こんにちは、さるあみです。
ラーメンの具としてチャーシューって外せないですよね。
うすい肉を量で勝負したり、丼をはみ出るほどの長さで勝負したり、肉質のぜいたくさで勝負したり、その店の個性がでる部分でもあります。
今回訪れた濃厚肉そばセンター『よし虎』はというと、
圧倒的なブ厚さ。
そして、やわらかさがありました。
いちばん人気のラーメンの感想もあわせて紹介していきますので、最後まで楽しんでいってくださいね。
それでは、いってみましょう。
- 濃厚肉そばセンター『よし虎』ってどんなお店?
- 一番人気の『肉中華そば(しょうゆ)』と、『濃厚肉中華そば(みそ)』を食べてみた
- 濃厚肉そばセンター『よし虎』の店舗情報・アクセス
- まとめ:濃厚肉そばセンター『よし虎』のチャーシューは圧巻!広面の新名物に
濃厚肉そばセンター『よし虎』ってどんなお店?
濃厚肉そばセンター『よし虎』は、秋田市広面にオープンしたラーメン屋さんです。
立地は、『マシンガン』や『にぼすけ』がならぶ通りの反対側。
ラーメンストリートとも呼ばれるラーメン激戦区にあります。
オープン日は、2020年2月13日。
コロナ禍に入るわずか手前のころでした。
オープン時からすでに各タウン情報誌が取材をしており、『どぶ漬けチャーシュー』という言葉に衝撃をうけた人も多いのではないでしょうか。
驚くべきはその重量。
どぶ漬けチャーシューの重さは、なんと100g!
それもチャーシューの枚数は1枚です。
枚数かさねた100gではなく、たった1枚。極厚の1枚で100gなんです。
注文は食券制で、入口にある券売機で先に支払うカタチになります。
人気のメニューは、とんこつをベースに『しょうゆ』『みそ』。
- 肉中華そば(みそ・しょうゆ)
- 濃厚肉中華そば(みそ・しょうゆ)
『濃厚』の有無で大きく違った味わいを見せてくれます。
この違いがおもしろく、そして不思議でした。
この味わいの不思議についてを、感じたままに後述していきますね。
一番人気の『肉中華そば(しょうゆ)』と、『濃厚肉中華そば(みそ)』を食べてみた
先にいっておくと、私は友人と2人で2度訪問しています。
そして、結論からいってしまえば、私は『肉中華そば(しょうゆ)』がダメでした。
しょっぱい(塩辛いほうの意味)。
尋常ではないしょっぱさです。
ツンとくる尖った塩気は、醤油のきじょっぱさなのか。それとも酢やレモンのような酸味由来の尖りなのか。
そのしょっぱさは『どぶ漬けチャーシュー』の表面にまで及び、期待をこめて噛み切ったときの落胆は見事なものでした。
刻みタマネギと柑橘系のさわやかさ。
極厚のチャーシュー。
歯切れのいい細麺。
どれもすべてが“しょっぱい”という感想に塗りつぶされてしまったんです。
「ガツンとくる味わいだけど、若い人向けかな」
というのが、『肉中華そば(しょうゆ)』への正直な感想でした。
ところがどっこい。
ところがどっこいです。
対面に座った友人が、スープを飲み干さんばかりの勢いで食べているではありませんか。
私はその姿をみて思いました。
「嘘だろ……」
彼が頼んだのは『濃厚肉中華そば(しょうゆ)』です。
濃厚。
『濃厚』なんです。
ありえない。無理だ。私にはできない。
唖然とする私に対して彼は言いました。
「替え玉、いけるなぁ」
リアリィ?
抱いた感想があまりにも違いすぎて、もうワケがわかりません。
「これは確かめなければならない」
納得はすべてにおいて優先されるべきものです。
私は再訪を誓いました。
そうして2度目。
おなじ友人と共に足をはこび、今度は私が『濃厚肉中華そば(みそ)』を。
友人が、『肉中華そば(しょうゆ)』を頼みました。
すると、どうしたことでしょう。
訪問1度目と2度目で、私たちの表情は真逆になったんです。
『濃厚』がうまい。うますぎる。
『濃厚』がつくり出す“まろやかさ”は心地よく、見事な調和を生んでいます。
100gの極厚チャーシューも、丼に乗せる直前によく叩いていてホロッホロ。
やわらかくもジューシーで、お店の顔になる食べごたえです。
感じたのは、見た目のインパクトと味わいのギャップ。
身構えるほどそのバランスの良さに驚きます。
「もっと食べたい」とは思わせない、一杯の満足度。
「ああ、私いま、うまいラーメンを食べてる!」
と、心から思わせるパワーがありました。
ところが、心踊る私とは違い、友人の手は止まっていたんです。
スープだけになった丼に手をつけることなく店を出ると、友人は言いました。
「しょっぱかった」
やはり。
ガツンとくる感じは学生さんや若者にはいいのかもしれません。
「これでないと!」と思わせる中毒性がありますから。
ただ、やはり好みは分かれるものです。
うまい、まずいではなく、好みか否か。
だからこそ、これを読むあなたにこの言葉を贈らせてください。
“一度の訪問でお店を知ることはできない”
少なくとも私は2度目の訪問を経て、また何度でもリピートしようと思いました。
1度目で終わっていたらそうは思わなかったはずです。
一番人気が、あなたにとっての一番とは限りません。
ぜひ、ひとつのお店でさまざまなメニューに挑戦してみてくださいね。
濃厚肉そばセンター『よし虎』の店舗情報・アクセス
- 住所:秋田市広面昼寝23-6
- 営業時間(昼):11:00~15:00
- 営業時間(夜):17:00~21:00
- 定休日:なし
- 席数:14席
- 駐車場:なし
※注意:自転車で行かれる際は、となりの歯医者さんの敷地には停めないようお願いいたします。
まとめ:濃厚肉そばセンター『よし虎』のチャーシューは圧巻!広面の新名物に
実は、『よし虎』さんは私の住む地域からはかなり遠い立地にあるため、リピートするのが容易ではありません。
ですが、それでも2度訪問したのは、友人が本当においしそうに食べていたからです。
そして、その姿に誘われた2度目の訪問。
ほんとうに行ってよかったと思っています。
何度も通える場所ではありませんが、それでももう1度。もう2度。
訪問するたびに「また来よう」と思うお店に出会えました。
次に訪れたときは、『濃厚肉中華そば(しょうゆ)』にチャレンジしたいな。
それでは今回はこのへんで。
あなたのラーメン屋さん選びの参考になってくれたらうれしいです。