こんばんは、さるあみです。
新聞を賑わせ、ニュースで輝き、ビール好きを走らせた『サキホコレ』の地ビール。
買いにいったらすでに売り切れだったという人も多いのではないでしょうか。
実は私も、発売当日に買いにいきました。
夕方のことです。
アンテナショップなら確実かと思い足を運んだのですが、買えたのは4種のうちの半分。
『あくら』と『田沢湖ビール』のみでした。
「どうせなら全種類……」
なんて贅沢はいいません。
むしろ幸運。
買えたことに感謝しなければなりません。
だって、こうして記事にできるんです。
サキホコレを使った今回の企画が“今年限りではない”と信じることで、この記事が書けます。
“『あくらビール サキホコレ ブリュットIPA』のレビュー”
「どんな味だったのかな」という興味に応えていきますので、最後まで楽しんでいってくださいね。
それでは、いってみましょう。
- 『あくらビール サキホコレ ブリュットIPA』はどんな地ビール?
- 『あくらビール サキホコレ ブリュットIPA』の感想は?
- あくらビールで他におすすめな1本は?
- まとめ:あくらのサキホコレはブリュットIPA。ドライで爽やかな口当たり。
『あくらビール サキホコレ ブリュットIPA』はどんな地ビール?
『あくらビール サキホコレ ブリュットIPA』は、情報のない地ビールです。
というのも、ニュースや新聞に掲載されたのは1本ではなく4本。
4種まとめての掲載だったからです。
そのため、1本に対する説明はほんのわずか。
グーグル検索をしても、『サキホコレのビールが4社から』というカタチの記事が大半を占めています。
『あくらビール サキホコレ ブリュットIPA』についての情報も、ラベルから得られるものしかありません。
秋田米の最上位品種『サキホコレ』を約15%使用したビールです。
ドライで爽やかな口当たりのブリュットIPAスタイル。横手産IBUKIホップやアメリカ産ホップのフルーティーなアロマが咲き誇る極上の一杯をどうぞ。
※ラベルより引用
ということで、情報よりも味にふれていきましょう。
『あくらビール サキホコレ ブリュットIPA』の感想は?
まず驚かされたのが、ホップのフルーティーな香りです。
強い。
香りが明るくて、スパイシーさを感じます。
米由来のフルーティーさもあり、『昇る』というよりは『弾ける』印象。
アロマと呼ぶにふさわしくて、色気すら覚えます。
そして、味わい!
田沢湖ビールのサキホコレよりも、苦みが穏やか。
どこか水っぽさを感じます。
これは、舌に残る水のような柔らかさがそう感じさせるのかもしれません。
穏やかな苦みと水のような柔らかさ。
合わさることで、苦みが驚きの飲みやすさに仕上がっています。
全体でみると、田沢湖ビールのサキホコレよりもやさしい味わい。
誰が飲んでも「飲みやすい」と答えるであろう軽やかさがありました。
ただそれだけに、個性は弱いかもしれません。
「これがサキホコレをつかったビールか!!」
と強く印象に残るのは、田沢湖ビールのほうでした。
あくらビールで他におすすめな1本は?
とはいえ、あくらビールの良さは定番商品にあります。
特に2021年、世界一の栄冠を勝ち取った『あきたこまちIPL』の味わいには度肝を抜かれました。
個性的で、しっかりうまい。
毎日飲みたいあくらビールをひとつ挙げろと言われれば、私は迷わず『あきたこまちIPL』を選びます。
それくらい、クラフトビールのおもしろさがふんだんに詰まった1本です。
詳しくはこちら。
まとめ:あくらのサキホコレはブリュットIPA。ドライで爽やかな口当たり。
たぶん、クラフトビールが好きな方なら今回の企画にこう思ったのではないでしょうか。
「これだからクラフトビールはやめられない」
楽しいんですよね、クラフトビールって。
「とりあえず生」を頼んでいたころよりも、ずっと一杯目が充実しているのに気づかされます。
乾杯のビールではなく、味わうためのビール。
脂を流すためのビールではなく、舌を満たすためのビール。
いつの間にか、ビールに対する価値観が変わっていました。
あなたもきっとそうなのではないでしょうか。
秋田はクラフトビールも充実しています。
この機会にぜひ、楽しんでみてくださいね。
それでは、今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
※田沢湖ビール『秋田のお米エール サキホコレ』のレビューはこちら