あきたさけ!

秋田に生まれて35年。秋田市のカフェ、地酒、お得な情報をお届けします。

【大納川天花 純米吟醸夏酒(生詰め原酒)】の感想・レビュー:ロックで飲みたい白麹仕込。

大納川天花 純米吟醸夏酒(生詰め原酒)の感想・レビュー

ポイです。……ポイです。



こんばんは、さるあみです。

 

一目でわかる夏が届きました。

大納川天花シリーズの夏酒『金魚ラベル』。

正直、天花シリーズのなかでいちばん可愛らしいデザインだと思います(異論は認めます)

 

とはいえ、デザインは手に取るきっかけ。

気になるのは味わいですよね。

 

筆者が実際に買って飲んでみましたので、どんなお酒なのかを含めてお伝えしていきますね。

それでは、いってみましょう。

 

 

『大納川天花 純米吟醸夏酒(生詰め原酒)』ってこんなお酒

『大納川天花 純米吟醸夏酒(生詰め原酒)』の大きなポイントはこちら。

 

  • 白麹を使った1本
  • 日本酒度:-10
  • 酸度:1.9

 

白麹をつかった日本酒で有名なものとして、新政酒造の『亜麻猫』や秋田清酒の『刈穂ホワイトラベル』がありますよね。

いずれも共通するのは『酸味』。

レモンにも近い、クエン酸由来の酸っぱさが楽しめることで有名です。

 

今回紹介していく天花の夏酒もそう。

白麹で仕込むことにより、クエン酸のもつ鮮やかな酸っぱさを引き出しています。

 

ただ、天花の場合は日本酒度がかなり低いんです。

その数値-10。

日本酒度は、0を基準にマイナスなほど甘くなるとされていて、-6以下が大甘口に分類されます。

なので、-10は相当な甘口。

おなじ時期に発売される『春霞 湧き水ラベル』にも匹敵する甘みが期待できます。

 

そして、3つ目のポイント『酸度1.9』。

これがおもしろいんです。

 

さっき、「白麹で仕込んでいるからクエン酸がすごい」というお話をしました。

なので酸についてはすでに触れているんです。

それでもあえて酸度に触れる理由。

それは『高い』からではありません。

実は、『低い』んです。

 

一般的な日本酒の酸度としてみれば『1.9』という数値は高いほう。

むしろ、それ(酸度)を売りにできる数値です。

ですが、白麹を使っているとなれば話は変わってきます。

 

たとえば『刈穂』。

『ホワイトラベル』の酸度は4.2を数えます。

さらに、『飛良泉』の『鵠(はくちょう)』は5.2と、聞いたこともない数値を記録しています。

『鵠(はくちょう)』はリンゴ酸も含むので、ちょっと反則ですけどね(笑)

 

といったように、白麹を使った日本酒って酸度がべらぼうに高いんです。

それなのに、大納川天花の酸度は『1.9』。

一般的な日本酒よりも少し高いくらいに落ちついています。

おもしろいですよね。

 

だからこそ、どんな味わいなのかが気になります。

ここからは味の感想に移っていきましょう。

 

『大納川天花 純米吟醸夏酒(生詰め原酒)』を飲んでみて

手書きのPOPにも書きましたが、

 

“甘酸っぱ苦く、そして濃い!”

 

白麹ゆえの強烈な酸味に身構えたのですが、これが意外にも飲みやすいです。

甘みのおかげでしょうか。

本来ならばクドいくらいの甘みが、酸っぱさと合わさっていい塩梅になっています。

ただ、唾液は止まりません(笑)

 

そして、これは人によるかもしれません。

ひとくち、ふたくちくらいならまったく気にならないのですが、飲み続けていると苦みが重なっていきます。

余韻として強く残るので、好みが分かれそうです。

 

おすすめの飲み方は、断然ロック!

加水で味わいが開いていくのはもちろんですが、何より冷たさが増します。

冷蔵庫だけではできない温度が、たまらない口当たりを生むのでおすすめです。

 

さらに、ロックでおもしろいのが、『薄まることで増すフルーティーさ』にあります。

例えるのなら、南国。

パイナップルのようなフルーティーさとでも言いましょうか。

明るいジューシーさが感じられるので、ぜひ試してみてください。

 

『大納川天花 純米吟醸夏酒(生詰め原酒)』の商品情報

 

まとめ:ラベルがホントに素敵な、ロックで飲みたい白麹仕込

ラベルの概要欄を読んでみると、「今期初めて使用した白麹が~」とあります。

なので、来年も使うかはわかりません。

少なくとも、去年の夏酒とはまったく違うものが今年です。

つまり何が言いたいかって、

 

“今年の酒は、今年のうちに”

 

『今ここ』にある日本酒を全力で楽しんでくださいね。

 

それでは、今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

※日本酒選びに迷ったらこちらもオススメですよ

 

www.saruami-sake.work