あきたさけ!

秋田と日本酒をこよなく愛する男の地域活性化ブログです

【熟成古酒】大曲の花火といっしょにオススメしたい蔵元『金紋秋田』

こんばんは、さるあみです。

 

みなさんは琥珀色のお酒といえば何を思い浮かべますか?

紹興酒

ウイスキー

ものによってはビールもキレイな琥珀色をしていますよね。

 

ですが、今回紹介したいのは日本酒。

大曲の花火で有名な大仙市には、ちょっと変わった酒蔵があります。

『熟成古酒』と呼ばれる酒づくりの雄。

『金紋秋田酒造』について触れていこうとおもいます。

 

普通酒から熟成古酒へ。小さな蔵元が見つけた唯一無二の個性。

金紋秋田酒造は、秋田県は大仙市。大曲の花火で有名な大仙の地にあります。

その歴史は古く、80年以上。

以前は普通酒を中心に販売しており、金紋=古酒という印象はありませんでした。

それどころか2000年代初頭には名前を聞く機会も減っており、存続しているのかすらわからない状況。

とにかく情報が少なく、市場で見かけるお酒には勢いを感じられませんでした。

 

そんな金紋秋田酒造の名が轟いたのは2009年のこと。

 

いまや世界最大のコンテストといって過言のない『IWC【インターナショナル・ワイン・チャレンジ】』の席でのことでした。

 

IWC2009においての最高賞『チャンピオン・サケ』。

たった一本だけに贈られる最高の栄誉。

 

IWC2009チャンピオン・サケ『山吹 1995』。

 

金紋秋田酒造はこの年、世界の頂点に立ちました。

 

  • 1988年の古酒
  • 1993年の古酒
  • 1995年の古酒

これら3種の『熟成古酒』をブレンドした一本で、アルコール度は20度。

そのまま飲むも良し、ロックで飲むも良し。

それはまるでウイスキーのような飲み方の多様性。

日本酒の楽しみ方に一石を投じた、まったく新しいジャンルでした。

 

世界は『熟成』をポジティブに評価する

フランスのワイン、イタリアの果実酒、イギリスのウイスキー、中国の紹興酒

いずれも熟成をポジティブにとらえている酒ですよね。

そう考えてみれば、金紋秋田酒造の試みが評価されるのは必然。

欧州のあちこちのレストランで提供されているというのも頷けます。

 

時の流れは常に一定で、平等です。

誰も早めることはできません。

だからこそ価値がある。

1日の重み、1年の重み。

できあがったお酒には歴史があり、乗り越えた背景があります。

 

金紋秋田酒造の熟成古酒には40年物もあると聞きます。

40年の中にあった紆余曲折。

決して平坦な道のりではなかったと思います。

むしろ、苦しい時期のほうが長かったのではないかと。

そうして行き着いたところが、

 

『日本酒本来の魅力』。

 

今でこそ日本酒は『新鮮さ』を売りにしていますが、江戸時代以前は『熟成』に重きを置いていました。

金紋秋田酒造は、そこに注目しました。

そして、原点に向かうことでオンリーワンの新しさを生んだんです。

 

世界が求める日本酒。

 

もしかしたら金紋秋田酒造は、もっとも近いところにいるのかもしれませんね。

 

おわりに

今回の記事はいかがだったでしょうか?

私も15年物の古酒を飲んだことがあります。

そのときに感じたのは、黒糖のようなコクと枯れた風味でした。

かなり独特な味わいで、年月による変化をまざまざと感じることができました。

ウイスキーとは違うまろやかさ。

米だからこそ生まれる味わいは、試して損なしです。

 

贈り物として、あるいは人生の節目や記念日におすすめですよ。

 

それでは今回はこの辺で。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

みなさん、よい節目を。