こんばんは、さるあみです。
みなさんは『うまからまんさく』という日本酒をご存知ですか?
『いっぽん!!~しあわせの日本酒~』(YJコミックス)において、第1話のゲスト日本酒に選ばれた記念すべき1本です。
そして、今回レビューする日本酒にもまた『まんさく』の文字。
そうです。
それではいってみましょう。
“造り手も愉しむ”という、出会いと挑戦を楽しむ心
日の丸醸造の造り手は、愉しむことを忘れません。
その出会いは挑戦を生み、未知へ向かう。
その数なんと、毎年50種類以上。
造り手たちは、常に新しくも美しい、そして呑み手が楽しめる日本酒をつくろうと切磋琢磨しています。
ブレンドされることなく瓶詰めされる新商品たちは『季節限定品』として出荷されることが多く、次年度も同じものが拝めるかはわかりません。
そんな中、通年で販売されているのがこちらです。
『当たり前にうまい』という難しさ。たやすく行う技術の高さ。
「こんなにうまい酒、たやすく造っちゃうんだもんな~」
と、造り手に言ったとしても、きっと彼らは首を横に振るのだと思います。
苦労の果てにできた再現性。
“当たり前”に至るまで、とてつもない苦労があったに違いありません。
ですが、呑み手はそれを見ようとはしません。
呑み手の判断は『眼』と『耳』。
ラベルを見て、名前で検索しておおよその評価を聞く。
そうして飲んで、味の判断をするのが一般的です。
だからこそ。
だからこそです。
『当たり前にうまい』んです、このお酒。
通年で販売されていて、サイズも180ml、720ml、1.8Lと痒いところに手が届くラインナップ。
そして、スーパーでも買えてしまう手軽さがある。
香りは高く、決して強すぎず甘すぎず。
感触はやわらかく穏やかで、雑なものは一切なし。
辛口寄りだけどしっかりと甘みも感じられ、しかも米由来とわかるやさしい甘みです。
価格は一合瓶で600円ほど。
一杯の満足度は群を抜いています。
この酒買わずに何を買うのか。
それほどに、しっかりと完成された純米大吟醸です。
まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか?
ひとりで飲むなら180mlでいつもの晩酌をちょっと贅沢に。
みんなで飲むなら720mlでワイワイと。
贈り物なら1.8Lで貰い手、贈り手も笑顔に。
さまざまな時期、さまざまな用途に適した1本となっています。
ぜひぜひ一度はなんらかの形で手にとってみてくださいね。
それでは今回はこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
みなさん、ちょっと贅沢な晩酌を!
※まんさくの花には美郷錦をつかったお酒もありますよ。