「ちょっと甘めの日本酒が飲みたい」
「日本酒の辛さが苦手なんだけど、私にも飲めるものってある?」
この記事は、そんなあなたの悩みを解決してくれます。
こんにちは、さるあみです。
あなたには、有名無名関係なしにイチオシしたい蔵元ってありますか?
私はあります。
【佐藤酒造店】
出羽の冨士をかもすことで有名な、秋田県は矢島町の酒造です。
今回は、そんな佐藤酒造店から香り豊かで甘口な日本酒をご紹介します。
その名も、
女性におすすめな素直な甘口となっていて、その素直さは男性でも飲みやすく感じます。
この記事では、
- 『AKITA雪国酵母』とは
- 味のレビュー
- 商品情報
- 出羽の冨士で他におすすめな1本
上記の順でふれていきます。
これから日本酒を始めたい女性にとって必見の記事となりますので、ぜひぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、いってみましょう。
- まず『AKITA雪国酵母仕込』ってどういうこと?
- 【出羽の冨士 純米吟醸 AKITA雪国酵母仕込】の味は?
- 【出羽の冨士 純米吟醸 AKITA雪国酵母仕込】の商品情報
- 【出羽の冨士】で他におすすめの1本は?
- 【出羽の冨士 純米吟醸 AKITA雪国酵母仕込】の感想・評価:まとめ
まず『AKITA雪国酵母仕込』ってどういうこと?
【出羽の冨士 純米吟醸 AKITA雪国酵母仕込】の名前をみて、最初、こんなふうに思いませんでしたか?
「長い」
ぶっちゃけ私がそう思いました。
グーグル検索で表示されるブログタイトルの文字数は32文字。それ以降は『……』で表示されてしまいます。
そのため、『【】』も含めると、名前だけで20文字を占めてしまうんです。
「いっそ削るか……」
とも思ったのですが、AKITA雪国酵母はこの日本酒を占める重要なポジション。
外せない要因なんです。
日本酒の香りの表現でよく使われる言葉に、「フレッシュ」「フルーティー」などがあります。
そんな“果物のような香り”を生んでいる要因のひとつが『酵母』です。
特に『AKITA雪国酵母』は、リンゴのような香りを長く維持してくれる酵母として重用されています。
※ここからは豆知識となるので、「そこまではいいかな……」という方はスクロール推奨です。
AKITA雪国酵母が生まれた背景には、高品質な日本酒を“高品質なまま”海外へ届けたいという想いがありました。
海外で日本酒を楽しんでもらうためには、当たり前ですが輸出しなければなりません。
ですが、海を越え、山を越え、空を越えともなれば、品質の維持はどうしてもむずかしい。
特に香味。
香りが劣化してしまえば、口をつける前から大きなビハインドを背負うことになります。
この、“日本酒にとって好ましくない香り(オフフレーバー)”の発生を抑えるのはどうしたらいいのか。
常温でもフレッシュさをキープする方法はないのか。
「それならば、そういう酵母をつくろう」
こうして、輸出の問題を解決するために生まれた酵母。
これこそが『AKITA雪国酵母』だったんです。
そのため、主観にはなりますが、『AKITA雪国酵母』でつくった日本酒は香りが華やか。
香りがなくならないように感じます。
実際、私はラベルに『AKITA雪国酵母』と書いてあると、それだけで香りに期待をしてしまいます。
そんな『AKITA雪国酵母』をつかった出羽の冨士がいったいどんな味わいだったのか。
次の項でみていきましょう。
【出羽の冨士 純米吟醸 AKITA雪国酵母仕込】の味は?
【出羽の富士 純米吟醸 AKITA雪国酵母仕込】の味わいをひとことで表すとこうなります。
“しっかり甘くて、しっかり濃厚。食後酒にもオススメな素直な甘口”
どうみても二言です。
香りはリンゴのようなフレッシュさがあり、強め。
フルーティーで軽快な味わいを想像させます。
ところがどっこい。
ところがどっこいです。
口にふくむとあら不思議。
しっかり甘くて、しっかり濃厚なんです。
フルーティーというよりはジューシー!
唇にふれてから喉を通りすぎるまで、さわやかに甘いです。
久しぶりに素直な甘口に出会った気がします。
とはいえ、甘口といっても0~-3度ほどです。
わざとつくった劇的に甘い日本酒ではなく、あくまでも『甘口の日本酒』に落ちついています。
”甘口側でバランスのとれた日本酒”といえそうですね。
飲むタイミングとしては、食前酒やウェルカムドリンクとして。
または、食後酒として楽しまれるのがオススメですよ。
【出羽の冨士 純米吟醸 AKITA雪国酵母仕込】の商品情報
日本酒度なのですが、±0と書いているサイトもあれば-3と書いているサイトもありましたので、両方書いておきました。
【出羽の冨士】で他におすすめの1本は?
出羽の冨士といえば、どうしてもおすすめしたいお酒が2本あります。
どちらも共通点は『安心感』。
毎日の晩酌に適した1本です。
『家に買えるとこれがある』
このホッとする感覚を、あなたにも味わってもらえればと思います。
\生貯蔵酒だよ/
【出羽の冨士 純米吟醸 AKITA雪国酵母仕込】の感想・評価:まとめ
最後にもう一度、味わいをひとこと(二言)で表しておきます。
“しっかり甘くて、しっかり濃厚。食後酒にもオススメな素直な甘口”
伝統的なボトルの佇まいから、女性的な味わいをかもしだす魅力的な1本です。
AKITA雪国酵母らしい香りを楽しみながら、“常温よりは冷やして”飲んでみてください。
いつもの夜がほんの少しだけ明るくなりますよ。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございます。
よい晩酌を。