あきたさけ!

秋田に生まれて34年。秋田市のグルメやカフェ、そして地酒の魅力をお伝えします。

【福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵】の感想・評価:(新聞紙)脱いだらスゴイんです

『福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵』の感想・評価

 

「新聞紙に包まれているから存在感がすごい」

「けど、名前が強すぎて買うのがこわいんだよなあ」

 

わかります、その気持ち。

 

こんにちは、さるあみです。

 

いろいろ飲んでみようと思うと、足を運んでしまうのが300mlや180mlの棚ですよね。

なかでも180mlのほうを見ると、ピンからキリまでさまざま。

細長い純米酒から可愛らしい純米大吟醸までがズラリと並びます。

ところが、ひとつだけ。

180mlの棚には、ひとつだけ異彩を放っている銘柄があるんです。

 

それこそが、いまあなたが気になっているお酒。

【福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵】です。

 

実はこのお酒、(新聞紙を)脱いだらスゴイんです。

 

「お、これだけ新聞紙に包まれてる」

 

そんな興味から始まったお酒をもっと知りたいと思いませんか?

この記事を読むことで、どんなお酒なのかはもちろん、実際に飲んだ感想や新聞紙に包まれている理由まで知ることができます。

どうぞ最後まで楽しんでいってくださいね。

 

 

『福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵』とは?

『福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵』とは?

 

『福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵』とは、『又右ェ門蔵』として販売される純米吟醸酒を2年ものあいだ寝かせた日本酒です。

 

2年といっても、火入れしたお酒なので腐るようなことはありません。

60%まで磨いたキヨニシキでつくったお酒を土蔵で寝かせることで、うまみを存分に引き出した1本となります。

原酒であるため、アルコール度は17度と少しだけ高め。

ですが、『福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵』には年月がくれた贈り物があるんです。

 

それは、やわらかさ。

 

強いアルコール度数というカドが、2年という年月よって削りとられています。

 

『福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵』の味は?

 『福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵』の味わいをひとことで表すとこのようになります。

 

“180mlに込められた複雑な味わいと満足感”

 

新聞紙をとってまず驚かされるのは色の濃さです。

まるで白ワイン。

日本酒であることを忘れそうになるほどの色気を、新聞紙の下にたたえています。

 

グラスに注いで嗅ぐと、香りまで白ワインのよう。

いよいよ日本酒を買ってきた自信をなくします。

重みのある香りは、フルーティーというよりは“ドライ”フルーティー

そんな言葉があるかはわかりません。

新鮮ではなく熟成のある香りだと思っていただけると助かります。

 

味わいは、甘くもなく辛くもなく。

酸味と苦みとコクで飲ませる味わいです。

 

ここが好みの別れ道。

 

どっしりとした旨みがあります。

米の厚み、ふくらみ。

濃い色味の分だけしっかりとしたコクがあるんです。

このコクを、後半に感じるやわらかさが驚くほど飲みやすくしてくれています。

じっくり飲むにはもってこいの味わい。

『夏であればロックで楽しむ』という選択肢もありです。

 

新聞紙による包装は雰囲気を古めかしく見せているかもしれません。

ですが、むしろモダン。

飲み方に変化をくれる、楽しみ方がさまざまな1本です。

 

『福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵』の商品情報

『福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵』の商品情報

  • 原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
  • アルコール分:17度
  • 精米歩合:60%

 

2020年現在、『福乃友 純米吟醸 又右ェ門蔵』は、リニューアルにともないラベルも中身も一新されました。

そのため、今回ご紹介している『福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵』も年月とともにリニューアルされていく可能性があります。

2年寝かせる必要がある以上、いま市場に並んでいるものは旧品であるはずです。

 

ですが、いずれは。

いずれは、ラベルも中身も一新された『原酒』が楽しめるようになるのかもしれませんね。

 

『福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵』の感想・評価:まとめ

さて、『又右ェ門蔵』について少しだけ詳しくなったところで、あなたの心はどのように動いたでしょうか。

コク、熟成という言葉に気圧されて、棚に戻してはいませんか?

 

実は私は、何度もそれを繰り返しました(笑)

 

180mlで新聞紙に包まれている異質は、かなり目を引きます。

ですが、それ以上の情報がないんです。

 

(いや~、どうしよう)

(買ってみる?)

(失敗したくないなぁ)

(だいたい400円か~)

(興味はあるけども……)

 

そうやっていろんな方向に悩んで悩んで、結局は買わない。

そんなことを繰り返して約2年。

ようやく買う決心がつきました。

 

なぜなら、この2年で多様な日本酒に触れてきたからです。

 

うまいまずいの好みはあれど、詰まらないお酒など1本もありませんでした。

すべてが経験。おもしろいと感じるものばかりです。

「こういう日本酒もあるんだな」という経験は、いつか必ず武器になります。

どうしよう……と感じる日本酒は、あなたの視野を広げてくれます。

 

ぜひ、いま迷っているなら『経験』してみてくださいね。

日本酒っておもしろいですよ。

 

それでは、今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。