あきたさけ!

秋田に生まれて35年。秋田市のカフェ、地酒、お得な情報をお届けします。

【福小町 大吟醸 秋田酒こまち仕込み】は県内限定。地産地消をおみやげに。

福小町 大吟醸 秋田酒こまち仕込みは県内限定販売。贈り物にも

こんばんは、さるあみです。

 

今回は、ほぼ秋田県内限定販売の1本。

木村酒造『福小町 大吟醸 秋田酒こまち仕込み』を紹介していきます。

 

『ほぼ』というのは、買えるアンテナショップが通販をやっているからで、

 

秋田県内限定販売』

 

という言葉には疑惑の視線がとびます。

 

が、細かいことは置きましょう。

秋田のショップが通販で売っているのです。

セーフということで、どうか、切に切にお願いいたします。

 

それでは、いってみましょう。

 

 

『福小町 大吟醸 秋田酒こまち仕込み』ってどんなお酒?

『福小町 大吟醸 秋田酒こまち仕込み』は、湯沢市にある木村酒造がつくる1本です。

実は、公式サイトの商品一覧に載っておらず、『カタログにない酒』としても知られています。

 

使用米はもちろん、秋田酒こまち。

湯沢市酒米研究会がつくる秋田酒こまちを100%使用しています。

 

また、酵母も地元産です。

使われている酵母は、『AKITA雪国酵母UT-1』。

リンゴのような香りと例えられ、時間経過とともにあらわれるイヤな臭い(オフフレーバー)の発生を抑えるとされています。

 

UT-2はバナナの香りに例えられるので、リンゴとバナナ。機会があれば飲み比べてみるのもおもしろいですよ。

 

そして、精米歩合なのですが、こちらは45%です。

贅沢仕様なので、「さぞかしお高いんでしょう?」と思われたかもしれませんが、そのとおり。

 

  • 720ml:2,750円(税込み)

 

となっています。

『高清水 純米大吟醸』がおなじスペックで1,459円(税込み)なのを考えると、やはり高いですね。

比較するとすれば、箱と酵母の違いでしょうか。

 

福小町の箱は、1本を入れるのは豪華すぎる贈答仕様。

酵母は、『高清水 純米大吟醸』が『秋田酵母No.15』に対して、こちらは『AKITA雪国酵母UT-1』です。

さらに、秋田県内限定販売というプレミア感がついています。

 

まとめると、贈り物としての価値が上乗せされているように感じますね。

 

『福小町 大吟醸 秋田酒こまち仕込み』の感想は?

『福小町 大吟醸 秋田酒こまち仕込み』の感想を述べるにはまず、買った理由をお伝えしなければなりません。

その理由とは、1件の口コミ。

 

「ふつう。私の口には合わなかった」

 

といった趣旨のものでした。

 

私は思いました。

「買って確かめるしかない」と。

 

そして今に至り、私の感想はこの言葉からスタートします。

 

「確かにふつうだ」

 

そう、普通なんです。

これは貶しているわけではありません。

ただ、良くも悪くも。

良くも悪くも、秋田酒こまちの特性がグンッと出ている1本なんです。

 

秋田酒こまちでつくられた酒は、『香り高く、上品な甘みがあり、旨さと軽快な後味を持つ』とされています。

まさにこれ。

 

私の感想はこうです。

 

香りの立ちは強く、甘みが4、酸味が6の割合でリンゴを思わせます。

 

口当たりはやわらかくて、甘みの広がり方が『ふわっと』。

酒こまちらしさがあります。

この『ふわっと』が、人によってはインパクトに欠けるかもしれません。

「ふつう」という感想も頷けます。

 

ですが、この『ふわっ』とした甘みは秋田酒こまちの大きな特徴です。

さらに、軽快な後味。

この静かに消えていく感覚もまた、秋田酒こまちのもつ『味』のひとつなんです。

 

つまり、この『福小町 大吟醸  秋田酒こまち仕込み』は、酒米酵母の特徴を引きだしただけにすぎません。

いうなれば、質が良すぎるから物足りなさを感じる1本なんです。

 

酒米のもつ上品な味わいに近づきすぎた1本。

 

これ、すごいことですよ。

 

『福小町 大吟醸 秋田酒こまち仕込み』の商品情報

 

日本酒度は、+5.5と表記しているお店もあり、どちらが正しいのか定かではありません。

 

ただ、体感としては+5.5の方が正しいのではないかと思います。

というのは、やはり後味。

後に抜けていくものが、甘みではなく辛さだったからです。

+2にしては甘みが弱く、酸度の1.2にしては甘みの伸びがなかったように感じます。

 

正直にいえば、重要なのは「あなたが飲んでどう感じるか」です。

数値はあくまでも目安。

買うときの指標にすぎません。

なので、もしお店のプライスカードに『+2』と書かれていても、「表記よりは辛いんだろうな」程度にとどめておいてくださいね。

 

『福小町 大吟醸 秋田酒こまち仕込み』の感想・評価まとめ

というわけで、いかがだったでしょうか。

『ふつう』の意味を考えることになりませんでしたか?

 

好みの世界において、感想は自由です。

おいしいと絶賛していたから買うのはもちろん、酷評されていたから試してみるというのも1つのきっかけになります。

少なくとも私は、「ふつう」という言葉に動かされました。

 

決めるのは、あなたの舌です。

 

あなたも、ちょっと値は張りますが、秋田県内限定販売という甘い文句に誘われてみませんか?

 

それでは今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。