あきたさけ!

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【特別純米酒 うまからまんさく】の感想・レビュー:雑味がなくて、品の良い辛口!

特別純米酒 うまからまんさくの感想・レビュー

こんばんは、さるあみです。

 

日本酒にも甘い辛いはありますが、多数派なのはやっぱり『辛口派』なのではないかと思います。

特に、食事に合わせやすい日本酒となると、なおさら辛口を選ぶのではないでしょうか。

とはいえ、辛口の日本酒っていっぱいありますよね。

日本酒度がプラスなほど辛いとはいいますが、辛さの度合いも好きずき。

私の経験談ですがいきすぎた数値のものを買って、辛さしか感じなくて後悔したなんて話もあります。

 

でも、安心してください。

『うまからまんさく』は違います。まったく違います。

 

“うまくて辛い”

“辛くてうまい”

 

スッキリとした辛さのなかに、たしかなうまみのある1本です。

この記事では、実際に飲んだ感想をもっと詳しくお伝えしていきます。

商品スペックやちょっとした豆知識もありますので、ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね。

それでは、いってみましょう。

 

 

特別純米酒 うまからまんさく』ってどんなお酒?

特別純米酒 うまからまんさく』は、横手市の『日の丸醸造』がつくる特別純米酒です。

 

日の丸醸造といえば、代表銘柄は『まんさくの花』。

1981年に放送されたNHKの朝の連続ドラマ、『まんさくの花』がきっかけで生まれました。

本記事を書いているのが2021年ですので、誕生してもう40年。

『由来を知っている世代』からも『知らない世代』からも愛される、根強い人気の銘柄です。

 

では、『特別純米酒 うまからまんさく』はどういうお酒なんでしょうか。

 

特別純米酒 うまからまんさく』の甘辛度をあらわす日本酒度は+8。

だいたい+6以上で『大辛口』に分類されるので、『特別純米酒 うまからまんさく』は『大辛口』ということになります。

 

精米歩合は55%。

『吟の精』や『秋の精』を半分近くまで精米しているのが特徴です。

どちらの酒米秋田県固有の銘柄なので、まさに地元の酒。

実は『吟醸造り』であるため『純米吟醸』とも呼びたくなりますが、分類は『特別純米酒』となります。

 

そして、私がなぜいちいち『特別純米酒 うまからまんさく』と、正式名称で書いているのか。

そこにはちょっとした理由があります。

 

実は、『うまからまんさく』は3種類あるんです。

 

特別純米一度火入れ原酒』のひやおろし

特別純米生原酒』の番外品。

そして、通年販売の『特別純米酒』。

 

以上の理由から、長くなって申し訳ないのですが正式名称でお伝えしています。

 

というわけで最後に、『特別純米酒 うまからまんさく』がどんなお酒なのかを一言にまとめて、味の感想に入りたいと思います。

特別純米酒うまからまんさく』は、

 

“『吟の精』や『秋の精』を純米吟醸クラスまで磨いた+8度の大辛口”

 

特別純米酒 うまからまんさく』の味は?

特別純米酒 うまからまんさく』の良さは、なんといっても品の良い辛さにあります。

雑味がなくて、辛さにうまみ。

 

常温だと、辛さだけでなく酸味とうまみがしっかりと感じられます。

辛さに慣れるとうまみがダイレクト!

シンプルにこのうまみがうまいんだ~!

 

さらにお伝えしたいのが、余韻です。

うまみが舌にじわりと残ります。

この余韻がいいんです。すごくいい。ホッとする時間が続きます。

 

燗すればハッキリとした辛さを。

冷やならスッキリとした辛さを。

 

それぞれ堪能できます。

好みにあわせた楽しみ方ができるので、飲み方で遊ぶのもおすすめですよ。

 

とはいえ、冒頭の手書きPOPに書いた『飲み飽きしないお酒』というフレーズは、飲み方の自由を指したわけではありません。

 

うまみある辛口がスイスイ飲めること。

重みはなく、食事にもあわせやすい。

気がつけばグラスが空いている。

そんな、飲みすすめて当然の1本だからこそ、『飲み飽きしない』というフレーズが浮かびました。

 

静かにうまい酒の尊さ。

 

それが、『特別純米酒 うまからまんさく』には詰まっています。

 

特別純米酒 うまからまんさく』の商品情報

 

※火入れのお酒ですので、冷暗所での保管が可能です。

 

豆知識:ヤングジャンプコミックス『いっぽん‼ ~しあわせの日本酒~』の第1話にも登場!

『いっぽん‼ ~しあわせの日本酒~』とは、人気が下火となった百貨店が舞台の、日本酒をテーマにした漫画です。

百貨店のなかでも、舞台は『新設された日本酒部門』がメイン。

訪れる客にはさまざまなドラマがあり、主人公は、彼らの心を満たす1本を見つけるために走り回ります。

そんな『いっぽん‼』の第1話を飾ったのが、『特別純米酒 うまからまんさく』、そして『日の丸醸造』です。

 

内容を語るわけにはいきませんが、そこにあった想いだけお伝えしておきます。

 

まず、『日の丸醸造』の方々が、自身のつくった日本酒を我が子のように思っていること。

そして、蔵元にとって販路を拡大するとはどういうことなのか。

 

それらは日本酒好きの胸を打つものでした。

背景が見えれば、顔が見えます。

顔が見えれば、親しみを覚えます。

そして、親しみは、温かみを感じさせます。

「うまい」だけではない感情が、日本酒をもっと楽しくさせてくれます。

 

『いっぽん‼』自体は残念ながらもう打ち切りとなってしまいました。

ですが、全3巻のなかに登場した日本酒は、いずれも興味深い日本酒ばかりです。

あの日本酒はお客さんのどんな心に寄り添ったのか。

このお酒にはどんなエピソードがあったのか。

気になった方は、ぜひ一度読んでみてくださいね。

 

まとめ:『特別純米酒 うまからまんさく』は、雑味のない、うまみある辛口

実は、1本の日本酒に対しての記事がこれほど長文になったのは久しぶりだったりします。

それだけうまかった。伝えたかったんだろうなと思います。

実際、飲むペースが違いました。

私はそれほどお酒に強い人間ではありません。

ですので、四合瓶を空けるのにも1週間近くかかってしまうのが常です。

そんな私が2日で飲み切ってしまったのだから、どれほど気にいったのかが伺えます。

 

こういったブログをやっていると、なるべく感情的にならないように。あくまでも客観的に伝えなければ、という気持ちになります。

だから、文章がどこか淡泊。

「本当においしいの?」と思われても仕方がありません。

ですが、求められているのは『情報』であり、『私の感想』ではないはずです。

だからこそ淡々と、できるだけ短くまとめるように気をつけています。

それなのに、今回はまあ~~語ってしまいました。

 

やっぱりそれだけうまかったんだろうなあと思います。

 

それでは、今回はこのへんで。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。

秋田の日本酒がもっと知られてくれることを願って、これからも微力ながらお伝えし続けますね。

 

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