こんにちは、さるあみです。
またまた衝撃のニュースが飛び込んできました。
“西武秋田ザ・ガーデン 閉店へ”
秋田駅前はフォンテAKITA。その地階に『ザ・ガーデン自由が丘・西武』はあります。
イトーヨーカドーが撤退し、フォンテAKITAとなったのが2010年12月です。
そこから9年。
『閉店』という決断は、秋田市民にどんな影響を与えるのか。
新聞をみていて目線の違いというものを感じたので、今回は少し記事にしてみます。
もっと詳細に。西武秋田ザ・ガーデンはいつ閉店するの?
ニュースになったのは2019年10月10日のこと。新聞やニュースをみて驚かれた方は多いかと思います。
「いつ?いつよ?」
秋田駅前をよく利用する方からすれば、淡々と告げられる事実に憤りすら感じますよね。
生活圏からスーパーが消える。どうすればいいんだ。
不安な気持ちになったかと思われます。
ただ、ひとまず安心していただきたいのが、
閉店は2021年2月28日だということ。
まだ1年半くらいの猶予があります。
だから今すぐ焦っても疲れてしまいますので、一旦落ちつきましょう。
かくいう私も新聞をみて『は?』となりました。
いろいろと思うところはありますが、それは次の項で触れるとします。
目線が違う。スーパーという集客力を失う秋田駅前への不安。
新聞にはザ・ガーデン利用客の不安の声も書かれていましたが、それ以上に目を引いたのが、
「心配していない」の声でした。
“周辺には西武本館やエリアなかいち食品売場、それに秋田市民市場もある。生活に不便な状況にはならないはずだ”
この意見を述べたのがどちらの方なのかはわかりません。
ただ、目線がきっと高いところにあるのだと思います。
本館にもたしかに食品売場はありますが、ザ・ガーデンに比べれば微々たるもの。
なかいちの食品売場もけっして大きくはなく、ウリは品揃えよりも新鮮さなのではないでしょうか。
さらに秋田市民市場も、いわば生鮮の特化型施設。
業務スーパーは入っていますが、ザ・ガーデンの利用客とは層が違うように思います。
そして、西武本館以外のふたつは、駅からある程度の距離があります。
これは年配の方にはやさしくありません。
ひとつの場所で欲しいものが揃うのがスーパーであって、欲しいものが揃うからスーパーがいいんです。
ホームセンターでゴミ袋を買って、肉屋で肉を買って、八百屋で野菜を買って、市場で魚を買う。
そんなアグレッシブな人、そうはいないはずです。
さらにダメージが大きいと思われるのが、地階のテナントです。
フロアの大半を占めていたザ・ガーデンが抜けることによって、集客力は大きく失われます。
下手をすれば、フォンテAKITA全体に響くのではないでしょうか。
商売のいろはも知らない人間ですので詳しくはわかりませんが、フォンテAKITA内にテナントをもつ方々には少なからず不安はあるかと思います。
まとめ:まだ1年半。もう1年半。
長いと感じるか、あっという間に感じるかは人それぞれです。
普段から利用する方にとってはあっという間の1年半になるでしょうし、利用しない方からすれば長い時間に感じることでしょう。
私は普段からよく秋田駅前に足を運ぶ人間なので、抜け落ちる景色というのは見たくないです。
「昔、ここはね……」
なんて言いたくはありません。
ただ、街を活性化させるには、古きを壊さなければならないのもまた事実。
1日で街は変わりません。
大を成すには、同じだけの大を失うことも必要です。
1年半という期間に意味があるのだとすれば、もしかしたら地階に穴があくことはないのかもしれません。
何かテナントが入ることへの期待。
そして、そのテナントが秋田駅前にとっての希望となってくれることを願います。
ニュー金座街正面にはマンションも建ちます。
そのマンションに住む人たちが生活しやすい環境となることを祈って、今回はこのへんで失礼します。
さるあみでした。