「KuraMaster2020で秋田の地酒がどんな評価を受けたのか知りたい」
「ざっくり結果だけ教えてほしい」
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
こんばんは、さるあみです。
激動の2020年。
いや、コロナ禍で動くわけにはいかない状況が続いているので不動の2020年とでも言えばいいでしょうか。
不動の2020年において、明るいニュースが飛びこんできました。
【KuraMaster2020の開催】
結果だけを知りたいかと思いますが、念の為、少しだけKuraMasterにふれさせてください。
「知ってるからいいよ、別に」
と思われるかもしれませんが、おさらいということでお願いいたします。
KuraMasterとは、
- 2017年から始まった
- フランス人による
- フランス人のための
- フランスの地で行われる
- 日本酒のコンクール
- 審査員はフランス飲食業界のプロ
つまり、欧州で戦うための“ふるい”。登竜門です。
今年から『酒米部門』が追加され、『山田錦』『雄町』『出羽燦々』がひとつの部門となりました。
そのため、部門数は6つに増え、出品された本数は“824本”を数えます。
それぞれの部門で最高賞の『プラチナ賞』、次点の『金賞』が発表されています。
秋田の日本酒がどのような評価を受けたのか、詳しくみていきましょう。
- KuraMaster2020『純米酒』部門
- KuraMaster2020『純米大吟醸』部門
- KuraMaster2020『サケ・スパークリング』部門
- KuraMaster2020『山田錦』部門
- KuraMaster2020『雄町』『出羽燦々』部門
- KuraMaster2020『TOP18』
- 秋田の日本酒はどうだった?KuraMaster2020の結果まとめ
KuraMaster2020『純米酒』部門
純米酒の部において、秋田の日本酒は『プラチナ賞』が5点。『金賞』に4点が選ばれています。
プラチナ賞(5本)
金賞(4本)
KuraMaster2020『純米大吟醸』部門
純米大吟醸の部において、秋田の日本酒は『プラチナ賞』が2点。金賞が3点選ばれています。
プラチナ賞(2本)
金賞(3本)
KuraMaster2020『サケ・スパークリング』部門
サケ・スパークリングの部において、秋田の日本酒からは『金賞』が1点選ばれています。
金賞(1本)
- 出羽鶴酒造『出羽鶴 明日へ』
KuraMaster2020『山田錦』部門
新設された山田錦の部において、秋田の日本酒は『プラチナ賞』に1点。『金賞』が1点選ばれています。
プラチナ賞(1本)
- 小玉醸造『天巧50』
金賞(1本)
- 木村酒造『福小町 純米吟醸 別誂』
KuraMaster2020『雄町』『出羽燦々』部門
『雄町』『出羽燦々』部門では、秋田の日本酒は選出されませんでした。
そのため、プラチナ、金賞ともに、ほぼ山形県が占める形となっています。
KuraMaster2020『TOP18』
『TOP18』とは、それぞれの部門からさらに厳選した、全824本の中から選ばれし18本を指します。
内訳は以下のとおりです。
『純米酒』部門から5本。
『純米大吟醸』部門からおなじく5本。
『サケ・スパークリング』部門から2本。
『山田錦』部門から2本。
『雄町』部門から2本。
『出羽燦々』部門から2本。
計18本。
同じ部門内で選ばれたお酒に序列はありません。
いまはまだ、それぞれが各部門から厳選された1本に過ぎません。
『純米酒』TOP5
『純米大吟醸』TOP5
『スパークリング』TOP2
- 永井酒造『MIZUBASHO PURE』
- 山梨銘醸『七賢 スパークリング 杜ノ奏』
『山田錦』TOP2
『雄町』TOP2
『出羽燦々』TOP2
秋田の日本酒はどうだった?KuraMaster2020の結果まとめ
『TOP18』に、秋田県からは浅舞酒造の『天の戸 純米大吟醸35』が選ばれましたね。
この時点ですでに快挙。
フランス人を唸らせた、欧州でも戦える1本といっても過言はないはずです。
ですが、来たる11月。
この『TOP18』の中から『プレジデント賞』と『審査員賞』が選ばれます。
『プレジデント賞』はKuraMasterの頂点。
全824本の頂点ということになります。
いわば、日本代表。
最高の栄誉たる称号『プレジデント賞』を、果たして『天の戸 純米大吟醸35』は獲得することができるのか。
まだまだKuraMasterは終わりません。
本当の選考は始まったばかりです。
2ヶ月ほどの月日をワクワクしながら過ごして、結果に備えましょう。
それでは今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。