あきたさけ!

秋田と日本酒をこよなく愛する男の地域活性化ブログです

秋田の地酒で学ぶ!ラベルから日本酒の味ってわかるの?【酸度編】

こんばんは、さるあみです。

 

今回は、『秋田の地酒で学ぶ!ラベルから日本酒の味ってわかるの?【酸度編】』をお送りします。

酸度の高いものと低いもの。

それぞれ例にとって私の感想と照らし合わせていきますので、酸度で変わる感想を楽しんでいただけるとうれしいです。

 

この記事を読むことで、

 

  • 甘口のはずなのになぜかそんなに甘くない
  • 辛くはないんだけど……なんだろう……なに?
  • え、なんでこんなに辛く感じるの?

 

といった、日本酒度と味が一致しないおおよその理由がわかります。

 

それでは最後までゆっくりしていってくださいね。

 

 

そもそも酸度ってなに?酸っぱいの?

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結論からいえば、酸度って、そのまま読んで字のごとく『酸の度数』。

アルコール度数と同じような意味合いをもっていて、日本酒のなかにどれだけ酸が含まれているかを指します。

具体的には、コハク酸や乳酸など。

大抵の日本酒の酸度は1.1~1.8くらいで、1.8でも充分大きな数値。2.0を超えれば個性。

「げ、たっけ……」と思います。

 

味わいは、酸度が高いほど辛口に感じ、逆に低いほど甘みを感じやすくなります。

 

つまり、同じ+6度の日本酒だとしても、酸度の高低で甘く感じることだってもあるんです。

逆もしかり!

酸度が高ければ+6度とは思えない辛さを生んだりもしちゃいます。

 

秋田の日本酒で酸度が高い銘柄といえば、『刈穂の白』と『高清水のデザート純吟』

県外酒にも酸度に力をいれたものがたくさんありますが、秋田県の地酒となるとやっぱりこの2本を推したい。

 

★秋田清酒『刈穂whitelabel 純米生』

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こちらは県南の秋田清酒さんから毎年発売されている『刈穂』の白いやつ。

日本酒度-6度の大甘口にして、酸度は驚きの3.8!

2.0あれば充分な個性だと思いますが、そこからさらに倍!

 

ちょっと私の感想をひっぱり出してみると、

 

グラスに鼻を近づけなくても立ちのぼる、酸味のある香り。

味わいも酸味が深くて、ふくらみとコクのあるレモンのよう。

-6度の甘口でありながらも、強い酸度でさっぱり。

甘酸っぱさがあとに残らなくて、うまいです。

 

とのこと。

ここまでの酸度になると、鼻を近づける必要がありません。

そして、比喩でもなくレモンのよう。

それもしぼり汁のような爽やかさではなく、皮ごと食べたようなコクを感じます。

レビュー記事のなかでも触れていますが、イタリアンが似合う1本です。

 

www.saruami-sake.work

 

★秋田酒類製造『高清水 デザート純吟』

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こちらは、

秋田の地酒で学ぶ!ラベルから日本酒の味ってわかるの?【日本酒度編】 - あきたさけ!にも【超甘口】な日本酒の例として登場しましたね。

その際にもお伝えしたのですが、デザート純吟って“酸度のせいでややこしい日本酒なんです”。

 

デザート純吟の日本酒度は-35。

「超」をいくつ重ねても足りないくらいの甘口です。

それなのに、なぜか飲みやすい。なぜか甘すぎない。なぜか洋風。

「あんまーーーー!」

となるはずなのに、ならない。

 

日本酒度-35×酸度3.5。

個性と個性のぶつかり合い。

その結果が、バランスです。バランスを生んでいるんです。

 

こちらも同じくイタリアン。レモンを搾って食べるような洋風な味付けに合わせていただきたい1本です。

不思議とやみつきになりますよ。

 

www.saruami-sake.work

 

秋田の日本酒で酸度の低い銘柄といきたいのですが、ここはあえて『きっかけの日本酒』

酸度の低い日本酒としておすすめしたいのは、私が日本酒にハマるきっかけとなった1本。

山口県の日本酒にして、知名度全国一。

日本酒を飲まない人でも名前くらいは知っているのではないでしょうか。

 

“旭酒造『獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分』”

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精米歩合】39%

【日本酒度】+6

【酸度】1.1

 

飲み放題で飲んだ日本酒の不味さで一度は遠のいた日本酒との距離。

それをぐーーんと縮めてくれたのが、この『獺祭 純米大吟醸 三割九分』でした。

 

数値だけみれば【大辛口】

ですが、質が高くて酸度が低いとこんな感想になります。

 

+6度の辛口でありながら確かに感じる甘み。

これはきっと酸度が低くて、甘みを遮るものがないんだと思います。

うまいなぁ、うまい。

とてつもなく透明で香り高く、雑なものが感じられない質の高さ。

重みがないから『ジューシー』という表現は正しくないのかもしれません。

ただそれでも、この果実感は口の中を楽しませます。

そして、余韻を置いてキレていく。

なんというか、ただただ質がいい。

これが1番しっくりくる気がします。

※私のインスタより抜粋

 

注目していただきたいのは、2行目。

「酸度が低くて、甘みを遮るものがない」

この感覚が【大辛口】の日本酒でも甘みを感じさせてくれたのだと思います。

 

まとめ:ひとつ読み解いたくらいではわからない味の複雑さ

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今回の記事を一言でまとめてしまうとこうなります。

 

“味わいは、酸度が高いほど辛口に感じ、逆に低いほど甘みを感じやすくなる”

 

この一文で記事は完結。

これ以上は余計でしたね。

 

ここまで、私の知っている範囲で【精米歩合】【日本酒度】【酸度】について触れてきました。

3つともが味を決める大切な要因であり、1つで味が決まることはありません。

だから日本酒ってヒドイんですよ。

 

さらにここに、

などが加わって、より味わいを複雑化させてくるんです。

 

ここに【気候】だの【土壌】だのが出てきたら、さあ大変!

数値なんて目安にしかならないことを痛感してしまいますね!

 

いや、けど、ちょっと待ってください。

気候だの土壌だの仕込み水だの、それらはすべて『調べなければわからないこと』です。

書いてある情報でアタリをつけるには、やっぱり数値は大事。

まったく好みでない味に当たる確率を大きく減らすことができますからね。

 

調べるようになったらあなたはもう日本酒にハマっています。

実は、書いてある情報から推測するようになった時点でもうハマっているんですよ?

だって、わかろうとしてるんですから。

 

それでは、今回はこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

さるあみでした。

 

※あ、【精米歩合編】と【日本酒度編】もあります。

www.saruami-sake.work

www.saruami-sake.work

 

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