他県よ、これが雪国だ!
数値じゃ測れない。貯蔵の仕方でここまで変わるか!
0度に保たれた雪のなかで2ヶ月寝かせたお酒です。
香りは、大吟醸系にみられるようなフルーティーさはなく、厚みのあるコメの香りがします。ふっくらふんわり。
舌に乗せると辛口らしいカドがあるのにもかかわらず、すんなり砕けてまろやかさが出てきます。
やわらかいし、べたつかないし、すいすい飲めますこれ。
価格も驚き。300mlで400円前後。安い。
ひやおろしのようなカドの取れ方は、まさに雪を嘆かず味方につけた結果だと思います。
もうね、これが雪国だッッ! と、声を大にして叫びたい。
ちょうど時期がきているので秋田駅のなかでも買えますし、駅近くの酒販店ならどこでも売っているかと思われます。
桜のシーズン。
この『なごり雪』を片手に、春の訪れを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ラベル情報
- アルコール分 15度以上16度未満
- 日本酒度 +1
- 酸度 1.5
- 原材料 米(国産)、米こうじ(国産米)
- 精米歩合 60%
こんな人におすすめ!!
- 花見にもっていく手頃なサイズのお酒を探している方
- 冬の終わりを舌で感じたい方
- 春の訪れに寄り添うお酒をお探しの方
名前の雰囲気から冷やして飲んだほうがよさそうですが、そこはさすが特別純米酒。
常温、ぬる燗なんかでも楽しめてしまう万能なお酒となっております。
割とどこでも買えてしまう点からいえば、だれにでも勧めたくなるお酒です。
ちなみにこちらの雪中貯蔵シリーズには大吟醸もございます。
どちらも四合瓶以上の大きさになると、しっかりと遮光フィルムで包装されております。
贈り物として、手土産としての格も備わっている秋田の銘酒ですよ。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございます!
よい晩酌を!!