あきたさけ!

秋田に生まれて33年。もっと知られてほしい秋田を発信します!

【十五代彦兵衛 純米酒】の感想・評価:香りも味わいも濃厚。パンチがいい!

「米のうまみを楽しめる日本酒が飲みたい」

一白水成は知ってるけど、十五代彦兵衛ってなに?」

 

本記事は、そんなあなたに向けて書いています。

 

こんにちは、さるあみです。

 

今回ご紹介するのは、福禄寿酒造の1本。

【十五代彦兵衛 純米酒】です。

 

「ん、福禄寿酒造?」

 

酒造の名前でいわれると一瞬、「ん?」となるかもしれませんが、こういえばいかがでしょうか。

一白水成』の蔵元。

県内外でも有名な、あの一白水成をつくっている蔵元の名が『福禄寿酒造』です。

 

さて、そんな福禄寿酒造なのですが、有名なのは一白水成だけではありません。

一白水成が県外に向けて発信されたモダンブランドだとしたら、こちらは地元に向けて発信されたローカルブランド

【十五代彦兵衛】は、地元で愛されている秋田の地酒です。

 

この記事では、十五代彦兵衛の【純米酒】についてふれていきます。

どうぞ最後まで楽しんでいってくださいね。

 

 

『十五代彦兵衛』とは?

まず、「彦兵衛ってどなた?」という話なのですが、お察しのとおり、彦兵衛とは『福禄寿酒造』の創設者を指します。

 

福禄寿酒造の創業は1688年。

どぶろく製造から始まりました。

本格的に日本酒の製造が行われはじめたのは江戸末期からで、変遷こそあれど300年以上の歴史があります。

 

ちなみに、『福禄寿酒造』という社名になったのは平成16年のこと。

それまでは『渡邊彦兵衛商店』という社名でした。

 

社名から創設者の名は消え、酒銘として残りつづける。

 

なんだか美しいですよね。

すごく素敵です。

次の項では、そんな『十五代彦兵衛 純米酒』の味についてふれていきますね。

 

『十五代彦兵衛 純米酒』の味は?

十五代彦兵衛 純米酒の味は?

『十五代彦兵衛 純米酒』の味わいをひとことで表すのならこうなります。

 

“香りも味も濃厚で、ちょっとオイリーな辛口”

 

色味からも濃厚さは伝わるのですが、グラスに鼻をちかづけると香りも濃厚。

重みを感じます。

吟醸酒を飲みなれてしまっているせいか、口にふくむと衝撃が走りました。

 

「濃厚」

 

ズドンと米の味わいが舌に乗ります。

とろみを錯覚するなめらかさに、一瞬、体がふるえました。

味わいはしっかりと辛口で、酸味もついてきます。

米のうまみをどっしりと感じられるのに、後味にはキレがあり飲みやすいです。

 

「秋・冬の寒々しい季節に、鍋のお供として楽しむと最高だろうなぁ」

 

と、想像をかきたててくれる、素敵な1本でした。

 

『十五代彦兵衛 純米酒』の商品情報

  • 原料米:秋田酒こまち
  • 精米歩合:60%
  • アルコール分:15度
  • 720ml:1,210円
  • 1.8L:2,310円

 

原料米の秋田酒こまちは、ただの秋田酒こまちではありません。

つかっているのは、五城目町の秋田酒こまち。

福禄寿酒造のある五城目町の秋田酒こまちを使用しています。

 

『十五代彦兵衛』のラインナップはぜんぶで3種類。

 

 

おもしろいのは、いずれも原料米がちがうところです。

純米酒は、秋田酒こまち。

純米吟醸は、美山錦。

純米大吟醸は、山田錦と秋田酒こまち。

それぞれまったくちがった味わいが楽しめるので、気になった方はチェックしてみてくださいね。

 

『十五代彦兵衛 純米酒』の感想・評価:まとめ

最後にもう一度、『十五代彦兵衛 純米酒』の味をまとめておきます。

 

“香りも味も濃厚で、ちょっとオイリーな辛口”

 

米のうまみが存分に楽しめるので、むかしから日本酒を飲まれている方や、日本酒が好きな方におすすめしたい地の酒です。

これから日本酒をはじめる、という方には強すぎるかもしれません。

 

一白水成』ばかりが光を浴びて、影を落としがちな『十五代彦兵衛』ですが、テーマのしっかりとした日本酒に仕上がっています。

ぜひぜひ、見かけたときは手にとってみてくださいね。

 

それでは、今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。