましょう。
- 『まんさくの花 限定辛口純米酒 いものこラベル』ってどんなお酒?
- 『まんさくの花 限定辛口純米酒 いものこラベル』の感想は?
- 『まんさくの花 限定辛口純米酒 いものこラベル』の商品情報
- 『まんさくの花 限定辛口純米酒 いものこラベル』の感想・レビュー:まとめ
『まんさくの花 限定辛口純米酒 いものこラベル』ってどんなお酒?
『まんさくの花』ということもあり、『いものこラベル』もまた横手市にある日の丸醸造がつくる1本です。
日の丸醸造といえば、蔵人ご愛飲の『うまからまんさく』をはじめ、
- 巡米酒シリーズ
- 亀ラベルシリーズ
- 杜氏選抜
などなど、小さく仕込んで多種多様な日本酒を提供してくれることで有名です。
では、『いものこラベル』はどのシリーズにあたるのでしょうか。
その答えは、“どこにも当てはまらない” 。
『まんさくの花 いものこラベル』は、2021年10月18日発売の新商品だからです。
販売期間は2022年の2月まで。
秋から冬にかけて、秋田の夜を温めるための1本となっています。
『いものこラベル』の由来は、もちろん『里芋(いものこ)』から。
『里芋(いものこ)』のように地味ながらも親しみやすく、飲み飽きせずにじっくり飲める食中酒をイメージして名付けられたそうです。
ラベルの味のあるイラストからも、そのぬくもりが感じられます。
おもわず手にとってしまうのは、珍しいからではなく、温かいからなのかもしれませんね。
『まんさくの花 限定辛口純米酒 いものこラベル』の感想は?
まず言わせてください。
「いったいどこが地味なのか」
意外と華やかで心地の良い香り。
さらに味わいには、うまみある酸と辛みが感じられます。
既存のまんさくの花と比べるなら、『純米酒』と『うまからまんさく』のあいだ。
古きを感じながらも、透き通った味わいが舌全体に沁みます。
『純米酒』にあった古風な味わい。
『うまからまんさく』にあった透き通るうまみ。
そのどちらもが合わさってバツグンの食中酒です。
余韻としては、最初はアルコール感が舌に残ります。
ですが、舌が慣れてくると『酸』と『うまみ』が最高潮。際立ちます。
まさにじっくり呑める食中酒でした。
ちなみに、燗にすると沁みるのが早くなります。
甘さが減って、より酸とうまみが堪能できるのでもうたまりません。
手がかじかむほどの夜は、ぜひ熱燗で。
『まんさくの花 限定辛口純米酒 いものこラベル』の商品情報
『まんさくの花 限定辛口純米酒 いものこラベル』の感想・レビュー:まとめ
実は私、お酒はあまり飲める人ではありません。
毎日飲むというのは稀だったりします。
ですが、なぜでしょうか。
この『いものこラベル』は、飲みきるまで毎日食卓にあるんです。
それはラベルだけが成したことではありません。
食中酒としてのすぐれた味わい。
これこそが、冷え込む夜に欲してしまう理由です。
この1本、背景には鍋がよく似合います。
あなたもぜひ、湯気の見える景色に『いものこラベル』を置いてあげてくださいね。
それでは、今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。