あきたさけ!

秋田に生まれて34年。秋田市のグルメやカフェ、そして地酒の魅力をお伝えします。

ババヘラアイスって何味?意外と知らないババヘラ知識がこれだ!

ババヘラアイスって何味?意外と知らないババヘラ知識がこれだ

ババヘラってなんでババヘラっていうの?」

ババヘラってたまーに食べるけど、結局のところ何味なんだろう」

 

本記事では、そんなあなたの疑問を解決していきます。

 

こんにちは、さるあみです。

 

秋田名物といえば、

 

  • 八森ハタハタ
  • 男鹿で男鹿ブリコ
  • 能代春慶
  • 桧山納豆
  • 大館曲げわっぱ
  • ハイー
  • キタカサッサー
  • コイサッサー
  • コイナー

 

なんかが有名ですよね。

 

けど、忘れてはいませんか?

季節限定。秋田の夏の名物といえばこれです、これ。

 

炎天下の道端に。

屋外イベントの出入り口に。

カラフルなパラソルと頬かむりのおばあちゃんが目印のあのアイス。

 

ババヘラアイス】

 

鮮やかなピンクと薄めの黄色が美しい、秋田の夏の風物詩です。

 

この記事では、ババヘラアイスの由来はもちろん、味にもふれていきます。

私も知らなかったのですが、ババヘラを名乗れるのは……なんて情報もあります。

意外と知らなかった事実が隠れていますので、ぜひぜひチェックしてみてくださいね。

それでは、いってみましょう。

 

 

ババヘラアイスはなんでババヘラっていうの?

ババヘラの由来は、中年以上の女性『ババ』が金属製の『ヘラ』でアイスをコーンに盛るところからきています。

ババの特徴として、服装が『頬かむり』に『長袖のシャツ』というのが一般的ですよね。

これは、当時の時代背景が影響しています。

 

ババヘラが生まれたのは1950年ころのこと。

当時、ババヘラを売るために雇った人員は、大半が農家の女性でした。

農業のできない時期を農閑期というのですが、農閑期の副業としてババヘラアイスを販売する女性が多かったようです。

そのため、『頬かむり』と『長袖のシャツ』はあくまでも農作業の服装。

ババヘラの制服というわけではありませんでした。

 

とはいえ、いまやババといえば『頬かむり』と『長袖シャツ』が当たり前。

炎天下の外仕事に適した服装なので、奇しくも理にかなった制服といえそうですね。

 

ババヘラアイスって何種類あるの?

ババヘラの由来がわかったところで、今度はこんな疑問が出てきます。

 

「俺が食べたババヘラ……微妙に名前がちがった気がする」

 

あちこちで見かけるババヘラですが、実はメーカーがバラバラ。

ババヘラアイス』を名乗れるのはたったの1社だけなんです。

そのため、近いけどちょっと違う名前をつかったメーカーもちらほら。

 

ここでは、大きいところで3社ほどご紹介しておきます。

 

1、進藤冷菓【ババヘラ

2002年に商標登録を行い、唯一『ババヘラ』を名乗ることのできるメーカーです。

「ということは、進藤冷菓が元祖?」

と思われたかもしれませんが、実はNO。

あくまでも商標登録を最初に行ったメーカーであり、『元祖』はまた別のメーカーになります。

 

「え、なんかそれって……」

 

私も調べていて訝しむ部分がありました。

「それって『元祖』からしたらおもしろくないでしょ」と。

ただ、調べていくうちに、こんな背景があることを知りました。

 

商標登録のきっかけは、ロッテからの問い合わせ。

ババヘラ味のガム』をつくるにあたって、名称の使用許可をもらおうとしたことがきっかけでした。

この時点ではまだどのメーカーも『ババヘラ』を商標登録しておらず、『ババヘラ』は誰のものでもありません。

 

ですが、もし大手メーカーが商標登録してしまったら……。

 

そうなると、秋田の名物でありながら、地元のメーカーが『ババヘラ』の名前をつかえなくなってしまいます。

「それだけは避けないと」

この危機感。

この危機感こそが、進藤冷菓に商標登録をさせたきっかけでした。

 

2、児玉冷菓【ババさんアイス】

児玉冷菓は、ババヘラの『元祖』です。

1948年の創設したアイスキャンディー屋が、今日のババヘラを生んだとされています。

先の事情により『ババヘラ』と名乗ることはできませんが、『元祖』であることは名称にしっかりと刻まれています。

実は、『ババさんアイス』の正式名称は、

 

ババヘラアイス発祥の地 ババさんアイス 元祖 児玉冷菓】

 

発祥の地であること、元祖であることがキチッと明記されているのが特徴です。

 

『ババさんアイス』という名前には、販売員であるおばあさんたちへの親しみが込められています。

かつては、『ババ』と呼ばれるのを嫌った販売員もおり、トラブルの原因でもありました。

 

今でこそ受け入れられていますが、ババヘラとは、あくまでも消費者から生まれた俗称。

みずから名乗るものではなかったんです。

 

そんな『ババ』という言葉に“やさしさ”と“親しみ”をもたせたのが『元祖』。

『ババさんアイス』でした。

 

3、杉重冷菓【ババヘラアイスパラソル】

上記の2つに比べると少しだけ知名度が低いのが、杉重冷菓の『ババヘラアイスパラソル』です。

商標登録は2011年(平成23年)と最近ですが、アイスクリームの路上販売は昭和40年代から行っています。

わかめやしじみなど海産物の販売もしており、一事業にとどまっていないのが特徴です。

 

正直にいわせていただくと、

「うまいことやったな~」というのが感想です。

 

ババヘラアイスパラソル】という名称。

略せば『ババヘラ』です。

誰もが略す。

まちがいなく略します。

これなら『ババヘラ』を名乗らずとも消費者が勝手に呼んでくれる強みがありますよね。

 

ババヘラ名称:補足

身も蓋もないことをいってしまえば、

 

「ぜんぶババヘラです」

 

名称の事情を知っている人などほとんどいません。

そのため、かつては『ババヘラ』以外のものを『ババヘラの偽物』と見る人もいました。

もしかしたら、消費者から生まれた俗称を商標登録したことにより、快く思わないメーカーもあったかもしれません。

 

ですが現在。

進藤冷菓以外のメーカーも、『ババヘラアイス』の名をつかった広告を流すようになりました。

商標のルールがすこし変わってきているようです。

ですので、『パクリだ!』などといわずに、地元メーカーの動向を温かく見守っていただけるとうれしいです。

 

まして、販売員のおばあさんたちはそんな事情など知りません。

事情など気にせずに、炎天下のなかでがんばるおばあさんを労いながら、そこにあるアイスを楽しんでくださいね。

 

ババヘラアイスって何味?

ババヘラっていろんな名前があるけど……を解決したところで、ここからは味についてふれていきます。

 

ババヘラといえば、鮮やかなピンクと黄色のアイスが特徴です。

 

ピンクはイチゴ味。

黄色はバナナ味。

なのですが、注目したいのはあのシャリシャリ食感です。

 

ソフトクリームとはもちろん別物ですし、アイスクリームというには少しシャリシャリ感が強い。

かき氷かといわれれば、そこまでシャリシャリしていない。

そんな『ババヘラだけのシャリシャリ感』は、いったいどうやって生んでいるのでしょうか。

 

これは進藤冷菓に限った話なのですが、シャリシャリ感を出すための驚きの方法がありました。

その方法とは、

 

“金属バットで突く”

 

アイスクリームの空気を抜くことであのシャリシャリ感が生まれるのですが、金属バットの重みが最適だったそう。

ほかの道具では金属バットに及ばなかったとのことで、金属バットも副業をする時代になりました。

 ※2012年の情報なので、現在もおなじ方法をとられているかは不明です

 

となると、他のメーカーはどうやってあのシャリシャリ感を出しているのか。

そこには独自の方法がありそうです。

各メーカーの食べ比べをしてみるのも秋田の夏の楽しみかもしれませんね。

 

イチゴ・バナナ以外のフレーバーは?

ピンクと黄色のアイスを花のように盛る『ババヘラ』がいちばん有名ですが、実はそれ以外にもいくつかフレーバーがあります。

今回は、手持ちの写真から2つご紹介します。

 

ソーダ味(大森山動物園)

シンプルなコーンに、鮮やかな青が映えるソーダ味。

晴天の空によく似合う、夏らしい1本です。

 

ソーダ&レモン味(雲昌寺)

あじさい寺とも呼ばれるお寺の入口で出会ったのが、この異色のババヘラ

あじさいをイメージした色づかいは、梅雨の時期にもよく映えます。

とはいえ、大森山のソーダ味と色味は大差なく、大きな違いはコーンの色です。

なかなか見かけない組み合わせなので限定感がありますね。

 

ババヘラアイスを贈りたい。通販はできる?

ババヘラアイスは通販できます。

 

夏の秋田銘菓。

秋田の夏の風物詩ともなれば、贈り物にしたいですよね。

 

  • 秋田を離れた友に
  • 県外の親戚に
  • お世話になったあの人に

 

お中元や内祝いなど、さまざまな使い方があるかと思います。

 

今回は、どのようなカタチで売られていて、どんなセットなのかを少し紹介します。

 

ババヘラキャンデー&カップセット(3,380円)

ババヘラ・キャンデー&カップセット 【産地直送】進藤冷菓 代引き発送可能! 着日指定は7日後以降で承ります

価格:3,380円
(2020/6/7 13:10時点)
感想(1件)

内容は、

 

3,380を13で割ると260。

アイスひとつあたり260円となりますので、路上で買うのと差はありません。

「シェアしやすい」のと「こぼれにくい」のもうれしいですね。

 

ババヘラアイス タッパー1個&キャンデーセット(3,380円)

ババヘラアイスタッパーアイス1個&キャンデーセット 【産地直送】進藤冷菓 代引き発送可能! 着日指定は7日後以降で承ります

価格:3,380円
(2020/6/7 13:22時点)
感想(17件)

 内容は、

  • タッパー:1個(1000ml/約7個分)
  • キャンデー:7本
  • コーン:5個
  • ヘラ:1本

 

自宅でババヘラが盛れるのはうれしいけど、あいつにだって盛りたくない日はあるはず。

そんな気遣いができるあなたには、すぐに食べられるキャンデーもついたセットがオススメです。

 

ババヘラアイス タッパー2個セット(3,380円)

ババヘラアイス タッパー2個セット 【産地直送】 進藤冷菓 代引き発送可能! 着日指定は7日後以降で承ります

価格:3,380円
(2020/6/7 13:29時点)
感想(50件)

内容は、

  • タッパー:2個
  • ヘラ:1本
  • コーン:10本

 

口コミの数が50件と、いちばん多いのが特徴のセットです。

ババヘラを食べるだけでなく、つくるのを楽しめるのもうれしいところ。

お子さんの多い家庭へのプレゼントにいかがでしょうか。

 

ババヘラアイスって何味?意外と知らないババヘラ知識がこれだ!まとめ

秋田の夏の風物詩といえばババヘラ

知名度も人気も高く、販売員の年齢が高いのもババヘラです。

 

ババヘラはもう、なくしてはいけない秋田の伝統です。

 

炎天下の下でがんばる『ババ』のことを気遣いながら、私たちも全力で楽しみましょう。

 

それでは、今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。