あきたさけ!

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ほろ酔い、酩酊、泥酔の違いってなに?酔いのメカニズムを学ぼう

こんにちは、さるあみです。

 

お酒を飲んでいるときって、自分がどのくらい酔っているのかを気にしますよね。

 

「うわっ、今日の私、めっちゃ酔ってる」

「あれ?まだぜんぜん酔ってない気がする」

 

体調や環境にも左右されるので、日によって酔い方もさまざまです。

楽しいお酒のときは酔いが気持ちよかったり、悲しいお酒のときはいくら飲んでも酔った気がしなかったりするものです。

ただ、それらはすべて感覚の話。

自己判断によるものにすぎません。

 

というわけで今回は、お酒を楽しむのなら避けては通れない、“酔いの段階”について触れていきます。

 

”酔い”には4段階あるとされていて、呼び方は以下のようになります。

 

  • ほろ酔い
  • 酩酊
  • 泥酔
  • 昏睡

 

もはや、声に出して読むだけで、下にいくほど状態が危ないことがわかりますね。

 

今回はこの4つの段階が、それぞれどういう状態を指すのかまとめていきます。

また、そういう状態にある人に対して、周りはどう対処するべきなのかもお伝えします。

知れば手遅れにならずに済みます。

頭の片隅にでもおいていただければ、お酒との良い付き合いができるはずです。

どうぞ最後までゆっくりしていってくださいね。

 

1.ほろ酔い

ほろ酔い

ほろ酔いとは、いわゆる“楽しい状態”。

“気持ちがほぐれる状態”を指します。

具体的には、脳がまひしてきて、判断力や抑止力が低下しはじめる段階です。

抑える力が低下することで、本能的な機能が表に出はじめます。

 

気をつかえていた部分に気が回らなくなる、というのがしっくりくるのではないでしょうか。

 

  • 声が大きくなる
  • 気が大きくなる
  • 興奮が抑えられない

 

といった、理性の抑えがはずれた状態。

それが“ほろ酔い”です。

 

2.酩酊(めいてい)

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酩酊とは、いわゆる“THE酔っぱらい”。

“足元がふらつくような状態”を指します。

 

「え? あれってもう泥酔じゃないの?」

 

と思われたかもしれませんが、足元がふらつく時点では、まだ第2段階の酩酊にあたってしまいます。

脳のまひが範囲をひろげ、行動にも影響をおよぼす段階です。

 

  • 同じ話をくりかえす
  • 人にからむ
  • ろれつが回らない
  • まっすぐ歩けない

 

など、周りからすると明らかにめんどくさい状態。

それが、“酩酊”です。

 

ここらへんで飲むのはやめましょう。

 

3.泥酔

泥酔

泥酔とは、いわゆる“酔いつぶれる”。

“一人にしてはいけない状態”を指します。

 

ほろ酔いの項で『脳がまひしてきて』と書きましたが、泥酔はもっと範囲が広くなります。

脳だけはなく、脳幹や脊髄にまでおよびはじめるんです。

 

ほろ酔いでも酩酊でも吐く人は吐きますが、泥酔は吐くことにも危険が生じます。

気管に詰まる可能性。

つまり、窒息の危険性が生まれるんです。

 

だから、まわりは決して一人にしてはいけません。

明らかにマズイと感じたら、病院まで連れ添ってあげてください。

“泥酔”とは、そういう状態です。

 

ここまでいくと他人に迷惑をかけるだけで、何も楽しくなどありません。

それどころか、楽しかった飲み会が、“途中まで”楽しかった飲み会となり、もう呼ばれなくなる可能性さえあります。

酔いは自己責任です。

まわりに迷惑をかける前の、酩酊でストップするくせをつけましょ。

 

4.昏睡

昏睡

ついに、酒に関する文字が一文字も出てこなくなりました。

昏睡とは、“何をしても起きない”。

すなわち、“死に直結する状態”を指します。

 

脳からはじまったまひは延髄にまで達し、命が危ない状態です。

名前を呼んでも、叩いても、つねっても反応がなければ、救急車を呼びましょう。

 

番外編:急性アルコール中毒

急性アルコール中毒

急性アルコール中毒とは、短時間で大量のアルコールを摂取したときに起こりうる、死にいたる中毒です。

いったいなぜ、『短時間』なのか。

それは、血中アルコール濃度の上がる速度に理由がありました。

 

『段階』という分け方がされているように、本来、血中のアルコール濃度は徐々に段階をふんで上昇していきます。

 

ほろ酔いにあたる濃度。

酩酊にあたる濃度。

泥酔にあたる濃度。

昏睡にあたる濃度。

 

それぞれに数値があり、飲み始めから少し遅れて上昇していきます。

このゆっくりとした上昇こそが、酔い。

だから、ふだんのペースで飲む分には、酔いを自覚することができます。

 

ですが、短時間で大量のアルコールを摂取した場合はそうはいきません。

 

先ほど、血中のアルコール濃度は、飲み始めから少し遅れて上昇するとお伝えしました。

つまり、飲み始めは酔いを感じづらいことになります。

その状態で大量のアルコールを摂取するとどうなるか。

 

酔いを自覚することなく、濃度が一気に上昇するんです。

 

“ほろ酔い”“酩酊”を飛びこえて、死にいたるゾーンまでいってしまうんです。

吐き気やふらつきのような、ふだんなら飲酒をやめる危険信号が出ないから、止まることを忘れてしまいます。

そのあと急に訪れる信号は、命の危険信号。

放置すれば死にいたるため、一気飲みのような真似はぜったいにやめてください。その楽しいは一瞬です。

仮に助かったとしても、お酒と以前のような付き合いはできなくなるはずです。

 

まとめ:おいしいから好き。まずいから嫌い。弱いから飲まない

お酒が好きな人間からすれば、自業自得な理由でお酒を嫌いにならないで欲しいんです。

「まずいから嫌い」なら、好みなので当然のことです。

ですが、酒の席での失敗を理由にしてほしくはありません。

造り手は、そんなもので勝負などしていません。

 

おいしいから好き。

まずいから嫌い。

弱いから飲まない。

 

『好き嫌い』『飲む飲まない』なんて、そんなシンプルな理由であってほしいものです。

 

日本にはおいしいお酒がたくさんあります。

これからも良い付き合い方をして楽しめるよう、私も肝に命じて飲酒します。

 

それでは今回はこの辺で。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

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