あきたさけ!

秋田に生まれて34年。秋田市のグルメやカフェ、そして地酒の魅力をお伝えします。

【刈穂 六舟サマーミスト】の感想:飲みすぎ注意の辛口。まろやかなのに透明感のある1本

刈穂六舟サマーミストって?

「1500円以内で買える今しか飲めない日本酒がほしい」

「暑い日がふえたし、冷やしておいしい日本酒がいいなあ」

 

本記事は、そんなあなたに向けて書いています。

 

こんにちは、さるあみです。

 

秋田県内どこにいっても買えるのに、なぜこんなにも六舟はうまいのか。

コンビニで「おすすめは?」と問われれば六舟と答えますし、「甘いのダメなんだよね」と言われれば六舟をおすすめします。

それくらい、私にとって六舟は身近な存在です。

 

さて、そんな六舟から今年も出ました。

 

【刈穂 夏純米吟醸 六舟SummerMist】(以下、六舟サマーミスト)

 

同じ日本酒は買わないと決めている私が、毎年買ってしまう1本です。

レビュー、商品情報、ラベルに書いてある気になった用語の解説もしていきますので、最後まで楽しんでいってくださいね。

あなたの家飲みが、より楽しいものになることを祈って。

 

それでは、いってみましょう。

 

 

『刈穂 六舟サマーミスト』って?

『六舟サマーミスト』は、秋田清酒さんから毎年4月末に発売される純米吟醸です。

 

水色のボトルに水色の文字、そして水色の肩貼り。

桜のピンクが目立つころに、いち早く夏を放りこんでくるのが『六舟サマーミスト』。

その見た目の雰囲気から『生酒』のようなイメージを受けますが、実は『一回火入れ』のお酒です。

 

ラベルにある『総槽掛け搾り』とは、もろみをいれた酒袋を何層にも重ねるしぼり方をいいます。

いちばんポピュラーな『ヤブタ式』が、機械で横からはさんで圧力をかけるのに対して、『槽掛け搾り』は上からの圧。

機械のチカラでしぼるのではなく“酒袋同士の重み”でしぼるので、『ヤブタ式』よりも時間がかかるとされています。

つくりの規模にもよりますが、ヤブタ式であれば1日あればタンクひとつしぼり切ることが可能です。

ですが、槽掛け搾りの場合は2~3日。

ゆっくり、ゆっくりと酒袋のスキマからにじみ出てくるお酒が、2~3日かけてようやくビン詰めできる量になります。

 

「じゃあ、早くしぼれるヤブタ式のほうがよくない?」

 

と思われたかもしれません。

ところがしぼり方って、味に出るんです。

科学的な根拠は不明ですが、圧力をかけないでしぼるほど、やわらかいお酒に仕上がっているように感じます。

「角がない」

「まろやか」

「丸みがある」

表現の仕方はさまざまあるかと思いますが、総じていえるのは『やわらかさが感じられる』ということです。

 

ほかにも、圧力を一切かけないで重力のみでしぼる『袋吊り』という方法もあるので、しぼり方で飲み比べてみるのもおもしろいですよ。

 

今回ご紹介する六舟サマーミストは『槽掛け搾り』ということで、飲んだ感想はどうなったのか。

次の項でみていきます。

 

『刈穂 六舟サマーミスト』の味は?

『六舟サマーミスト』の味わいをひとことで表すならこうなります。

 

“にごりあるのに驚きの透明感。まろやかな辛口に飲みすぎ注意”

 

どうみても二言です。

 

通年商品の『六舟 吟醸酒』とくらべると、あきらかにまろやか。

薄い“おり”が絡んでいるので、そのぶん旨みがあります。

辛口!

というほどの辛口ではなくて、舌によくなじむ辛さです。

いわゆる辛口好きな方であれば、まだ甘いと感じるかもしれません。

 

いきすぎた辛口が苦手な私にとっては、すごくちょうどいい。

 

カーッと昇るような辛さはなくて、なめらかに消えていく。

『六舟サマーミスト』には、いくらでも飲めてしまう魔力があります。

 

そして、これは買った人だけが体験できるものなのですが、『六舟サマーミスト』のおもしろいところは“ボトルの色の変化”です。

 

飲む前はうすにごりのお酒を背景にして、ボトルの色は薄い水色。

ところが、飲みきったあとはちょっと濃い水色になるんです。

飲みきる前と後では、『六舟サマーミスト』から感じる季節がちがいます。

飲みきる前は、まだ初夏の手前。

飲みきった後は、すっかり初夏。

六舟サマーミスト1本で、近づく夏のあしおとを感じとることができますよ。

 

『刈穂 六舟サマーミスト』の商品情報

  • 原料米:美山錦・ぎんさん
  • 精米歩合:55%
  • 日本酒度:+4
  • 酸度:1.7
  • アルコール度:16~17度

 

おすすめの飲み方は、よく冷やして。

 

参考価格は、

720ml:1,375円(税込)

1.8L:2,750円(税込)

 

毎年4月の下旬発売で、季節・数量限定品となっています。

 

『刈穂 六舟サマーミスト』の感想・評価:まとめ

私がそうなのですが、いくら家飲みを楽しもうと思っても、やっぱり気になってしまうのが価格です。

お店で1杯やるのとは訳がちがいます。

家で飲むなら1本買うしかないんです。

つかえる金額だって限られています。

 

だからこそ、失敗したくない。

 

できれば安く、

できればうまい。

 

そんな、都合のいい条件を求めてしまいます。

その点でいえば、『六舟サマーミスト』は1500円以下で買えるうまい酒です。

スーパーでも買えますし、季節限定ではありますが期間は短くありません。

いま家飲みを楽しむのなら、『六舟サマーミスト』をおすすめします。

 

ただ、もし。

 

あなたが秋田市にお住まいで、しかも山王がそう遠くないのであれば、

 

“地酒のテイクアウト”

 

という選択肢もあります。

 

www.saruami-sake.work

 

【酒場戸隠】では、地酒が1合からテイクアウトできます。

価格も660円~とリーズナブル。

1本はいらない、1杯でいい。

そんな方に強くおすすめしたい居酒屋さんです。

 

それでは、今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

※家飲みをちょっと贅沢にしませんか

 

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※おうち時間、退屈していませんか?

 

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