あきたさけ!

秋田に生まれて35年。秋田市のカフェ、地酒、お得な情報をお届けします。

熱燗がおすすめな秋田の日本酒5選。簡単な燗の方法もあるよ!

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こんばんは、さるあみです。

 

寒い日が続くと熱燗が恋しくなりますよね。

キンキンに冷えたグラスよりも、湯気立つ徳利。

見ているだけでも暖がとれるというものです。

 

特に、鍋の日なんかがいい。

 

熱々の食べ物に熱々の飲み物。最高です。

 

というわけで今回は、秋田の日本酒のなかでも熱燗向けの1本を紹介していきます。

ぜんぶで5本紹介しますので、ぜひ冬の酒選びの参考にしてくださいね。

それでは、いってみましょう。

 

 

日本酒の温度とお手軽な燗のやり方

まずサクサクッと、日本酒の温度による呼び方をおさらいしておきましょう。

日本酒の燗には5℃おきに名称があります。

 

  • 30℃~【日向燗】
  • 35℃~【人肌燗】
  • 40℃~【ぬる燗】
  • 45℃~【上燗】
  • 50℃~【熱燗】
  • 55℃~【飛びきり燗】

 

つまり、よく言われている『熱燗』とは50℃~55℃までの状態のみを指す言葉になります。

とはいえ、これは覚えても損はありませんが、忘れても損のない知識です。

だって、大抵の居酒屋さんには『熱燗』としかありませんし、自宅で楽しむのなら細かいことは気にしたくありませんしね。

きき酒師のいるお店であれば、尋ねればいいだけです。

 

「おすすめの温度ってありますか?」

 

と。

なので、覚えておきたい方はスクショを。

それ以外の方は「へぇ~」程度に残しておいてください。

 

そして、燗の方法。

燗となると湯煎のイメージが強いですよね。

でも、自宅で湯煎は面倒です。

それが『自宅で熱燗』を遠ざけている要因と言えるかもしれません。

 

なので、ここもゆるっとやってしまいましょう。

 

【レンジ燗】

 

電子レンジでチンするだけの方法です。

1合(180ml)の場合、

 

  • 熱燗【約60秒】
  • ぬる燗【約50秒】

※いずれも500Wのレンジ使用

 

レンジ対応の容器が必要となりますが、形にこだわりがなければ湯呑み、マグカップで温めることもできます。

詳細や注意点はこちらをご覧ください。

 

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燗で飲みたい秋田の日本酒5選

ではでは、前置きが長くなりましたが、おすすめの5本を紹介していきます。

 

天の戸 精撰 純米酒(浅舞酒造)

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まずはこの1本。

実は、秋田県内限定販売という噂もあります。

『天の戸 精撰 純米酒

この1本を語る上でぜったいに外せないのが『コスパ』です。

 

なんと、720ml:770円(税抜き)。

 

味わいは、この価格にしては見事としか言えません。

ですが、驚きは燗にしてさらに増すんです。

“この価格にしては”という枕詞が吹き飛びます。

 

 

レビュー記事はこちら。

 

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天の戸 純米吟醸 五風十雨(浅舞酒造)

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2本目も天の戸から。

『五風十雨』は、精米歩合50%の純米吟醸

つまり、純米大吟醸クラスのポテンシャルを秘めた1本です。

 

色味はややコハク色で、落ちついた味わい。

熟成感が燗でうまみとなり、『燗のためのお酒』なのだと感じさせます。

この油分を錯覚するほどのまろやかさは、一飲の価値あり。

 

“コクのある燗酒”

 

というジャンルをつくるのなら、まず先に挙げたくなる日本酒です。

 

ちなみにですが、筆者は常温でもうまいと感じました。

季節問わず楽しみたい1本ですよ。

 

 

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うまからまんさく 特別純米酒(日の丸醸造

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3本目は、まんさくの花で有名な日の丸醸造さんから。

 

この1本、控えめにいって『化け物』です。

なぜなら、どの温度帯でもうまい。

いつ、どのタイミングで飲んでもおいしいからです。

 

辛さのなかにうまみがあるので、軽すぎない舌ざわり。

しかも、過度に磨いたわけではないのに雑味がありません。

 

“うまから”

 

「まさに!」と言いたくなる1本です。

 

 

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両関 純米酒 裏銀紋(両関酒造)

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4本目は、あの『花邑』で有名な両関酒造から。

 

「両関といえば『花邑』『翠玉』でしょ。わかってないな~」

 

という声が聴こえてきそうですが、ここはあえて『銀紋』の『裏』バージョンをオススメさせていただきます。

なぜなら、シンプルに燗でうまいからです。

 

裏銀紋にはアッサンブラージュという技法が使われています。

アッサンブラージュとは、ブレンドの意。

3種のお米が記載されているので、これをお米のブレンドと捉えるか。

あるいは、“3種のお酒をブレンドした”という意味なのかは定かではありません。

 

ただひとつだけ言えることがあります。

 

それは、使われたお米が飯米だということ。

そして、それが味わいに見事に反映されているということです。

 

(どうみても2つ言ってます)

 

特に、燗で飲むと香りによく表れます。

炊いたお米感。

『華やかさ』や『爽やかさ』とはいっさい無縁。

ですが、そのかわりに『安心感』を得た、食卓が似合う1本です。

 

 

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雪の茅舎 山廃本醸造(齋彌酒造店)

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5本目は、2021年の暮れに出会った奇跡の1本。

「結局、こういうのでいいんだよ」が、この1本に集約されています。

 

難しく考える必要のない味わい。

720ml:1,100円という高いコスパ

燗で大化けするうまみ。

 

日本酒に『挑戦』というジャンルが生まれ、さまざまな試みがあふれる昨今。

ただシンプルに、伝統の刃を研ぎ続けた1本がここにあります。

 

正直にいって盲点でした。

『あきたさけ!』をやっていなければ、ぜったいに買うことはなかったはず。

季節限定、数量限定を追いかけていた頃では、ぜったいに気づけなかった1本です。

静かな暮れに、出会いがありました。

 

 

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筆者のイチオシはこちらの1本

さて、ここまで5本の日本酒を紹介してきましたが、1本選ぶとなれば難航します。

なぜなら、絞って絞って絞っての5本だからです。

ですが、あえて選ぶのなら。

あえて選ぶのであれば、私はこれを選びます。

 

特別純米酒 うまからまんさく”

 

もうね、これは万能選手です。

燗で良し、冷やで良し、常温でも良し。

1年通して飽きることのない純米酒です。

 

「やっぱり燗じゃないとダメだな、このお酒」

 

なんて、ぜったいになりません。

生きていれば燗じゃない気分の日だってあるはずです。

特別純米酒 うまからまんさく』は、そんなときもあなたの気持ちに応えてくれる1本です。

 

熱燗がおすすめな秋田の日本酒5選:まとめ

ここまでいかがだったでしょうか。

燗向けということもあり、華のあるデザインの日本酒はなかったかもしれません。

ですが、質実剛健

燗向けの酒には、飲んでわかるうまさがあります。

コスパにすぐれたお酒も多いので、ぜひ難しく考えずに検討してくださいね。

 

寒い日が続いています。

どうかお身体に気をつけて、温かい夜を過ごしてくださいね。

 

それでは、今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

※日本酒選びに迷ったら

 

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