こんばんは、さるあみです。
青色の小瓶で2種類の販売となった『天の戸 いちほづみ』。
どちらもアルコール分10%と、いま流行りの低アルコールで仕込まれています。
デザインはほぼいっしょ。
とはいえ、日本酒とスパークリングです。
舌ざわりの違いはもちろん、アルコールの感じ方も変わってくるに違いありません。
- 飲みやすさ
- 味わい
スパークリングが持つ軽快なイメージは、“そのままそう感じるもの”だったのか。
今回は、スパークリングのほうにスポットライトをあてていきたいと思います。
先にこちらの記事を読んでおくともっと楽しめますので、ぜひこちらもご覧ください。
それでは、いってみましょう。
『天の戸 いちほづみ スパークリング』を飲んでみた!
まず、グラスに注いでみて感じたのは、強めのにごり。
そして、踊り踊る泡です。
口に含んでみると、甘さが退くほどのシュワシュワ感!
おもわず、「こんなに!?」とのけ反るほどでした。
今まで飲んできた『活性』や『スパークリング清酒』のなかでも、炭酸の感じ方はトップクラス。
ちいさな瓶のなかに、おおきな可能性が秘められています。
ただ、飲みやすさで言えば不思議なもので……
“スパークリングじゃないほうが飲みやすいです”
というのも、いちほづみの持つ特性なのか、それとも若い酒ゆえなのか。
味わいには、気になるだけの青さがあります。
クセと言ってもいいかもしれません。
その『青いクセ』が、スパークリングのほうは『押し上げて』くるんです。
ガス感でよりクセを感じやすくなっています。
なのでスパークリングは、
“飲めない人はいないと思うけど、好みが分かれる”
そんな印象を受けました。
個人的には、スパークリングは苦手な味わい。
通常の『いちほづみ』のほうが、引っかかるものなく飲める素敵な1本でした。
『天の戸 いちほづみ スパークリング』の商品情報
『いちほづみ』のスペックは、『通常品』『スパークリング』共通です。
- 使用米:一穂積
- 精米歩合:40%
- 日本酒度:-23
- 酸度:1.7
数値でみれば『超甘口』の酸高め。
精米歩合は、出品酒にも匹敵するぜいたくさを抱えています。
まとめ:『天の戸 いちほづみ スパークリング』は、甘みが退く大人のシュワシュワ
最後に、それぞれがどんな人にオススメかまとめてみますね。
☆スパークリングはこんな人にオススメ
- 白ワインが好きな方
- シャンパン、スパークリングワインを好む方
- 濃いめの肉料理に
☆いちほづみはこんな人にオススメ
- 女性の方
- 日本酒初心者の方
- 甘口が好みの方
- 食後酒を探している方
といった感じです。
-23という低い日本酒度にかまえてしまうかもしれませんが、軽やかな飲み口がクドく感じさせません。
なので、
「めっちゃ甘そう……」
という先入観を捨てて、ぜひ試してみてくださいね。
それでは、今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
※日本酒選びに迷ったらこちらもどうぞ