あきたさけ!

秋田に生まれて34年。秋田市のグルメやカフェ、そして地酒の魅力をお伝えします。

【発泡清酒ラシャンテ】の感想・評価:あきたこまちの可能性を見せる、早すぎたスパークリング

こんばんは、さるあみです。

 

脂の強い食材を食べたときって、さっぱりとした味わいのお酒がほしくなりますよね。

ビールなんてもろにそう。

脂を流しこむためにあるんじゃないかと思うほど、ガス感が心地良いですよね。

でも、「ずっとビールだけ飲んでいたい」という人は少数派なのではないでしょうか。

 

というわけで今回は、さっぱりとしたスパークリングの日本酒をご紹介していきます。

ビールでもなく、チューハイでもない。

ハイボールでもなく、シャンパンでもない。

お米だから出せた味わいがそこにあります。

 

どうぞ最後までゆっくりしていってくださいね。

 

 

 

『発泡清酒ラシャンテ』とは?

発泡清酒ラシャンテとは?

『発泡清酒ラシャンテ』とは、鈴木酒造が「あきたこまち」と「奥羽山脈の伏流水」のみで作り上げたスパークリングの日本酒です。

 

ラシャンテが発売されたのは2010年。

秋田の蔵元集団NEXT5が発足したのと同じ年になります。

当時はまだ、発泡性の日本酒はめずらしいものでした。

『発泡性』がオンリーワンの個性になる時代です。

秋田でも他に聞く名はなく、CMの効果もあり、スパークリングの日本酒といえば『ラシャンテ』一択でした。

 

あれから10年。

 

発泡清酒はあちこちに散見され、スパークリングサケとして認知されました。

いま、流行る前から存在していた『ラシャンテ』をどう感じるのか。

次の項でレビューしていきます。

 

『発泡清酒ラシャンテ』の味は?

『ラシャンテ』は、グラスにそそぐと細かな泡と香りがたちます。

フルーツの甘さというよりは、やはり米由来の甘い香りです。

 

口にふくむと泡の細かさが心地よく、なめらかに舌に乗ります。

味わいは、米の甘さのなかにリンゴにある感じ。

それも、熟したリンゴのように酸味の強さがあります。

 

甘くて酸っぱくて、低アルコールで白ワインのよう。

シードルのようでありながらも、甘さはしっかり日本酒です。

あきたこまちがこうなるのか!」と深く感心してしまいます。

 

向き不向きでいえば、やはり女性向け。

がんばった自分へのご褒美におすすめしたい一本でした。

 

『発泡清酒ラシャンテ』の商品情報

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  • 商品名:スパークリング ラシャンテ
  • 原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)
  • 原料米:あきたこまち100%
  • 精米歩合:65%
  • アルコール分:8度

 

『発泡清酒ラシャンテ』は、酒米ではなく食用米である「あきたこまち」をつかった珍しい日本酒です。

感じる甘さは、お米由来のブドウ糖

ガス感や果実をおもわせるフルーティーさも、お米がくれたものです。

『ラシャンテ』にはお米の可能性が詰まっていますね。

 

『ラシャンテ』以外で発泡性の日本酒は?

はじまりはラシャンテかもしれませんが、実は、この10年の間で新しく生まれたスパークリング清酒があります。

それがこちら。

 

天寿酒造『鳥海山スパークリング 純米吟醸

天寿酒造といえば賞の常連であり、秋田でも古くから愛されてきた酒造です。

なかでも『鳥海山スパークリング』はおもしろく、直近のワイングラスでおいしい日本酒アワードでも金賞を受賞しています。

味に格もそなわり、ますます目が離せない一本となりました。

 

www.saruami-sake.work

 

『発泡清酒ラシャンテ』の感想・評価:まとめ

『ラシャンテ』はこんな人におすすめです。

 

  • 食前酒をお探しの人
  • とにかく軽い日本酒が飲みたい人
  • 白ワインやスパークリングワインが好きな人
  • がんばった自分へのプチご褒美に
  • あきたこまちを使った日本酒に興味がある人
  • フルートグラスを持っているけど使いみちに困っている人

 

挙げてみて感じるのは、やはり女性におすすめだということです。

たとえば、宅飲みのとき。

たとえば、一人での晩酌に。

ただ日本酒を用意しては華が欠けます。

ですがラシャンテなら。

ラシャンテなら、まるでシャンパンであるかのような華やかな演出となってくれるはずです。

 

「これ、実は日本酒なんだよ?」

 

そんな会話のタネにするのも楽しいかもしれませんね。

『ラシャンテ』は、日本酒のもつ無骨で男性的なイメージを取っ払ってくれる、きっかけの日本酒になる可能性を秘めています。

ぜひぜひ、飲んでみてくださいね。