こんばんは、さるあみです。
飛良泉といえば、昔ながらのラベルに、昔ながらの味わい。
あなたもそんなイメージを持ってはいませんか?
今回紹介するのは、昔と今のあいだ。
新しくもないけど古くもない。
そんな1本です。
ちょっと詳しく見ていきましょう。
- 『飛良泉 純米大吟醸1801』ってこんなお酒
- 『飛良泉 純米大吟醸1801』を飲んでみた感想
- 『飛良泉 純米大吟醸1801』の商品情報
- まとめ:『飛良泉 純米大吟醸1801』は、華はないけど飲みやすい
『飛良泉 純米大吟醸1801』ってこんなお酒
『飛良泉 純米大吟醸1801』は、秋田酒こまちを50%まで磨きあげた純米大吟醸です。
1801は酵母の名をあらわしています。
短冊シリーズとも呼ばれる今回の1本は、コストパフォーマンスの面でのイチオシ。
720mlで1,650円と、純米吟醸クラスのおねだんで買うことができてしまいます。
となると、
「原材料でコストを削減しているのでは?」
と思いませんか?
実は、むしろ逆なんです。
一般的な安い日本酒は、飯米をつかったり、安価な酒米をつかったりと、コストダウンへの企業努力が見てとれます。
ですが、『飛良泉 純米大吟醸1801』は、
これらを使いながらも、純米吟醸クラスの価格に抑えているんです。
つまり、見事なコスパ!
ラベルこそ控えめですが、うちに秘めた努力には熱いものを感じざる得ない1本なんです。
『飛良泉 純米大吟醸1801』を飲んでみた感想
この1本、ちょっとネガティブに聴こえる言葉でまとまります。
“フルーティーさはゼロ、なのに、飲みやすい”
香りは高く、フルーツというよりはお米の明るい部分が出ています。
舌に乗るまでは、水のようにやわらか。
そこから、チリチリとした酸味に、ややコクのある甘みがよく乗ります。
きっと、これが広がりすぎればクドイと感じるにちがいありません。
ところが、この『1801』。
広がりすぎません。
だから、飲みやすい。
華はないけど、実(じつ)がある。
そんな印象の1本でした。
『飛良泉 純米大吟醸1801』の商品情報
- 原料米:秋田酒こまち
- アルコール分:16度
- 精米歩合:50%
- 日本酒度:-1
- 酸度:1.4
まとめ:『飛良泉 純米大吟醸1801』は、華はないけど飲みやすい
手書きのPOPにも書きましたが、オススメするとすれば
“ある程度、日本酒を飲みなれた人”
というのも、やっぱり現代においてフルーティーさは重要です。
メロンのよう、ブドウのよう、バナナのよう。
そんな例えが、特に若い世代に刺さります。
なので、フルーティー以外の日本酒にも出会ってきた人。
いろいろな味わいを試してきた人にこそオススメしたい、伝統を磨いた1本でした。
秋田県内であれば、イオン系列のスーパーにはほぼ置いているはずです。
少なくとも、筆者の生活圏にあるイオンスタイルやマックスバリューでは確実に見かけています。
普段遣いとしてコスパも抜群なので、ぜひ日常の選択肢にいれてみてくださいね。
それでは、今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
※飛良泉ならこちらもオススメ
1、四季折々の表情を見せるFOURSEASONSシリーズ。
2、贅沢をブレンドした『吟´』
3、夏はやっぱり『氷結生酒』