あきたさけ!

秋田に生まれて35年。秋田市のカフェ、地酒、お得な情報をお届けします。

【天の戸 美稲】の評価・口コミ:これが秋田の純米。食中酒だ。

【天の戸 美稲】の評価・口コミ:これが秋田の純米。食中酒だ。

こんばんは、さるあみです。

 

秋田の酒飲みなら、秋田の純米、とりわけ食中酒としてまず思い浮かべるのではないでしょうか。

『天の戸 美稲(うましね)』。

 

コスパの『吟泉』。

辛さの『醇辛』

 

などと並んで陳列されていることが多く、『天の戸』ブランドの定番として根強い人気を誇る1本です。

 

実は私も、『美稲』のファンのひとり。

近所の居酒屋にいったときはかならず飲む1本です。

 

とはいえ、いま時代はコロナ禍にあります。

居酒屋にも行けておりません。

私にとって『美稲』は、遠ざかりつつある日本酒になりました。

 

というわけで今回は、『天の戸 美稲』を家に招いてレビューしていきたいと思います。

 

どこにでも売っているし、知名度も申し分ない秋田の地酒です。

ただ、スーパーの酒担当者時代に感じたのは、そこがネックになっていたということ。

定番すぎて、日々入れかわる季節限定品の陰に隠れてしまっていました。

 

なので、今一度スポットライトを。

 

それでは、いってみましょう。

 

 

『天の戸 美稲』ってどんな日本酒?

『天の戸 美稲』は、横手市の浅舞酒造がつくる『特別純米酒』です。

 

浅舞酒造といえば、“原料はすべて蔵から5キロ以内のもの”を使うことで有名です。

いわばまさに地産地消

『地酒』であることを最大限に意識された酒造といえます。

 

そんな浅舞酒造において、『天の戸 美稲』はまさに代表銘柄。

The・天の戸。

This is 浅舞酒造と呼べるほど、蔵のカタチをした純米酒となります。

 

『天の戸 美稲』の特徴は、醇酒に分類される米のコクです。

食中酒として強いうまみを持ちます。

秋田の食中酒といえば、まず最初に挙げる方も多いのではないでしょうか。

 

実際、フルネットが2年に1度のサイクルで発行する『地酒人気銘柄ランキング』では、2003~2004年版の純米酒部門で全国4位に輝いています。

 

「なんだ、昔じゃないか」

 

と思われたかもしれません。

たしかに、コク深い味わいが流行ったのは過去のこと。

フルーティーさや酸。新規ユーザーを意識した今とは流行がちがいます。

 

ですが、こちらをご覧ください。

 

『天の戸 美稲』のインスタグラムでの口コミ

インスタグラムの口コミにはこのようにありました。

 

  • 始めて飲んだ時から忘れられないお酒
  • このお酒がきっかけで、日本酒にどっぷりハマるようになった
  • 思い出の酒。日本酒の美味さに目覚めるキッカケになった酒

 

これはいわば、日本酒好きを生んだ1本。

過去に飲んだ『美稲』が、今もつづく日本酒ファンを生んでいます。

 

ですので『美稲』を、過去に評価された日本酒と侮るなかれ。

今までもこれからも、“流行を跳ねのける秋田の旨口”として輝きつづけるにちがいありません。

 

せっかくなので、他の口コミもいくつか抜粋させていただきますね。

 

  • ネーミングと勾玉のマークに魅かれたお酒
  • 後から米の旨みを感じる純米酒なので、食中酒に向いてる感じ
  • しっかり冷やして良し
  • 秋田のお酒はどれもうまいが、もしかしたら一番好きなのはこれかも

 

SNSなので、ポジティブな意見が大半を占めるのは当然といえば当然です。

ですが、なかにはネガティブな意見もありました。

 

  • 苦手な山廃のような味が多少

 

やはりコクの強さと酸があわさると、好みは分かれます。

特に、フルーティーさや軽快さを求める方にはあまりオススメはできません。

 

というわけで、ここからは私の感想です。

過去に飲んだものを思い出しながら、今飲んでいるものの感想をお伝えしていきますね。

 

『天の戸 美稲』を飲んでみた感想は?

まず一瞬、感じたのは「あれ?」という感覚でした。

いつか飲んだ『美稲』とは、酸の強さと熟成感がちがうように感じたからです。

 

「こんなにクセあったかな」

 

というのが、口当たりで覚えた感想でした。

 

酒の色はしっかりとした山吹色をしています。

琥珀色といってもいいかもしれません。

 

味わいには、深みのある枯れた甘みとうまみ。

とにかくコク。

コクにやわらかさがあります。

「辛い!」という辛さはありません。

奥深いうまみがスッキリと消えていく旨口です。

 

「ああ、純米酒ってこうだよなあ」

 

なんて、なんだか懐かしさを覚えます。

 

ちなみに、熱燗にしてみると枯れ感がおだやかに。

しっとりとした甘みが堪能できるので、個人的にはオススメです。

抜群の飲みやすさになりますよ。

 

『天の戸 美稲』の商品情報

  • 原料米:吟の精・美山錦
  • 精米歩合:55%
  • 日本酒度:+2.6
  • 酸度:1.5
  • アルコール分:15.7度

 

〇参考価格

 

720ml:1,450円

1.8L:2,700円

 

いずれも税別です。

 

まとめ:これが秋田の純米。食中酒だ。

いつか飲んだ『美稲』とのイメージのちがいは、熱燗にしたら吹き飛びました。

ただうまかった。

 

今日は前日との寒暖差がはげしい日で、夜の寒さがこたえます。

そんな日は、熱燗がいい。すごくいいです。

芯から温まります。

しっとりとした甘みにほっと一息。

秋田の酒飲みにはたまらない夜が近づいています。

 

春は常温。

夏は冷やして。

秋、冬はのんびりと熱燗で。

 

『天の戸 美稲』が通年商品である理由がよくわかりますね。

 

あなたは、いつ飲まれますか?

 

それでは今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

浅舞酒造 特別純米酒 天の戸 美稲 720ml

価格:1,595円
(2021/10/17 00:14時点)
感想(2件)