こんにちは、さるあみです。
今回は、株式会社ツバサが販売する『きりたんぽラーメン』シリーズの『比内地鶏醤油味』をレビューしていきます。
- そもそもツバサってどんな会社?
- きりたんぽラーメンってどんな商品?
- 実際に食べてみた感想
- まとめ
という順番でお伝えしていきますので、最後まで楽しんでいってくださいな。
それでは、いってみましょう。
そもそも株式会社ツバサってどんな会社?
「秋田にそんな食品メーカーあったっけ?」
と思われた方、わたしもそう思いました。
実は、株式会社ツバサは複数の事業をおこなっている企業で、おもな事業は4つあります。
取引している企業のあらゆるマーケティングを行う『WEBマーケティング』、『クリエイティブ事業』。
そして、自社オリジナルの商品を開発する『商品事業』。
そのオリジナル商品を販売する『ECサイト事業』。
きりたんぽラーメンは『商品事業』にあたり、ツバサオリジナルの商品となります。
ほかにも、お湯をそそぐだけでできる『きりたんぽカップスープ』や、ご飯のお供におすすめな『白神あわび茸と比内地鶏』など、秋田らしい商品を展開しています。
特に『きりたんぽカップスープ』は、らくらく手軽に秋田を持って帰れるので、おみやげとして人気ですよね。
さて、ではなぜ今回、カップスープではなくラーメンのレビューなのか。
そこにはこんな理由があります。
きりたんぽラーメン比内地鶏醤油味ってどんな商品?
ずばり、
【あきた食のチャンピオンシップ2021 金賞】
最高賞である『金賞【秋田県知事賞】』を獲得したからです。
あきた食のチャンピオンシップとは、秋田の食材をつかった、秋田らしいデザイン、味の新しい顔を決めるコンクール。
いわば、秋田の土産物の登竜門的なコンクールです。
『もふどら』や『秋田杉ジン』などもこのコンクールでの受賞をきっかけに人気が出ました。
きりたんぽといえば、煮る。あるいは焼く。
主役として輝いてきたものを、贅沢にもラーメンの具として扱った本商品。
その作り方は、インスタントラーメンとほぼおなじです。
小鍋に湯を沸かし、インスタント麺を茹でて、スープを入れる。
そのあいだに、きりたんぽを袋のままレンジでチン。
チンしたきりたんぽを小鍋にいれて、1、2分煮込んだら完成です。
具材はきりたんぽだけなので、あとはお好みでネギやチャーシューなどを散らしてください。
おどろくほどカンタン。
おどろくほど秋田。
セリとマイタケを入れたら鍋です、もう。
アクシデントで先に〆のラーメンを入れてしまっただけの景色です。
正直、はじめて見かけたときは、
「つまり、秋田流ラーメンライスってこと?」
と思いました。
ですが実際は、ちゃんとラーメン。
35歳男性が「うんうん」言いながら食べてみましたので、味の感想といきましょう。
きりたんぽラーメン比内地鶏醤油味の感想は?
意外にも、こってり味。
比内地鶏ラーメンと聞くと澄んだ色の醤油ラーメンを思い浮かべますが、こちらは『にごりあるコク深さ』。
しっかりと鶏が感じられます。
麺は中太で、やや縮れ。
量は80gです。
基準がわからなかったので試しに手近のカップ麺2つを見てみると、ひとつは80g、ひとつが68gでした。
麺の量に関しては、多くもなく少なくもなくといったところかもしれません。
ですが、ボリュームの面で忘れてはいけないのが『きりたんぽ』の存在です。
その量、なんと68g。
大盛りをうたうカップ麺でも麺の量は110gほどです。
きりたんぽラーメンなら80gの麺とあわせて148g。
申し分のないボリュームをたたえています。
とはいえ、語りたいのはボリュームだけではありません。
このきりたんぽ、歯切れがいいんです。
1~2分煮込んでも崩れることはなく、しっかりと味が染みて存在を主張してきます。
やっぱりきりたんぽには比内地鶏なんだなあ。
スープが染みて、心に沁みます。
麺のすすり始めからスープの飲み終わりまで、とことん秋田を感じられます。
ただ、ひとつだけ。
ひとつだけ注意してほしい点があります。
麺がお湯を吸っているせいか、はたまた県民の舌にあわせたせいなのか。
箱の裏に書かれた「550mlの湯」でつくると、かなりしょっぱい(塩辛い)です。
なかなかのパンチです。
きりたんぽから水分はでませんので、野菜をいれて、もしくはお湯の量を増やして調節してくださいね。
きりたんぽラーメン比内地鶏醤油味のレビュー:まとめ
まとめるとこうなります。
『秋田流ラーメンライス』
ファーストインパクトのとおりというか、個人的にこのキャッチフレーズを浸透させたいだけというか(笑)
こってりとした鶏系醤油に、中太の乾麺。歯切れのよいきりたんぽ。
ボリュームは申し分なく、食べごたえはバツグン。
インスタントにしてはおどろくほど完成度が高く、一杯の満足度が振りきれています。
これをお土産でいただいたら、「秋田のラーメンってうまいんだなあ」と思うにちがいありません。
正直にいえば、むしろ人にあげずに自分で食べたいです。
出歩けない今だからこそ、おうちでお店のような味を堪能したいです。
出歩かずにいる自分へのご褒美に。
あるいは、自粛ストレスの発散に。
さまざまな使いみちのある『秋田の顔』でした。
ごちそうさまでした!