こんばんは、さるあみです。
ふらっと立ち寄ったいとくに、ずらりと並ぶかわいらしいサイズのあまざけ。
サキホコレの文字に魅かれて立ち止まると、その価格に驚きました。
220g:320円。
「おおんっ!?」
ちょっと待ってください。
そもそも相場がわかりません。
高いの、安いの。どっち?
ただ、仮に相場のとおりだったとします。
適正価格だったとしても、高いと感じるのは私だけではないはず。
「これはコスパが悪いのでは……」
というネガティブな感想が、サキホコレのあまざけに対する第一印象でした。
ということは。
ということはです。
私という1人がネガティブなイメージを持ったのなら、50人くらいはいるのではないでしょうか?
同じ感想をもった方が。
なのでこの記事は、そんなあなたに向けた記事となります。
テトラパックサイズのサキホコレのあまざけが、どんな1本で、どんな味わいだったのか。
ぜひ、最後まで読んで楽しんでいってくださいね。
サキホコレのあまざけとは
サキホコレのあまざけとは、
- サキホコレと
- 秋田今野商店の『あめこうじ』をつかって
- 出羽鶴酒造がつくった
- 秋田県内限定販売の
あまざけです。
出羽鶴酒造といえば、酒造の名を冠した『出羽鶴』、それに『やまとしずく』が有名です。
刈穂酒造とあわせて『秋田清酒(株)』と括ることもあり、そちらで覚えている方も多いかもしれません。
覚えているといえば、あなたはこんな日本酒を見た覚えはありませんか?
こちらは、飯米として発売されたばかり頃の『つぶぞろい』を日本酒にしたものなのですが、実は出羽鶴酒造がつくっています。
そのため、私のなかでは
“新しい飯米といえば出羽鶴”
というイメージがあります。
実際、サキホコレをつかった日本酒造りへの参加を募ったところ、応募があったのは35蔵中8蔵のみ。
抽選で3蔵までしぼられたのですが、そのなかには『出羽鶴酒造』の文字がありました。
新しいお米にいち早く取り掛かる。
出羽鶴酒造には、挑戦の気概が感じられるのではないでしょうか。
さて、そんな出羽鶴酒造がつくるあまざけ。
いったいどんな味に仕上がっていたのか。
実際に飲んでみた感想にいっちゃいましょう。
サキホコレのあまざけを飲んでみた感想は?
サキホコレのあまざけの大きなポイントはここにあります。
“割るべきか”
なぜかというと、ラベルの横に注意書きで『お好みに薄めて』と書いてあったからです。
なので、想像するのは濃い味わい。
「薄めるタイプだからこその価格なのだろう」というのが飲む前のイメージでした。
実際に飲んでみると、「やや濃いかな?」くらい。
あと味がスッキリとした、塩気のない味わいです。
実は、この塩気がないというのが意外と重要だったりします。
というのも、よくある大型パックの甘酒を想像してみてください。
ちょっと塩味が効いていませんか?
原材料をみると、ラストを飾るのは『食塩』の文字。
そのため、そのまま飲んでも奥にはしょっぱさがあり、料理につかってもできあがりの塩味が強くなります。
私はよくあまざけをつかって鍋をつくるのですが、食塩入りのものを使うとレシピが崩れます。
わかりやすくしょっぱくなるので、飲むとしても料理に使うのだとしても『食塩』は不要です。
そんな失敗を経験しているためか、この『サキホコレのあまざけ』の純粋な甘さにはホッとします。
単純に、おいしい。
そして、ここが最初にお伝えしたポイントです。
“ストレートでも十分においしいのですが、お湯で割って飲むのもおすすめ”
1:1だとほぼお湯です。
あまざけ2:お湯1だとほんのりあまざけ。
飲みなれていない方はここから始めるのがいいかもしれません。
ただ、理想は3:1。
あまざけが3、お湯が1の割合です。
この場合は、お湯の割合が少ないので温かさはそれほど感じられません。
なので、さらにここからレンジでチン。
30秒ほど温めるのをおすすめします。
冬の疲れには『温かみ』が不可欠です。
ちょこっとあまざけで、ホッとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
サキホコレのあまざけの商品情報
- 原材料名:米麹(秋田県産米)
- 原料米:サキホコレ
- 内容量:220g
- 要冷蔵
○栄養成分表示(100gあたり)
- 熱量:84kcal
- タンパク質:0.9g
- 脂質:0.2g
- 炭水化物:19.7g
- 食塩相当量:0.006g
まとめ:出羽鶴がつくるサキホコレのあまざけ。すっきりとした甘みがやや濃い!
「せっかくサキホコレのあまざけが出たし……」
と思っても、家族で試すには量が心もとなく感じます。
かといって、2本買えば640円。
なかなかに家計を圧迫する価格です。
ただ、ひとりで飲むなら感想はちがってきます。
私が実際に飲んでみて感じたのは、
「このくらいの量でいいな」
でした。
よくよく考えてみれば、そもそもあまざけを飲む習慣がありません。
なので、たまに買っても料理につかうことのほうが多かったのです。
とすれば、もともと量など必要ありません。
このくらいで十分。
少量の湯で割って2杯になれば、ひとりで飲むには十分な量でした。
冬の疲れにホッと一息。
コーヒーやお茶ではなく、飲む点滴で一息いれてみるのもいいのではないでしょうか。
とりあえず私は、空になった容器の写真を撮るわけにもいかないので、もう1本買ってきます。
ごちそうさまでした。