「いつかの景品でワイングラスをもらったけど使いみちがない」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
こんばんは、さるあみです。
今回ご紹介するのは、香りの高い1本。
千歳盛酒造【チトセザカリ純米吟醸:桃色】です。
よく冷やしてからワイングラスに注ぐと、グラスのふちに香りがたまります。
その香りは、フルーティーという言葉がよく似合う華やかさ。
男性はもちろん、女性にもおすすめな1本です。
ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね。
- 『チトセザカリ純米吟醸:桃色』とは?
- 『チトセザカリ純米吟醸:桃色』の味は?
- 『チトセザカリ純米吟醸:桃色』のインスタグラムでの口コミは?
- 『チトセザカリ純米吟醸:桃色』の商品情報
- 『チトセザカリ純米吟醸:桃色』以外でおすすめの商品は?
- 『チトセザカリ純米吟醸:桃色』の感想・評価:まとめ
『チトセザカリ純米吟醸:桃色』とは?
『チトセザカリ純米吟醸:桃色』とは、鹿角市にある『千歳盛酒造』でつくられている日本酒です。
千歳盛酒造の強みは、酒づくりに適した土地であることにあります。
なぜなら、鹿角市は秋田のなかでもっとも寒い地域として知られているからです。
さらに、仕込蔵が半地下になっているため、年間とおしてクーラー無しでの低温管理が可能であることが挙げられます。
杜氏をつとめるのは、工藤功一氏。
氏の肩書きはすさまじく、全国きき酒選手権においてチャンピオンの実績をもちます。
そんな氏が、みずからの理想を形にした1本こそが『チトセザカリ』シリーズです。
なかでも『桃色』は、その第1陣。
『美郷錦』と『秋田美桜酵母』をかけあわせた、香り豊かな純米吟醸です。
『チトセザカリ純米吟醸:桃色』の味は?
『チトセザカリ純米吟醸:桃色』は、口のすぼまったグラスがよく似合います。
甘酸っぱい香りだけれども、甘みが6、酸味が4といった感じ。
とにかく好みです。
ずっと嗅いでいたいくらいで、口に運ぶまでの時間が長くなります。
味わいは、舌でつぶしたときの広がり方がもはやマスカット。
さらに、奥からはイチゴのようなフレッシュさが顔を出します。
喩えがどうしても果物になってしまうほどフルーティーです。
フルーツの盛り合わせと『チトセザカリ』が並んで置いてあれば、迷いなく私は『チトセザカリ』のほうを選びます。
心からうまいです。
本当に、好きです。
『チトセザカリ純米吟醸:桃色』のインスタグラムでの口コミは?
個人的にイチオシの1本なのですが、他の方はどのように感じたのでしょうか。
インスタグラムの口コミをまとめたので、参考にしてみてください。
- なかなかパンチのある飲みごたえ
- 甘みと酸のバランス
- しっかりぶんわりちょいピリと、日本酒の王道をいく感じ
- まろやかながらしっかりとした味わい
- 燗で旨み風味が増し、酸味がまろやかに
- 可憐な甘さと酸の調和具合が佐藤錦のよう
- 香りは甘酸っぱいイチゴのような香り
美郷錦でつくったお酒はよくイチゴで例えることが多いのですが、『佐藤錦』に例えるのははじめて見ました。
さくらんぼのよう。
ということはやっぱり、『酸味のあるフルーティーさ』がイメージされますね。
そして、気になった感想がもうひとつ。
冷やして飲む印象の強かった『桃色』ですが、燗で楽しんでいる方もいらっしゃいますね。
これは盲点で、先入観といってもいいかもしれません。
純米吟醸=冷やして飲むもの。
そのイメージを捨てることで、季節問わず楽しめる1本になりそうですね。
『チトセザカリ純米吟醸:桃色』の商品情報
千歳盛酒造にとって、美郷錦と秋田美桜酵母の組み合わせは初の試みです。
公式サイトにも『渾身のお酒』と書かれていますが、飲んだ側もそれを感じるほど。
これからへの期待がこもる1本と言えそうですね。
『チトセザカリ純米吟醸:桃色』以外でおすすめの商品は?
チトセザカリには実はもうひとつ、『青いラベル』のものがあるんです。
桃色と同時に発売されたものなのですが、まったく違う味わいで、しっかりとした辛口に仕上がっています。
好みによって選べるのも、チトセザカリの強みですね。
『チトセザカリ純米吟醸:桃色』の感想・評価:まとめ
千歳盛酒造は、後継者が見つからなかったため、一度は存続が危ぶまれた酒造です。
「半兵衛」で有名なドリームリンクが事業を継ぎ、工藤功一氏を迎えることで再スタートしました。
そこからの『試行錯誤』は、想像を絶するものだったのではないかと考えます。
ドリームリンクは居酒屋チェーンとして有名な会社であり、日本酒づくりで名を馳せた会社ではありません。
工藤功一氏もそう。
全国きき酒選手権のチャンピオンとはいえ、あくまで飲む側の人です。
ですが、一社と一人が出会うことで、『チトセザカリ』を生むほどの化学反応を起こしました。
『チトセザカリ』は、『渾身』に偽りなくすばらしいお酒です。
もっともっと知名度を上げて、より多くの人に飲んでいただきたい。
そんな、心より応援したくなる日本酒でした。
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