「近くに酒屋はないけど、NEXT5の日本酒が飲みたい」
「辛口の日本酒ってあまり得意じゃないんだよね」
今回の記事は、そんなあなたに向けた記事となります。
こんにちは、さるあみです。
今回ご紹介するのは、NEXT5の一角『春霞』の一本。
それも量販店でも買える『春霞』です。
【春霞 純米酒】
酒のやまや、酒の英雄でも買えてしまいますので、気にいってしまえばリピートのしやすい一本となっています。
価格もリーズナブルで1200円ほどですので、入門酒としてもおすすめです。
1200円という価格で手に入りやすい秋田の地酒は、いったいどんな味わいなのか。
もう少し詳しくみていきましょう。
最後までゆっくりしていってくださいね。
『春霞 純米酒』とは?
『春霞 純米酒』とは、ピンクラベルやひげラベルといった愛称で親しまれている『春霞』の定番酒です。
ピンクラベルというのは、文字の色から。
ひげラベルというのは、ラベルのデザインからきています。
通年販売されており常温でも取り扱い可能なため、買ったあとの保管がしやすいのも特徴です。
『春霞 純米酒』の味は?
『春霞 純米酒』は、ひとことで言ってしまえば『うまい』です。
ひじょーにうまい。
甘く口のなかを広がっていき、酸味を帯びてよく伸びます。
雑味は感じません。
春霞を名乗るのに必要なものだけを残した、または取り出した。そんなイメージです。
緑ラベルの純米吟醸で感じたような強いアルコール感はなく、余韻はしっとり。
使用酵母が記載されていないため定かではありませんが、キレずに伸びる感じから熊本系酵母だと推測します。
甘い辛いでいえばちょうど中間。
中口の味わいで、辛口が好みの方は甘いと感じるかもしれません。
芯のある味わいがゆっくりと消えていくので、最後まで香味を楽しむことができますよ。
これで1200円台なのだから、コストパフォーマンスが見事な一本です。
『春霞 純米酒』の商品情報
『春霞 純米酒』のラベルはシンプルで情報が少ないため、ラベル情報と「どんな人におすすめなのか」についてもふれていきましょう。
☆商品情報
- 原材料:米(国産)、米麹(国産米)
- 精米歩合:60%
- アルコール分:16度
☆こんな人におすすめ
- Next5のお酒を飲んでみたい人
- コスパのいいお酒がほしい人
- 美郷錦でつくったお酒がすきな人
- 辛口のお酒が得意ではない人
コスパという点でいえば、『春霞 純米酒』は群を抜いているといえます。
どのタイミングで飲んでもおいしいお酒ですが、おすすめは『食中酒』として。
毎日の晩酌に寄り添える一本です。
『春霞』で他におすすめ商品は?
『春霞』にはさまざまな種類があり、それぞれに個性があって人気です。
私が飲んだもののなかにも『春霞』がいくつかありますので、そちらをご紹介していきます。
『春霞 純米吟醸 緑ラベル』
酒造好適米である『美郷錦』を、ぜいたくに50%まで磨いた純米吟醸です。
通年のものだけでなく時期によっては『生酒』の販売もあるので、飲み比べてもおもしろい一本となっています。
『春霞 花ラベル 純米新酒』
『春霞』の春の限定酒で、ラベルのデザインがちょっと女性的な一本です。
『春霞 栗ラベル 酒こまち生』
『春霞』の季節限定酒で、使用米は『秋田酒こまち』。
秋と冬にまたがるかのようなデザインが特徴です。
蔵で使用する酒米の6割が『美郷錦』である栗林酒造においては、ちょっとめずらしい一本と言えそうですね。
『春霞 初しぼり生 純米酒』
『初しぼり』という言葉にワクワクするとおり、春霞の新酒です。
この限定感とフレッシュ感が同時に味わえるのは、『初しぼり』ならではですね。
『春霞 純米酒』の感想・評価:まとめ
『春霞 純米酒』をざっくりとまとめてしまうと、このようになります。
- 1200円台で
- 量販店でも買える
- 食中酒にもってこいの
- NEXT5のなかの一本
コスパに関しては散々お伝えしてきたとおりなのですが、特筆すべきはやっぱり味。
スッキリとした後味の辛口酒が多いなかで、凛とした伸びがあるというのは立派な個性です。
辛くはないけど、甘くもなくて飲みやすい。
この味わいは、いつもの晩酌に一石を投じてくれますよ。
財布の痛みが小さくて済むので、まずは一献、試してみてはいかがでしょうか。
※合わせて読みたい