こんにちは、さるあみです。
アゴラ広場横の大屋根下を通る人は、みんなちょっと早足。
立ち止まることもせずに、ちょっとデコボコした地面を歩きます。
そのままの勢いでみんなが歩くから、ニュー金座街前の通りはいつも混雑していますよね。
タクシーやトラックがいつも窮屈そうにしています。
そしてみんな、そのままの勢いで『一乃穂』前の交差点まで歩いていくんです。
だから、今回ご紹介するお店はスルーされがち。
『むげん茶房』
立ち止まった人だけが立ち寄れる、喧騒の外にある和の甘味処です。
この記事を読むことで、通り過ぎるだけだったあのお店が輝いてみえます。
ちょっと立ち止まることで、心に余裕が生まれます。
ちょっと立ち寄ることで、座ってお茶を楽しむ時間がたまらなくなります。
実は、私がもろにそう感じました。
この感動をあなたにも届けたい。
最後までゆっくりしていってくださいね。
むげん茶房の場所は?
冒頭にて登場した目印は3つ。
- アゴラ広場横の大屋根下
- ニュー金座街
- 一乃穂
アゴラ広場横の大屋根下とは、フォンテと西武デパートに挟まれたタイル敷きの通路のことをいいます。
バッグのモリタ、公営駐車場への入口、茜屋珈琲店、金萬なんかが並んでいるので、目印にしてみてください。
ニュー金座街とは、いわば飲み屋街です。
大屋根下の入口にあるファミリーマートが目印で、ダイニング集、串揚げの紀伊国屋、イタリア酒場のアーティチョークなどが並んでいます。
一乃穂とは、秋田米を黒豆といっしょに焼き上げたシンプルなおかき。『しとぎ豆がき』を生んだお店です。
交差点に面しているので人通りが多く、人とすれちがうために店舗の前を通ったこともあるのではないでしょうか。
今回ご紹介する『むげん茶房』は、『一乃穂』のとなりにあります。
むげん茶房のおすすめメニューは?
むげん茶房といえば、お茶。それも抹茶がおすすめです。
「えー、抹茶って苦いでしょ」
「なんか老後って感じがする」
なんて、若い人が飲むものではないイメージがありますが、そんなことはありません。
こちらをご覧ください。
ずどん。
濃厚で苦みのある抹茶に、北海道ソフトクリームがこれでもかの乗った逸品です。
ガムシロップもついてきますが、おすすめはやっぱり“何もかけない”。
そのままの苦みと甘み、そして、混ざったときのバランスを楽しむのが最高です。
そしてもうひとつ。
THE・正統派。
ガッツリ抹茶です。
ぐうの音も出ない苦みを、泡がまろやかにしてくれます。
ミニ白玉あんみつもちょうどいい量で、小豆の甘みと抹茶の相性がバツグン。
ふたつが合わさることでホッとする時間を生んでくれます。
その『ホッとする時間』こそが『むげん茶房』いちばんの肝になるんです。
おいしいものを食べているのではなく、おいしい時間を過ごしている。
ゆっくりと飲む時間が心に沁みる。
この感覚こそが、『和』の甘味処ならでは感想なのではないでしょうか。
むげん茶房の営業時間は?
むげん茶房の営業時間は、
【11:00~19:00】
ラストオーダーは18:30となっています。
定休日は、第2・第4火曜日。
火曜が祝日の場合は水曜がお休みとなります。
まとめ:『和』って、やすらぎ
最後に、むげん茶房の住所や電話番号などをまとめておきましょう。
都会と比べれば混雑のない秋田駅前ですが、歩く人のペースは早いです。
仕事や学業、待ち合わせ、買い物。
みんな目的があって来ているので、途中で立ち止まることはしません。
ですが、ちょっと立ち止まって見渡してみてください。
そこにうまいがあります。
そして、そのうまいには“力”があります。
暑さで汗をかいても、寒さにふるえても、扉の向こうにはおだやかな時間が待っています。
ぜひ一度、立ち止まってみてくださいね。
それでは今回はこのへんで。
さるあみでした。
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