「花見は中止になってしまったけど、どうにかして春を楽しみたい」
「毎年、買おう買おうと思っているうちになくなってしまう」
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
こんばんは、さるあみです。
新型コロナウイルスという言葉にうんざりして、自粛自粛でストレスが溜まっていませんか?
花見の時期がきたのに、宴会はできない。散歩のついでに桜をみることすら危うい状況になりました。
四季のはっきりしている日本において、春を感じられないというのは心苦しいですよね。
というわけで今回は、家飲みを応援しつつ、春も感じられるお酒。
福禄寿酒造【桜名月】をご紹介していきます。
美しいのはなにも名前だけではありません。
試みも味わいもすべてが美しい、あたたかみのある1本となっています。
外出自粛の世でも春は楽しみたい。
そんな私とあなたを満足させてくれる1本となっていますので、どうぞ最後まで楽しんでいってくださいね。
それでは、いってみましょう。
『桜名月』とは?
桜名月とは、
- 井川町
- 福禄寿酒造
- ハナキン桜庭編集部
が、かつて酒米の産地だった井川町に、ふたたび生産の灯をともそうとコラボしてできた日本酒です。
井川町の農業法人ローカルフレッシュが栽培する『美山錦』を、一白水成の『福禄寿酒造』で醸し、『ハナキン編集部のパーソナリティ』がサポートしました。
サポートといっても、ただの広告塔ではありません。
ラジオパーソナリティの桜庭みさお、真坂はづき、椎名恵の3名が、酒づくりだけでなく、米づくりから携わっている渾身のフルサポートっぷり。
種まき~ラベル貼りまでと考えると、いったいどれほどの時間を『桜名月』にあててきたのか。
きっと、『サポート』なんて一言では想像できないほどの苦労があったのだと思います。
そんな『桜名月』も、2020年で4年目となります。
1回限りのイベントで終わらないのは、紛れもない人気があるから。
- 井川町酒米復活プロジェクトを応援する人
- 福禄寿酒造のお酒が好きな人
- ハナキン桜庭編集部のメンバーを応援している人
そして、『桜名月』の味に惚れた人。
私は、申し訳ありません……味に惚れた人です。
味から入り、そこから他の情報を知り心を打たれました。
ですので、まずは何より味。
いったいどんな味わいの日本酒なのかを次の項でふれていきますね。
『桜名月』の味は?
『桜名月』の味わいをひとことで表すのならこうなります。
“まっすぐなやさしい味わい”
ラジオパーソナリティの面々の人柄が出ているかのような、やわらかさとやさしさをもった味わいです。
香りは、芯のある果実感。
穏やかながら、はじけるような酸を感じます。
ひとくち含むと、とにかくやさしい味わいが口のなかに春を告げます。
舌の上ではアルコール感も雑味もなく、さわりがクリアー。
甘みにベタつきはありません。
キレ上がりがゼロに近いので、最後に残るのはふんわりとしたアルコール感。
全体をとおしてスッキリとしているため、単体で楽しむことのできる1本です。
やわらかくて、やさしくて、重くない。
もう、いくらでも飲めちゃいますね。
春風や桜が目に浮かぶ、晴天の似合う1本です。
春を告げるお酒として、毎年の購入を強く強くおすすめします。
『桜名月』の商品情報
ですが、あくまでも『福禄寿酒造特別限定・純米吟醸』としての販売です。
参考価格は、720ml:1,550円(税抜)。
1.8Lの販売はなく、720mlのみとなっています。
今年の販売本数は定かではありませんが、2019年は3300本の販売でした。
「え?もう飲みきっちゃった……」
という方、ここを逃せばまた来年です。
完売前に酒屋へダッシュですよ。
『桜名月』の感想・評価まとめ:桜はここにある
2020年は新型コロナウイルスの影響で、秋田県もほぼすべての花見イベントが中止となりました。
宴会はもちろん、ただ歩きながら桜をみることも叶わない現状。
外でお酒を飲むことでもできません。
外出のできないストレスだけでなく、季節を感じられないフラストレーションも溜まっているかと思います。
せめて春を。
季節を感じたい。
今年の桜を眺めたいじゃないですか。
その願いを、家飲みで叶えませんか?
『桜名月』が運びます。
『桜名月』が告げます。
『桜名月』が春を呼びます。
ぜひぜひ、家飲みで『秋田の4月』を感じてくださいね。
それでは今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
※日本酒選びに迷ったらこちら