あきたさけ!

秋田と日本酒をこよなく愛する男の地域活性化ブログです

1500円で買える福小町。フランス人が認めた秋田の純米吟醸。

こんばんは、さるあみです。

 

みなさん、KuraMasterというコンクールをご存知ですか?

Kura=蔵。

そうです、海外で行われる日本酒のコンクールなんです。

フランスのパリで行われる同コンクールの歴史はまだ浅く、知名度はまだ低いという考えの方もいると思います。

ですが、このコンクールの影響力は年々増してきているんです。

答えはそのコンセプトにありました。

 

『フランス人によるフランス人のためのフランスの地で行われる、日本酒のコンクール』

 

審査員はみなプロフェッショナル。

それも、いまのフランス飲食業界をリードする方々ばかりです。

いってしまえば世界最高の舌をもつ方々であり、このコンクールで評価されることは大きな意味をもちます。

 

“世界で戦う力の有無”

 

それが問われるKuraMasterで、今回紹介する『福小町 純米吟醸はどのような評価を受けたのか。

私の感想も含めつつ、ご覧ください。どうぞ。

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KuraMaster2019において金賞の実績。特筆すべきはそのなめらかさだ。

この日本酒を語る上で必ず出てくるであろう表現が、

『やわらか』『なめらか』『まろやか』

この3つです。

これでほぼ語り尽くしたと言えるほど、この3語に集約されています。

 

ですが、もっと伝えたいのでもう少しだけ。

 

香りはマスカットやリンゴのような吟醸香

その奥から甘みが感じられます。

口に含むとやわらかくてまろやか。そして、なめらか。

精米歩合55%だというのに雑味は感じられず、造りの丁寧さが光ります。

尖ったものはないけれど、ただただうまい。

『平均』のレベルがとんでもなく高いところにある日本酒です。

 

後に残る辛さからおおよそ辛口だと推測できますが、それを感じさせないのが香りの甘さ。

味わいのまろやかさ。

そして、気づけば盃の進む雑味のなさにあります。

要因すべてが合わさって中口。

いわゆるうまくちの、たいへん質の良い日本酒に仕上がっています。

 

今年2019年のKuraMasterにおいてはプラチナこそ逃しましたが、金賞を受賞。

フランス人の、それも一流のプロの舌を唸らせました。

日本国内での評価は……となると、もしかしたらあまり県外では見かける機会はないのかもしれません。

秋田の地酒。

秋田にいらした方だけが楽しめる日本酒ですね。

 

そんな賞常連の日本酒なのに、入手難易度がとても低い。

コンクールに出品するような日本酒なのだから、『出品酒』とか『限定酒』とか、とにかく手に入らない日本酒なんじゃない?

そう思われる方もいると思います。

ご安心ください。

主に県民の方に伝えたい。ご安心ください、と。

 

県内ならスーパーで買えてしまいます。

 

それはそれはもう、当たり前にデイリーユース。

ちょっと贅沢な普段遣い。

どうせ高いんだろうなと思うじゃないですか?

タイトルを見てください。

 

“1500円で買える純米吟醸

 

これですよ。

こんな素晴らしい日本酒が、

 

スーパーで、

 

しかも1500円で買えてしまうんです。

声をちょっとだけひそめて言いたい(夜なので)

 

“全国よ、これが秋田だ”

 

あとは問われるのは、スーパーマーケットの質だけです。

どんな保管をしているのか。

在庫はどのタイミングで値引きして、回転させているのか。

『福小町 純米吟醸』は、火入れの日本酒とはいえ冷暗所での保管が望ましいです。

最上段のような、ライトに一番照らされる位置であれば少なからず劣化は早まります。

 

半年経過で値引くのか。

一年経過で値引くのか。

 

それはこの『福小町』に限らず、どの日本酒、どのスーパーにも言えることです。

生酒は冷ケースにいれるのが当たり前なので、スーパーに問われるのは火入れ酒の扱い。

うまい酒を、うまい状態で、お客様のもとへ。

なんて偉そうなことを言ってしまいましたが、私が担当者だった頃にそれが出来ていたかは疑問です。

 

スーパーで火入れの常温酒を選ぶときは、醸造年月日の確認だけはしておいたほうがいいかと思います。

 

まとめ

今回の記事はいかがだったでしょうか?

最終的には、『スーパーで日本酒を選ぶ際の注意点』といった内容の記事になってしまいましたね。

こちらもなんとなく参考になってくれれば幸いです。

 

最後に、『福小町 純米吟醸』の商品スペックをまとめて結びたいと思います。

 

  • 使用米 酒造好適米100%
  • アルコール分 15.5度
  • 精米歩合 55%
  • 日本酒度 +2.5
  • 飲用温度 10℃~40℃
  • 参考価格 720ml:1500円 1.8L:3000円(税抜き)

 

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございます。

みなさん、よい晩酌を。

 

※世界一にも輝いた大吟醸『福小町』のレビューもよろしければどうぞっ。

saruami-sake.hatenablog.com