こんにちは、さるあみです。
先日、ふと旭南高砂堂本店のまえを通ると、コーヒーゼリーと書かれた“のぼり”が揺れていました。
旭南高砂堂といえば、『まち子姉さんのごま餅』や『焦がし諸越饅頭』が有名です。
ケーキもありますが、ロールやホールが主だったはず。
私は、一度は通りすぎたものの、気になったのできた道を引き返しました。
すると、入口ののぼりにはコーヒーゼリーの文字だけでなく、こんな文字も書かれていたんです。
『のら珈琲さんのブレンドを使用しています』
のら珈琲といえば、おなじく旭南にお店をかまえるカフェです。
古民家を改装しており、店内は昭和レトロ。
懐かしさがふんだんに詰め込まれており、店主さんのセンスが輝きます。
実は私も何度か行ったことがあって、お店の雰囲気の虜です。
※訪問レポートはこちら
さて。
そんな『のら珈琲』のブレンドをつかったコーヒーゼリーとなると、避けては通れません。
すぐに、買って食べてみました。
ですので、本記事はその食レポとなります。
- 旭南高砂堂とは
- のら珈琲とは
なんていう堅苦しい見出しはありませんので、気楽に楽しんでいただけるとうれしいです。
それでは早速いってみましょう。
旭南タッグのコーヒーゼリーはぷるんぷるん。まるでケーキのようなボリューム感
まずは見た目のボリューム感。
カップケーキのような大きさで、3つの層がハッキリと見てとれます。
ここまで美しいと、『見てとれる』というよりはもう『見惚れる』。
ゼリーはやわらかさが絶妙で、揺らすと左右にぷるんぷるん。
一番上の層には白いクリームだけでなく、薄茶色のクリームが円状に広がっています。
この薄茶色のクリームが曲者でした。
コーヒークリーム的なまろやかさを思って食べると、風味が豊か。
口当たりは、生クリームというにはツンツンしていますが、ヌガーというには軽すぎます。
ダルゴナでしょうか?
コーヒーそのものの香りがフワッと広がるクリームでした。
底のムースはというと、まるで泡のよう。
口にいれた先から消えていきます。
クリーム、ゼリー、ムース。
3層すべてからコーヒーが感じられて、かつ、甘さがちょうどいい。
3層とも甘みがあると、どうしても甘みが際立ってしまうのではないかと思いがちですが、なんともちょうどいい甘さなんです。
そして最後に、一粒の豆。
この、ゼリーの頂点にポツンとある豆を噛んだときの存在感。
「おおっ」
おもわず声がもれました。
頭の先から足の先までコーヒーの風味を堪能できる、素敵なゼリーでした。
ただ、正直にいえば、何度打ち込んでも『ゼリー』という表現に違和感をおぼえます。
やっぱり『ケーキ』。
『ケーキ』に分類したくなります。
それくらいのボリューム感と贅沢感。
誕生日に『ケーキ』だといって出されても、私なら違和感なく受けとります。
“ちょっと高いけど、もう一度食べたい”
旭南高砂堂の前を通るたびにそう思ってしまう、チカラのあるゼ……ケーキでした。
現在、買えるお店は2店舗のみ
実は、この『のら珈琲』コラボのコーヒーゼリーですが、旭南高砂堂の全店で買えるわけではありません。
買えるお店は2店舗のみ。
『旭南高砂堂本店』と『いとく川尻店』のみの取り扱いとなります。
故あって本店に問い合わせをする機会があったのですが、「数をつくってはいないので、夕方には売り切れている場合もあります」ということでした。
そんな事情もあり、旭南近辺のみでの販売なのかもしれません。
そして、こちらでいうのもアレですが、問い合わせの際には本当に丁寧な対応をしていただきました。
おいしいものに出会わせていただいた側なので、二重に感謝いたします。
☆旭南高砂堂本店の店舗情報
- 住所:秋田市旭南1丁目18-25
- TEL:018-823-4021
- 営業時間:9:00~19:00
- 定休日:無休
☆いとく川尻店の店舗情報
- 住所:秋田市川尻みよし町18-1
- TEL:018-896-0077
- 営業時間:9:00~22:00
まとめ:旭南高砂堂とのら珈琲がコラボ!このコーヒーゼリー、只者ではない
今回は、ブレることなくコーヒーゼリーのみにスポットライトを当ててきました。
ですが、もしブレブレでいいのなら。
ブレブレでいいのなら、旭南高砂堂にはもうひとつオススメしたい逸品があります。
それは、『まち子姉さんのごま餅』です。
都会では見ることない、どこか懐かしい味。
華はないかもしれませんが、おみやげにしていただきたい秋田の味です。
また、『のら珈琲』さんもセンスの光る雰囲気のよいカフェです。
- 古民家好き
- 昭和レトロ好き
- ウォークマンが懐かしい
- 静かな世界に浸りたい
そんな人にとってはたまらない世界が広がっています。
ぜひ、コーヒーゼリーをきっかけに足を運んでいただけるとうれしいです。
記事下に、『まち子姉さんのごま餅』と『のら珈琲』の記事を置いておきますので、気になった方はぜひ読んでみてくださいね。
それでは今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。